NASCAR、トヨタ絡みのスキャンダル by マイク・ローレンス
NASCAR: Pitpass
数人のアメリカの読者のおかげで、デイトナ500に先立つ大きなスキャンダルに注目するようになった。そのスキャンダルとは、マイケル・ウォルトリップ・レーシングが参戦させたトヨタ・カムリで違法な燃料添加物が見つかったことである。
数人のアメリカの読者のおかげで、デイトナ500に先立つ大きなスキャンダルに注目するようになった。そのスキャンダルとは、マイケル・ウォルトリップ・レーシングが参戦させたトヨタ・カムリで違法な燃料添加物が見つかったことである。
トヨタチームの不正があると、なぜかわたしが興味を持つと思われるようだ。PitpassはいつもはNASCARをカバーしていないが、トヨタと不正は間違いなく我々の注目を引く。今後の参考のために言えば、次に純粋な喜びにたやすくひたれるように、我々は今回のような場合は堅苦しい表情をすることになっている。
最も重要なネクステルカップ・シリーズにトヨタが参戦するのは初めてのことであり、デイトナ500はカレンダーにおける最も有名なNASCARレースであるだけでなく、世界で最も偉大なレースのひとつである。フェラーリ365/4 GRBは正式に「デイトナ」と命名されたことはないが、世間がデイトナを尊敬したからこそ定着したニックネームなのだ。
ウォルトリップのチームのメンバー数人がNASCARから排除されている。そして前例のない10万ドルの罰金が科され、ドライバーとチームオーナーの合計ポイントから100ポイントが差し引かれた。ウォルトリップが頑張ったとしても、シーズン半ばにやっとゼロになるくらいだろう。これは新しい冒険を始めるのに最高の方法とは言えない。
わたしがここで強調しなければならないのは、マイケル・ウォルトリップ・レーシングは、トヨタ・カムリを参戦させる唯一のチームではないことである。トヨタはマシンと技術協力を提供しているが、それはシボレー、ダッジ、フォードがしていることと全く同じである。NASCARでは厳密な意味でのワークスチームはいないが、自動車メーカーが深く関与している。デトロイトの自動車メーカーがNASCARに関与していないと発表したときでさえ、彼らは深く関わっていた。どのような工場にも裏口があるものだ。
これを書いている時点で、今回の不正はマイケル・ウォルトリップ・レーシング内に限られたもので、トヨタ自体が関与しているという噂ではないことを強調しておきたい。
もうひとつ言わなければならない。トヨタ・カムリは、ネクステルカップの参戦マシンのなかで、実際に米国内で製造されている唯一のマシンなのだ。フォード・フュージョンはメキシコで、シボレーとダッジのモデルはカナダで製造されている。我々は英国で少なくともシボレーを買うことができるが、大宇(デーウー)と呼ばれており韓国で製造されている。"Took my Daewoo to the levy but the levy was dry" <訳注:Don McLeanの歌 American Pieの替え歌、文末に動画> やっぱりあまりうまくいかないな。
ウォルトリップは150マイルの予選出走を認められ、彼はデイトナ500に参戦して30位でフィニッシュした。NASCARの古参関係者は、ウォルトリップのレース結果は抹消されるべきだという意見を表明していた。この件に関するわたしの意見は重要ではないが、新しいマニュファクチャラーがシリーズに参戦したのでなかったら、このような処分が下されただろうか疑問に思う。
問題の燃料サンプルは分析のためにNASCAR研究所に送られており、運営組織がその結果をいずれ発表するだろう。通信員の何人かは、NASCARのオフィシャルは不思議なことにこの件を特に取り上げていないが、処分がすべてを物語っていると指摘している。この添加物としてエーテルからロケット燃料までありとあらゆるものが取りざたされており、噂はエスカレートしている。
添加物の出所が発見されれば面白いことになるだろう。わたしは読者のことを知らないが、このあたりでは性能改善添加物をストックしているようなアクセサリー・ショップはない。ただし、あなたがSTPやWynnの広告を信じているなら別だが。この添加剤は別の場所から来たのだろう。マイケル・ウォルトリップ・レーシングに供給している巨大なリソースを持つHeaven forefendの工場が近くにない限り、おそらく誰かが買ったもので、レシートもあるはずだ。
