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2006年03月28日

ダニエレ・オーデット「スーパーアグリの目標は、今年中にトップ10に入ることだ」

シーズン半ばまでにはミッドランドと争う力をつけ、最終的にミッドランドに勝つ、、、ためには新車のできしだいですね、楽しみです。

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スーパーアグリ、2006年中にトップ10入りを目指す
Super Aguri target top ten in 2006: The Official Foremula 1 Website
スーパーアグリのチーム・マネージャー、ダニエレ・オーデットが "Formula1.com" の独占インタビューに答え、新チームの初のF1シーズン開幕2戦の状況を語った。

2005年の半ば頃、謎めいた11番目のチームの噂がパドックを駆け巡り始めた。シーズンの終わりには、元ドライバー鈴木亜久里がその背後にいることが判明した。しかし2006年の参戦リストが発表されたとき、スーパーアグリの名前はリストになかった。しかし、舞台裏での激しい交渉を経て、彼らは奇跡のように参戦リストに再登場しただけではなく、バーレーンのグリッドにも現れた。彼らは4年前のアロウズのシャシーを使っているかもしれないが、すでにスーパーアグリはその成果で多くの人を驚かせている。F1のベテランで、フェラーリ、アロウズ、ルノーなど輝かしい経歴を持っているオーデットがチームのこれまでの進歩を説明する・・・

Q:追加参戦に関してはやや不安がありましたね。その理由は何だったのでしょう?
DA:鈴木亜久里が2006年FIA F1チャンピオンシップにチームを参戦させるという発表をしてから、FIAの参戦申請締切までほとんど時間がなかったのだが、必要な保証金を用意するまでに時間が必要だった。しかし、我々は承認が遅れても資金調達を進め、チームは目的のために休みなく働いた。

Q:新チームを立ち上げて運営するという実際面には終わりがありません。最初は人員、物流、設備などが足りなかったわけですが、もう克服しましたか?
DA:スーパーアグリF1チームの重要な管理職についているスタッフは全員、以前F1やルマンなどいろいろな計画で働いた経験がある。すでに大勢の技術スタッフにアプローチをしており、定期的に連絡をとっていた。亜久里がわたしと契約したあとは、すべてをまとめることは比較的簡単だった。みんなこれまでに一緒に働いたことがあったので、お互いに慣れるという段階をとばして、レースの準備をするという仕事に専念することができた。これは大きなボーナスだった。我々はリーフィールド・テクニカル・ファシリティに本部を置いており、この英国のモータースポーツ地域が非常に協力的であることは有名だ。何でも非常に短期間で手に入れることができる

Q:チームのサイズは?
DA:現在従業員は90人以上いる。そしてリーフィールドにはホンダから14人の専従スタッフが来ている。そして日本のホンダからも強力なサポートを得ている。

Q:ホンダのサポートはどれくらい強力なのですか? そしてどの分野へのサポートなのでしょう?
DA:エンジン供給のほか、ホンダは電子機器、ソフトウェア、エンジニアリング・サポートで貢献してくれている。あらゆる面でチームの進歩にとってかけがえのない存在だ。亜久里は長年に渡ってホンダといい関係にあり、ホンダは日本と米国の他のレーシング・カテゴリーでも亜久里のチームを支援している。

Q:ペースの面で、いつになれば他チームとの差を縮められると思いますか? 現時点では、その差は5〜8秒くらいあります。
DA:シーズン半ばまでにはミッドランドと争いたいね。我々の目標は、2006年中にトップ10に入ることだ。

Q:チームを組み立てているこの初期段階で、経験のないセカンド・ドライバーを選んだ理由は?
DA:我々は元日本人のF1ドライバーが率い、日本のスポンサー、日本のドライバーを持っている日本チームだ。井出有治は日本ではモータースポーツのキャリアで名声を得ており、この時期にF1のキャリアを積むチャンスをオファーしてもよいだろうと考えた。

Q:日本では期待が高まっていることでしょうね。その期待に応えられると思いますか?
DA:我々は初の純日本チームなので、日本からの応援はすごいものがある。亜久里、琢磨、有治にはそれぞれ熱狂的なファンがいて、開幕2戦のGPでもスーパーアグリF1チームの旗が振られていたように、熱心に応援してくれているようだ。

Q:チームの独特なロゴには意味があるのですか、それとも単なる装飾なんですか?
DA:チームのロゴは、3つの要素を象徴している。ひとつ目は「S」−あらゆるチームに挑戦して、ドライバーはサーキットの完璧なレーシングラインを見つけなければならない。ふたつ目は「火(炎)」−すべてを圧倒する力と能力。三つ目は「手裏剣」−忍者の投げる星型の武器。これはスピード、力、正確さを意味している。

Q:スーパーアグリのスポンサーは全て日本企業です。彼らの期待は?
DA:我々は現時点では初の純日本チームだ。今年は我々がグリッドに並んでいることで日本全体が喜ぶと思う。最初から、今年は競争力がないとはっきり言っている。亜久里がこのチームを立ち上げてからわずか100日しか経っていないのに、バーレーンの開幕戦に間に合ったんだ。我々にとって2006年のF1シーズンでレースすること自体が成果であり、これまでのところみんながこの見方に同意していると思う。

Q:あなたはしばらくパドックから遠ざかっていましたが、アロウズ時代から変わったものはありますか?
DA:過去2年間はルノーで働いていたし、アロウズ時代は、偉大な人物やエンジニアがいるプロ意識が高く技術的に革新的な優勝チームに在籍していたという非常によい思い出がある。これは非常に素晴らしい経験だった。唯一の大きな違いは、マニュファクチャラーのサポートがなかったことだけだね!


markzu at 07:34│Comments(3)スーパーアグリ 

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ダニエル・オーデットが2006年の目標はトップ10がターゲットだと語っている。(Formula1.com) そのインタビューに依れば、既に人員は100人を超えているようだ(ホンダのサポートを含む)。

コメント

1. Posted by 陸巡   2006年03月28日 09:03
日本チームねぇ…。
「日本代表」みたいな気分ならA1GPへどうぞ、だなぁ。実際の現場はどうだか分からないけど、F1の世界は端からみてると「国」の臭いはしない気がします。
無論、各GPでは地元チームの応援が一番盛大なので完全否定する気はないのですが…ここまで強調しなくても…。
まぁ、応援はしてます。折角エントリー出来たのだから、どんどん上を目指して欲しいです。
3. Posted by このコメントは削除されました   2006年03月28日 16:26
このコメントは削除されました
4. Posted by markzu   2006年03月29日 03:08
mlvさん、
僕のは拙速な和訳ですがこれからもよろしくお願いします。
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