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新1000形のステンレス車も2022年にデビューから15年を迎えました。
京急初のステンレス車として2007年3月にデビューして以来、旧1000形や2000形、800形といった経年の高い車両を置き換えるために毎年大量導入が続けられたこともあり、2014年度には京急車両で久々に200両の大台に乗せ、2015年度には先頭車の貫通扉を中央に移した1800番台が登場、さらに2017年度からはアルミ車同様の塗装を施すようにもなり、2020年度からは1890番台と呼ばれる京急初となるL/C座席を採用した編成も加わるなど、アルミ車よりもバラエティに富む形態となって今日まで増備を続けてきました。
2021年度には1890番台の増備に伴い、1500形のチョッパ車にも廃車が発生した一方、省エネ車両導入の一環として今後も新1000形のステンレス車を増備していく方針が示されていますが、初期に導入された編成が既に15年の節目を迎えているだけに、ゆくゆくはアルミ車と同様に増備と機器更新が並行する時期が到来するのかもしれません。