すべては不透明だ。一部の情報筋によると、問題はインレット・マニフォールドであり、これは没収されているという。報道は混乱しているが、明らかにマニフォールドに違法の添加物が発見されており、おそらくマニフォールド自体も違法なのかもしれない。マイケル・ウォルトリップはマニフォールドを軽視していたが、彼は本当にそうしたのか、そうではなかったのか? 単純な疑問として、誰がこのマニフォールドを作ったのだろう。誰かが作ったのだ。ファクトリーから供給されたマシンには、マニフォールドはついていないのだから。
ウォルトリップは、困惑した無実の人のようにふるまっている。彼は「マニフォールドが没収されてみんなが噂するようになったのでマニフォールドを変えた」というようなことを発言したようだ。幹部の排除、10万ドルの罰金、ポイントの減点以外、何も問題ない。「心配することはないよ」
ウォルトリップのレースマシンは参戦が認められなかったので、彼はチームのスペアマシンで予選に出走した。報道によると、彼のマシンはフリー走行が終わった時点でデイトナ500の本戦を走り終わったように見えたという。彼は必死になっており、ドライバーの大半がトラックを離れても彼はまだ残っていた。
これは単にインレット・マニフォールド交換の問題ではない。ウォルトリップのレース・マシンは除外されたのだ。彼の発言は、強烈な処分のように疑う余地のない問題と一致していない。この件には見えない何かがある。しかし基礎となる事実がある。
残念なことに、トヨタは不正の歴史がある。トヨタはワールドラリー・チャンピオンシップから除外された唯一の企業である。トヨタのある従業員は、日本の一級整備士技能検定で不正を行っていることが判明した。
トヨタはチップ・ガナッシに大金を払って、4年連続チャンプカー・シリーズで優勝したホンダエンジンから自社のエンジンに変えさせた。2000年、デトロイト・モーターショーにおいて、ガナッシのマシンは、トヨタのカラーリングを施されて、チームの成功を自慢する看板として展示されていたが、ホンダへの言及はなかった。ホンダの社長は皮肉を言っていた。
トヨタはホンダを最大のライバルだと見なしているが、決してそれを認めることはないだろう。しかし、鈴鹿が富士にその地位を譲ったのには背景がある。鈴鹿はおそらくスパに次ぐ世界最高のサーキットであると見なされており、ホンダが所有している。富士は、ホテルの部屋だけに留まらず多くの面で不適切であるが、トヨタが所有している。
トヨタはマイケル・ウォルトリップ・レーシングからは、つかず離れずの距離をとっているが、最高のスタッフを揃えるために実勢価格以上の203万ドルを提供したという話も聞いている。一方、トヨタは莫大な利益を上げているが、GMとフォードは実質的に破産しており、クライスラーは売りに出されている。パドックの周りではカネがばら撒かれているが、そのカネを受け取らない限り、ばら撒いてる奴が好かれることはない。
これを書いている最中に、フェラーリの元従業員ふたりに対する産業スパイの告訴が延期された。このコラムを初めて読む人のために言っておけば、この申し立ては、フェラーリF2002の設計に利用されたソフトウェアが盗まれトヨタTF103の設計に利用されたというものである。その後逮捕されたトヨタモータースポーツ上層部の元従業員が先に裁判にかけられるだろう。
Pitpassはこの事件を追い続けている。実際に、トヨタモータースポーツはわたしをファクトリーに招待すると何度も約束しているが、実現したことはない。わたしは本当にケルンが気に入っている。ケルンの博物館は驚くべきローマ時代のガラス器を持っているし、大聖堂は黄金と乳香と没薬という最初の贈り物<訳注:東方の三博士がキリストの誕生時に捧げた贈り物>があると主張している。1日の始まりは笑うに限る。
Pippassの編集者であるクリス・バルフはトヨタに招待されてケルンに行ったことがある。彼は航空券が往復であることをちゃんと確かめた。一方わたしはトヨタとの約束がある。トヨタから何度もオファーされているのだ。でも行くからにはそれなりの価値がなければならない。ケルンに行くより自分の尻を拭くことのできるこちらのトイレットペーパーの方がましだ。
トヨタモータースポーツへのメッセージ:わたしは、2004年5月全社員に対して、フェラーリのロゴの入っている文書とプログラムを破棄するよう指示する内部eメールを送った人物を知っている。あなたはわたしがどれだけ知っているかわからないだろう。あなたにはわたしの情報源はわからないし、実際にわたしをつかまえることができなかった。
