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2009年08月27日

蒸気自動車で世界新記録樹立: ブリティッシュ・スチームカー

British team sets new World Land Speed Record

ブリティッシュ・スチームカー(蒸気自動車)8月25日午前8時19分(カリフォルニア時間)チャールズ・バーネット三世は、エドワーズ空軍基地において100年以上破られることがなかった蒸気自動車の陸上速度記録を更新し、1マイルを2回走行して平均時速139.843マイル(225.055493キロメートル)を達成した。

FIAが正式に承認するこの世界記録は、これまでのFIA公式記録である時速127マイル(204.386688キロメートル)を更新した。これは1906年アメリカ人のフレッド・マリオットが、デイトナビーチでスタンレーの蒸気自動車で達成したもの。

今回、喜ぶクルーに祝福されたバーネットは「最高の気分だった。あらゆる瞬間を楽しんだよ。1回目の走行のとき、パラシュートを開く前、すでに時速140マイル(225.30816キロメートル)近くを達成していた。すべてが完璧に機能した。本当によい走りだった」

ブリティッシュ・スチームカー(蒸気自動車)

「2度目の走行はさらによく、時速150マイル(241.4016キロメートル)を超える速度を記録した。マシンの操縦性は本当に素晴らしかった。チームはこの10年間非常に熱心に取り組み、無数の問題を克服した。このように才能あるクルーと関わることができて名誉に思う。今日の偉業は、英国のエンジニアリング、優れたチームワーク、忍耐力を証明している」

プロジェクト・マネージャー、マット・キャンディは「最初の走行は午前7時27に行われたが、気温は華氏63度と低かった。チームは復路の走行に備えて、52分でマシンの向きを変えた」と語った。

この「ブリティッシュ・スチームカー」は、加速に2.5マイル(4.02336キロメートル)を必要とし、実測1マイル(1.609344キロメートル)を過ぎると減速に2.5マイル必要とする。したがって、1回の走行は6.5マイル(10.460736キロメートル)以上となる。FIAは、復路の走行は60分以内に行わなければならないと定めている。2回の走行タイムの平均が公式記録速度になる。英国でのテストに比べ、ブリティッシュ・スチームカーは1時間で12倍の距離を2倍の最高速度で走行した。全員にとって大きなチャレンジだった。

ブリティッシュ・スチームカー(蒸気自動車)

亡くなったプロジェクト・マネージャーのフランク・スワンストンの妻パムは、チャールズが乾湖の上を走るのを見て圧倒された。「フランクがここにいたらと思うわ。これを実現させたのは彼のビジョンだった。彼はチームの偉業を誇りに思っただろうし、絶対に成功すると信じていた。今日はフランクのためにこの記録を祝います」

重量3トン、全長25フィート(7.62メートル)のブリティッシュ・スチームカーは、鋼鉄の立体枠組シャシーを軽量のカーボンファイバー・コンポジットとアルミニウムで覆っている。2マイル(3.218688キロメートル)近い配管を含む12基のボイラーが搭載されており、バーナーの火力は3メガワットである。蒸気は400℃まで過熱され、音速の2倍以上の速度でタービンに噴射される。

-Source: Racecar Engineering
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