東急電鉄車両のVVVFインバータ制御車両への統一がついに完了の時を迎えました。
東急電鉄におけるVVVF車の導入は1986年に導入された写真の9000系を皮切りに本格的に進められ、1000系以降の各系列にも波及して東急各線へと活躍の場を広げていった一方、40年近くにわたって田園都市線の主力車両として君臨してきた8500系が1月25日に実施された8637Fの長津田工場への廃車回送をもって引退を迎えた結果、世田谷線用や事業用車両も含め、東急電鉄が保有する車両のVVVFインバータ制御車への統一が完了を迎えたものです。
2000系導入と3000系導入の間に7年ものブランクが生じていたことなどもあって、9000系デビューから37年もの歳月を要するという長い道のりとなりましたが、9000系も8500系の引退で東急での最古参系列となったことに加え、今春の運賃改定の後には置き換えが計画されているだけに、初期のVVVF車も少しずつ置き換えの時期が到来していくこととなりそうです。
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