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2005年07月12日

モズレー、ハイテク導入提案でチームに歩み寄りか?

マックス・モズレーFIA会長、F1分裂危機回避を目指して、回生ブレーキシステムの導入を提案。「モズレーは、トヨタのプリウスのような環境に配慮した車で利用されているエネルギー保持システムの導入について、複数の自動車メーカーと話し合っている」

モズレー、新テクノロジー導入で対立の終結をはかる
Mosley banks on new technology to end conflict :Guardian
F1に突然平和が訪れるのではという期待が高まった。これは、FIA会長のマックス・モズレーが11日、主な自動車マニュファクチャラーに対して、オーバーテイクを補助するためにターボ・ブースターのように機能する技術を提案したためである。

モズレーは、トヨタのプリウスのような環境に配慮した車で利用されているエネルギー保持システムの導入について、複数の自動車メーカーと話し合っている。このシステムは、ガソリンエンジンと電気モーターの利点を組み合わせたもの。

特に、モズレーはF1デザイナーに回生ブレーキシステムを採用するよう勧めている。これは、強いブレーキングで発生する熱をバッテリーに貯蔵して、約5秒間瞬間的に余分の60馬力を出すもの。これにより、オーバーテイクのチャンスが増え、レースがさらにおもしろくなる。ターボは1988年まで使用されていたが、それ以降規約変更によって禁止された。

この原理は、マクラーレンの最高経営責任者であるマーティン・ホイットマーシュを魅了している。彼はこれを興味深い提案であると認めており「ぜひ取り組みたい技術的課題だ。本当に張り切って取り掛かりたい」と語っている。

モズレーは、世界中のファン93,000人によるアンケートを受けて、このアイデアに夢中になっている。自動車メーカーとの相談から、F1がハイテクの要因をもつことの重要性が示されていた。しかしFIA会長は、このような進歩は、単にそれだけのための巧妙なエンジニアリングであるよりも、直接ロードカーに関連すべきであると考えている。

モズレーは「このコンセプトに対して、自動車メーカーから熱狂的な反応がある」とモズレーは言う。「われわれは、隠れたテクノロジーを重要視することをやめたいと考えている。そしてこれは直接的な関連性がある。」

今週初めに、マクラーレンの代表、ロン・デニスと、レッドブル・レーシングのスポーティング・ディレクター、クリスチャン・ホーナーが、FIAのモナコ本部にモズレーを訪問する予定になっていたことから、今回の新事実が明らかになった。

先月のアメリカGP騒動により、ミシュランと契約している7チームがFIA世界モータースポーツ評議会で査問されたが、その政治的反発を解消するために14日に会談が行われるものと見られている。

インディアナポリスでのレースをスタートしなかったチームと、棄権の原因になったタイヤのメーカーであるミシュランに対して不満を抱くファンの訴訟が、大きな不安材料になりつつある。特に、ミシュランが、レースを可能にしたはずのシケイン設置を許可しなかったとしてFIAを告訴することを考慮しているという噂を考慮すれば、不安は高まる一方である。

11日、ミシュランのコメントは得られなかった。これから先は平穏な日々が待っていると確信してデニスとホーナーがモナコから戻ってくる、そして残っている熱い論争は、車の白熱したブレーキディスクからモズレーの提案するエネルギー保持システムへと流れていくと考えたい。

デイヴィッド・クルサードは、F1ドライバーに、夏休みを遅らせてモズレーに会うよう要請している。彼らは主に安全性の問題を話し合うために8月1日カンヌでの会議に招待されている。

