マックス・モズレー 「ライセンス料は妥当」
Mosley says licence fees are reasonable
FIAのマックス・モズレー会長はF1ドライバーに対し、論争の中心となっている高いスーパーライセンス料は、ドライバーの年俸とF1の安全性レベルを考えると「妥当」であると述べた。
F1ドライバーは、2008年シーズン開幕時に導入されたライセンス料の大幅値上げに不満を抱いており、「本質的に不公平」なコストを支払うことを保留している。
先週グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)はプレスリリースを発表して、ドライバーはFIAの「収入源」として利用されるべきではないと主張した。
ドライバーは以前に、ライセンス料支払いが負担であるという文書をモズレーに送っていた。
"autosport.com" はモズレーが全ドライバーに送付した文書のコピーを入手したが、その中でモズレーは、ドライバーが年俸を明らかにしない限り彼らがライセンス料のために財政難に直面するかどうか判断できないと返答している。
モズレーは「情報を入手しない限り、あなた方の負担を評価することはできないことを認識するべきである」と書いている。「機密事項は問題ではない。我々はチームから大量の高度な機密情報を受け取っている」
モズレーは、F1ドライバーの年俸を考えると、ライセンス料はグランプリ・ドライバーの恵まれている環境を完璧に反映していると述べた。
モズレーは、ドライバーがこの状況に不満ならば、F1を辞めてライセンス料がかなり安い他のカテゴリーに参戦すればよいとしている。
「F1以外にも、プロフェッショナルのレース・ドライバーが非常に高い年俸を得られる多くのシリーズやチャンピオンシップがある。国際ライセンス(A級ライセンス)も、FIAの管轄のもとドライバーの母国のモータースポーツ統轄機関(ASN)によって発行されている」
「このようなライセンス料は当該ASNによって規定されているがたいてい安い。F1スーパーライセンス料を支払いたくない、あるいは支払えないドライバーは多くの代替案がある」
「F1に参戦するドライバーは、一般的に、モータースポーツ参戦者のなかでは最も高い年俸を得ている。したがって、彼らが大いに恩恵を受けているスポーツの安全性と運営に対して、税金控除を受けられるライセンス料を支払うことで、FIAに貢献をするのは当然と思われる」
「(たくさんある)法制度のうち、ひとつでもあなた方のプレスリリースで仮定されている種類の義務を強制するものがあるかどうか大いに疑問であるが、規約と安全性に関するFIAの取組みは必要なものであり、高い規準にある。これら取組みは多くのスーパーライセンス所有者の生命を救っている。彼らが自ら支払う必要はない」
モズレーは、スーパーライセンス料の今後の値上げは、単にインフレの結果を反映するものだとドライバーに約束している。
モズレーは「我々の立場の公正さを認め、フォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップに参戦を続けることを決断してほしい」と結んでいる。「これが助けになるのなら、わたしは、近い将来の値上げはインフレによるものに限定されると約束する」
FIAは今週初め、3人のドライバーがFIAにスーパーライセンス料を支払ったことを明らかにした。
-Source: autosport.com
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