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2009年08月02日

ペーター・ザウバー、チーム救済に取り組む

Sauber working on team rescue deal

ペーター・ザウバーBMWは今シーズン末にF1撤退を決定したが、元チーム代表のペーター・ザウバー(65歳)が、BMWモータースポーツ・ディレクターのマリオ・タイセンと協力して、BMWザウバーF1チームの救済パッケージを評価していると見られている。

ザウバーのスポークスマンは "AUTOSPORT" に、スイス人のザウバーはチームにとって「前向きな結果を達成」するあらゆる可能性を検討していると語った。

ザウバーは、F1およびスポーツカー・プロトタイプのレーシングカー・コンストラクターとして25年以上過ごしたあと2005年にチームをBMWに売却したが、彼はスイスで急遽行われた記者会見で、元従業員の職を救うために全力を尽くすと約束した。

ザウバーは "Bild" のウェブサイトに「人道的に可能なことはすべてやるつもりだ」と語った。「奇跡は起こせないし、再びチーム代表としてピットウォールに座りたくはない」

「問題は時間が限られていることで、すぐに解決策を見出さなくてはならない」

ザウバーはホンダが同様の状況に直面したときのことを言及し、最終決定を下すのはBMWの取締役会であると述べた。ホンダの場合、ロス・ブラウンとニック・フライがマネジメントバイアウトによってチームをブラウンGPとして救った。

「スタッフ全員に、わたしのあらゆるコネを使うと伝えている。しかし何も保証できない。わたしはBMWのアドバイザーであるが、彼らの進む方向は最終的に彼らしか決められない」

ザウバーは記者会見で、救済パッケージのための投資のオファーを複数受けており、それをBMWに提出したと語った。

「最善の解決策は、ホンダにおけるロス・ブラウン式の解決策だろう。チームが必要とされるレベルのF1マシンを作れるようになるには少なくとも10年かかるし、チームを崩壊させてしまえば、スイスは決してこのようなチャンスを再び手にすることはできないだろう」

チームの株式を20%所有しているザウバーは、ヒンウィルのチームをF1に残留させる解決策が見つかると自信を持っている。「わたしの17年のF1経験の中でもっと大きな問題を解決したこともあるとつけ加えたい」

-Source: autosport.com
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