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都営地下鉄線内の優等種別の運行本数が今春のダイヤ改正を機に削減されることとなりました。
都営地下鉄各線と日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正の概要が今日発表され、2月26日に実施される浅草線のダイヤ改正ではエアポート快特、3月12日に実施される新宿線のダイヤ改正では急行の運転本数がそれぞれ削減され、ともに日中時間帯において現在の20分ヘッドから1時間あたり1~2本に削減、削減分を各駅停車に格下げすることで1時間当たりの本数が変わらないこともあり、エアポート快特ならびに急行が通過する各駅からの利便性向上が図られることにもなっています。
エアポート快特は羽田・成田両空港への速達列車という位置づけがあり、新宿線の急行も現在は笹塚折り返しが主体ながらも、かつては京王線と直通して橋本まで1つの急行として運行された時期もあったことを考えると、年々中間駅への利便性を無視できなくなってきていることも削減の背景にあるだけに、都営地下鉄線内における優等列車のあり方も見直しの時期に突入したのは間違いなさそうです。