さて、このコラムが書評ページになってしまうリスクを冒して、わたしはトム・ジェンセンの "Cheating(不正): An Inside Look at the Bad Things Good NASCAR Nextel Cup Racers do in Pursuit of Speed"(NASCARネクステルカップのレーサーたちがスピードのために追及する悪事の内情)を推薦したい。タイトルを見れば想像力はほとんどいらない。タイトル通りの内容である。ペーパーバックとして出版されており、アマゾンの価格は6.59ポンド、素晴らしい本である。
トム・ジェンセンは著作の更新を続けており、わたしの持っているコピーのタイトルは「ウィンストンカップ」である。もしトヨタの関与が続くのなら、彼はいつか上下二巻の本を出版するようになると思う。
これは単なる推測である。わたしは1960年代後半のオーストラリア向けトヨタの輸出に関しては全く何も知らないし、少なくとも木箱にごまかしがあったことも聞いていない、いやホントの話。ただこの件は裁判に持ち込まれトヨタは敗訴した。
話は変わるが、ジョー・サワードの著作 "Grand Prix Saboteurs" (グランプリの破壊工作者たち)に対するわたしの書評を評価してくださった読者の皆さんに感謝したい。全員に返事を書いたと思う。Pitpassは、ライバルの "GrandPrix.com" の編集者が書いた本*であっても、それが正当であれば称賛するにやぶさかではない。ジョーとわたしは裏切ることなく彼の本の裏側で協力している。我々はライバルかもしれないが、だからといって敵になるわけではない。
マイク・ローレンス
*-2007年01月22日
ジェームズ・ボンド+ジェンソン・バトン
+マイク・ローレンス
2006年03月17日
トヨタはモータースポーツの何たるかを理解していない (マイク・ローレンス)
2006年04月27日
ガスコインがトヨタをクビになった本当の理由 by マイク・ローレンス
2006年07月18日
モントーヤ離脱は大ボラ吹きなドイツ企業のせいだ by マイク・ローレンス
Don McLean - American Pie
最も重要なネクステルカップ・シリーズにトヨタが参戦するのは初めてのことであり、デイトナ500はカレンダーにおける最も有名なNASCARレースであるだけでなく、世界で最も偉大なレースのひとつである。フェラーリ365/4 GRBは正式に「デイトナ」と命名されたことはないが、世間がデイトナを尊敬したからこそ定着したニックネームなのだ。
ウォルトリップのチームのメンバー数人がNASCARから排除されている。そして前例のない10万ドルの罰金が科され、ドライバーとチームオーナーの合計ポイントから100ポイントが差し引かれた。ウォルトリップが頑張ったとしても、シーズン半ばにやっとゼロになるくらいだろう。これは新しい冒険を始めるのに最高の方法とは言えない。
わたしがここで強調しなければならないのは、マイケル・ウォルトリップ・レーシングは、トヨタ・カムリを参戦させる唯一のチームではないことである。トヨタはマシンと技術協力を提供しているが、それはシボレー、ダッジ、フォードがしていることと全く同じである。NASCARでは厳密な意味でのワークスチームはいないが、自動車メーカーが深く関与している。デトロイトの自動車メーカーがNASCARに関与していないと発表したときでさえ、彼らは深く関わっていた。どのような工場にも裏口があるものだ。
これを書いている時点で、今回の不正はマイケル・ウォルトリップ・レーシング内に限られたもので、トヨタ自体が関与しているという噂ではないことを強調しておきたい。
もうひとつ言わなければならない。トヨタ・カムリは、ネクステルカップの参戦マシンのなかで、実際に米国内で製造されている唯一のマシンなのだ。フォード・フュージョンはメキシコで、シボレーとダッジのモデルはカナダで製造されている。我々は英国で少なくともシボレーを買うことができるが、大宇(デーウー)と呼ばれており韓国で製造されている。"Took my Daewoo to the levy but the levy was dry" <訳注:Don McLeanの歌 American Pieの替え歌、文末に動画> やっぱりあまりうまくいかないな。
ウォルトリップは150マイルの予選出走を認められ、彼はデイトナ500に参戦して30位でフィニッシュした。NASCARの古参関係者は、ウォルトリップのレース結果は抹消されるべきだという意見を表明していた。この件に関するわたしの意見は重要ではないが、新しいマニュファクチャラーがシリーズに参戦したのでなかったら、このような処分が下されただろうか疑問に思う。
