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2008年09月16日

ホンダの問題?

Problems at Honda?

モンツァでのトロ・ロッソの優勝により、ファエンツァのチームはコンストラクターズ・チャンピオンシップでシニアチーム(レッドブル)を抜いたばかりか、ホンダを8位(ポイント獲得チームの中では最下位)に追いやった。

ホンダは、2007年コンストラクターズ・チャンピオンシップ8位に終わったが、ロス・ブラウンの移籍により今年は期待が高まっていた。しかしブラックリーのチームはまたもや「難物」マシンをつくったことが明らかになった。ブラウンは来年の新規約はチームに合うと主張しているため、チームは2009年に集中するべきだろう。

しかしブラックリー内部の政治闘争がチームにダメージを与え続けており、トラックの外でも問題があるようだ。

以前にもブラックリー内の「恐怖の文化」をお伝えしたが、我々の情報源によるとこれがまだ続いているという。情報源は「パッケージを改善してグリッドの前に並ぶための最善の方法について話し合うのではなく、みんなはクビにならないためには言うべきこと、するべきことに専念している」と語った。

実際、ロス・ブラウンの獲得は大胆な行動だったが、彼はブラックリーのチームの「特効薬」になることはなかった。彼はフェラーリで素晴らしい業績をあげたが、彼はベネトンでかつて大成功を遂げたミハエル・シューマッハ、ロリー・バーンなどを含むグループの一員だったことを忘れてはならない。

この優勝請負3人組の中では全員が平等で、だれひとりとしてスターではなかった。さらにフェラーリではブラウンは政治とは無関係であり、仕事に専念することができた。しかしホンダではそうはいかない。ブラックリーでは既存の従業員あるいはブラウンの連れてきたスタッフにとって政治は風土病なのだ。

週末、ホンダレーシングの作戦・事業計画部長であるオトマー・サフナウアーが「経営陣の再編成」により退職することが報じられた。

しかし我々の情報源によると、F1の好人物と広く見なされているサフナウアーはホンダF1チームを離れたものの、ホンダの命令系統の上層部の命令によりホンダレーシング・ディベロップメントに留まるという。

スーパーアグリの末期にもあったように、ここしばらく舞台裏の対立がお気に入りのメディアソースにもらされているようだ。

かけ引きが続く間に好人物たちが去り、ロス・ブラウンは2009年の本格的な改善に集中するスタッフを集めるのに苦労している。

ホンダの「食物連鎖」の上位にいる人々は珍しいほどの忍耐を見せて比較的静かにしており、いくらでも資金を提供しているが、これがいつまで続くのだろうか。

ほぼ決まってグリッド最後尾につくのがやっとだったヴェッテルとトロ・ロッソのおとぎ話が実現したレースを見て、15日朝ホンダの「権力者ら」はこのことを実感するだろう。

-Source: Pitpass
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markzu at 12:08│Comments(2)ホンダ 

コメント

1. Posted by T   2008年09月16日 20:32
ホンダはもうこの際撤退しろ!

IPアドレス 119.83.86.100
2. Posted by プリウス   2008年09月17日 02:13
あんだけ最低でもまだこの書かれ方
ホンダって人気あるよなぁ
これがトヨタだったら
こんな書かれ方ではすまない
間違いない

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