「会議にはできるだけ大勢のドライバーに出席してもらいたい」とクルサードは言う。「他のドライバーを説得するチャンスはなかったが、今週呼びかけて、誰が出席するか回答したい。」


markzu at 22:15│Comments(7)FIA 

この記事へのトラックバック

1. F1もハイブリッド?  [ 246log ]   2005年07月13日 10:47
回生システムって、電池やコンデンサなのでしょうか?それともゼンマイ? Nifty...

コメント

1. Posted by ケィ   2005年07月13日 12:15
またまた、もずじい、わけのわからん、思いつきのたわごとならべて、なんとか批判をもやの中に隠蔽しようと、あがいておるわ....
とりあえず、リセット、リセット、TC E/Gキルスイッチにはふれんようにしてっと....
もずじい、のバイアスかかった原案からだったら、いつまでかかっても、あるぬ〜レシングスクールだっちゅうの....
やるの、でもいいけんど、やつはタイヤルールの犠牲者だから彼の名前は出したくないっつうの....
2. Posted by ケィ   2005年07月13日 12:16
もずじい、断頭台にかからんだけ、彼の場合はお幸せ....
議会だ、議会だ、革命議会だ、レギュレーション決定議会の開設だ....
現役・引退レーサー、車体設計者、車体製造者、チーム代表、各チームメカニック代表、タイヤやさん、ブレーキ屋さん、各サーキット代表、各オーガナイザー、各国のJAF相当団体代表....etc...etc....
みんなでよってたかって、言いたい放題言わせてみろ....
彼らにかかったら、もずじい、ずぶのしろうとさん....
いまのF1マシーンは、もともと、バランスを崩した不自然な産物....第一、タイヤホイールが13インチなんてあほなことがあるかよ....
3. Posted by ケィ   2005年07月13日 12:22
ぶらぼー、いまだぜ、コレクタースイッチ....
おべんちゃら使って、八方美人している場合じゃないでしょうが....
4. Posted by mlv   2005年07月14日 21:06
● ハイブッリッド方式オーバーテイクシステム(その1)

来年のレギュレーションのたたき台どころか、組織のあり方自体が問われている今、本当にこうした、とても来年のレギュレーションに組み込まれるとは思えないハイテク装置で議論が巻き起こっているのか信憑性が怪しいです。なんか、経済雑誌のこれからのモータスポーツにおける技術記事みたいだ。まぁ、政治的な香りがあまりしないし、技術的には興味深いので考察してみました。

5. Posted by mlv   2005年07月14日 21:17
● ハイブッリッド方式オーバーテイクシステム(その2)

まず、この方式が導入されるにしても実践投入されるまでには少なくとも3年はかかると思います。

ブレーキで発生した熱エネルギーを電気に変換してバッテリーで貯蔵する事自体は、そう難しくないと思います。バッテリー容量に一定の制限を加える必要がありそうなことをのぞけば、装置の重量増加の問題は技術的な進化で解消していきそうな気もします。
6. Posted by mlv   2005年07月14日 21:25
● ハイブッリッド方式オーバーテイクシステム(その3)

問題は、バッテリーに蓄積したエネルギーを駆動エネルギーに変換する側がどうなるのかです。議案では、数秒を限度にオーバーテイクボタンのように使用することを想定していますが、以前のオーバーテイクボタンがレースのココぞという時に使用したのに対して、上記の方式ではレース中のかなりどこでも何回でも繰り返し使えることになってしまいます。一般乗用車への応用技術としてはいつでもどこでもが目標となって当然でしょう。
7. Posted by mlv   2005年07月14日 21:29
● ハイブッリッド方式オーバーテイクシステム(その4)

そうなると、ここぞというのがないので、ほとんどのドライバーが装置の出来不出来の違いはあれ、使えるときはどんどん使うことになるので思惑通りオーバーテイクが増えるのか怪しいです。

また、完全にエネルギーの発生源が電気系のシステムを既存の駆動系の補助装置として持ち込む時に本来禁止されたはずのトラクションコントロールシステムがグレーゾーンになってくるような気もします。

市販車への応用技術としては、ガソリンがこれだけ高騰している世の中、エコカーへの注目が過去にも増して集まっているわけで F1 もなんとかその注目をみずからの発展と寄与にフィードバックしたいという姿勢は評価できます。
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