問題の燃料サンプルは分析のためにNASCAR研究所に送られており、運営組織がその結果をいずれ発表するだろう。通信員の何人かは、NASCARのオフィシャルは不思議なことにこの件を特に取り上げていないが、処分がすべてを物語っていると指摘している。この添加物としてエーテルからロケット燃料までありとあらゆるものが取りざたされており、噂はエスカレートしている。
添加物の出所が発見されれば面白いことになるだろう。わたしは読者のことを知らないが、このあたりでは性能改善添加物をストックしているようなアクセサリー・ショップはない。ただし、あなたがSTPやWynnの広告を信じているなら別だが。この添加剤は別の場所から来たのだろう。マイケル・ウォルトリップ・レーシングに供給している巨大なリソースを持つHeaven forefendの工場が近くにない限り、おそらく誰かが買ったもので、レシートもあるはずだ。
すべては不透明だ。一部の情報筋によると、問題はインレット・マニフォールドであり、これは没収されているという。報道は混乱しているが、明らかにマニフォールドに違法の添加物が発見されており、おそらくマニフォールド自体も違法なのかもしれない。マイケル・ウォルトリップはマニフォールドを軽視していたが、彼は本当にそうしたのか、そうではなかったのか? 単純な疑問として、誰がこのマニフォールドを作ったのだろう。誰かが作ったのだ。ファクトリーから供給されたマシンには、マニフォールドはついていないのだから。
ウォルトリップは、困惑した無実の人のようにふるまっている。彼は「マニフォールドが没収されてみんなが噂するようになったのでマニフォールドを変えた」というようなことを発言したようだ。幹部の排除、10万ドルの罰金、ポイントの減点以外、何も問題ない。「心配することはないよ」
ウォルトリップのレースマシンは参戦が認められなかったので、彼はチームのスペアマシンで予選に出走した。報道によると、彼のマシンはフリー走行が終わった時点でデイトナ500の本戦を走り終わったように見えたという。彼は必死になっており、ドライバーの大半がトラックを離れても彼はまだ残っていた。
これは単にインレット・マニフォールド交換の問題ではない。ウォルトリップのレース・マシンは除外されたのだ。彼の発言は、強烈な処分のように疑う余地のない問題と一致していない。この件には見えない何かがある。しかし基礎となる事実がある。
残念なことに、トヨタは不正の歴史がある。トヨタはワールドラリー・チャンピオンシップから除外された唯一の企業である。トヨタのある従業員は、日本の一級整備士技能検定で不正を行っていることが判明した。
トヨタはチップ・ガナッシに大金を払って、4年連続チャンプカー・シリーズで優勝したホンダエンジンから自社のエンジンに変えさせた。2000年、デトロイト・モーターショーにおいて、ガナッシのマシンは、トヨタのカラーリングを施されて、チームの成功を自慢する看板として展示されていたが、ホンダへの言及はなかった。ホンダの社長は皮肉を言っていた。
トヨタはホンダを最大のライバルだと見なしているが、決してそれを認めることはないだろう。しかし、鈴鹿が富士にその地位を譲ったのには背景がある。鈴鹿はおそらくスパに次ぐ世界最高のサーキットであると見なされており、ホンダが所有している。富士は、ホテルの部屋だけに留まらず多くの面で不適切であるが、トヨタが所有している。
トヨタはマイケル・ウォルトリップ・レーシングからは、つかず離れずの距離をとっているが、最高のスタッフを揃えるために実勢価格以上の203万ドルを提供したという話も聞いている。一方、トヨタは莫大な利益を上げているが、GMとフォードは実質的に破産しており、クライスラーは売りに出されている。パドックの周りではカネがばら撒かれているが、そのカネを受け取らない限り、ばら撒いてる奴が好かれることはない。
これを書いている最中に、フェラーリの元従業員ふたりに対する産業スパイの告訴が延期された。このコラムを初めて読む人のために言っておけば、この申し立ては、フェラーリF2002の設計に利用されたソフトウェアが盗まれトヨタTF103の設計に利用されたというものである。その後逮捕されたトヨタモータースポーツ上層部の元従業員が先に裁判にかけられるだろう。
Pitpassはこの事件を追い続けている。実際に、トヨタモータースポーツはわたしをファクトリーに招待すると何度も約束しているが、実現したことはない。わたしは本当にケルンが気に入っている。ケルンの博物館は驚くべきローマ時代のガラス器を持っているし、大聖堂は黄金と乳香と没薬という最初の贈り物<訳注:東方の三博士がキリストの誕生時に捧げた贈り物>があると主張している。1日の始まりは笑うに限る。
Pippassの編集者であるクリス・バルフはトヨタに招待されてケルンに行ったことがある。彼は航空券が往復であることをちゃんと確かめた。一方わたしはトヨタとの約束がある。トヨタから何度もオファーされているのだ。でも行くからにはそれなりの価値がなければならない。ケルンに行くより自分の尻を拭くことのできるこちらのトイレットペーパーの方がましだ。
トヨタモータースポーツへのメッセージ:わたしは、2004年5月全社員に対して、フェラーリのロゴの入っている文書とプログラムを破棄するよう指示する内部eメールを送った人物を知っている。あなたはわたしがどれだけ知っているかわからないだろう。あなたにはわたしの情報源はわからないし、実際にわたしをつかまえることができなかった。
さて、このコラムが書評ページになってしまうリスクを冒して、わたしはトム・ジェンセンの "Cheating(不正): An Inside Look at the Bad Things Good NASCAR Nextel Cup Racers do in Pursuit of Speed"(NASCARネクステルカップのレーサーたちがスピードのために追及する悪事の内情)を推薦したい。タイトルを見れば想像力はほとんどいらない。タイトル通りの内容である。ペーパーバックとして出版されており、アマゾンの価格は6.59ポンド、素晴らしい本である。
トム・ジェンセンは著作の更新を続けており、わたしの持っているコピーのタイトルは「ウィンストンカップ」である。もしトヨタの関与が続くのなら、彼はいつか上下二巻の本を出版するようになると思う。
これは単なる推測である。わたしは1960年代後半のオーストラリア向けトヨタの輸出に関しては全く何も知らないし、少なくとも木箱にごまかしがあったことも聞いていない、いやホントの話。ただこの件は裁判に持ち込まれトヨタは敗訴した。
話は変わるが、ジョー・サワードの著作 "Grand Prix Saboteurs" (グランプリの破壊工作者たち)に対するわたしの書評を評価してくださった読者の皆さんに感謝したい。全員に返事を書いたと思う。Pitpassは、ライバルの "GrandPrix.com" の編集者が書いた本*であっても、それが正当であれば称賛するにやぶさかではない。ジョーとわたしは裏切ることなく彼の本の裏側で協力している。我々はライバルかもしれないが、だからといって敵になるわけではない。
マイク・ローレンス
*-2007年01月22日
ジェームズ・ボンド+ジェンソン・バトン
+マイク・ローレンス
2006年03月17日
トヨタはモータースポーツの何たるかを理解していない (マイク・ローレンス)
2006年04月27日
ガスコインがトヨタをクビになった本当の理由 by マイク・ローレンス
2006年07月18日
モントーヤ離脱は大ボラ吹きなドイツ企業のせいだ by マイク・ローレンス
Don McLean - American Pie
この記事へのトラックバック
1. [NASCAR][F1]NASCAR、トヨタ絡みのスキャンダル [ 裏「もん★まに」 ] 2007年02月22日 11:09
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/50879087.html デイトナ500でもいろいろあったけど、困ったもんだネ。WRCみたいなことにならなきゃいいが・・・って、組織ぐるみの姿勢の問題だから、一筋縄ではいかないな。
コメント
1. Posted by ・∀・ 2007年02月21日 19:25
マイク・ローレンス,絶対にこの件について食いついてくると思いました!
トヨタもやましい事がないのなら,マイクをケルンに迎えてあげたらいいのに…
トヨタもやましい事がないのなら,マイクをケルンに迎えてあげたらいいのに…
2. Posted by トヨタプリウスファン 2007年02月22日 01:02
また、トヨタ、やったんだ。
レースやめろ、みっともない。
大金使って、会社のイメージ悪くすることないって。
その大金でハイブリット安くするか、
ハイブリッドの研究費に当てたほうがよっぽどまし!
レースやめろ、みっともない。
大金使って、会社のイメージ悪くすることないって。
その大金でハイブリット安くするか、
ハイブリッドの研究費に当てたほうがよっぽどまし!
アクセスランキング 10日間 |
アクセスランキング 30日間 |