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2009年11月02日

小林可夢偉 「レーシング・キャリアを心配していた」

Kobayashi feared for racing career

小林可夢偉は2010年トヨタのレースシートを獲得するかもしれないが、わずか数週間前には、将来は日本にある父親の店で鮨を握ることになるだろうと考えていた。

小林はトヨタから2回出走して強い印象を与えた。アブダビではポイントを獲得し、ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンをオーバーテイクして大スターとのバトルも恐れないことを世界に証明した。

そのスピードによってトヨタはほぼ間違いなく彼を来年起用すると見られているが、小林は、ティモ・グロックの欠場がなければ、資金不足によりレーシングに背を向けなければならなかっただろうと述べた。

来年F1のチャンスがなければGP2に復帰するのかという質問に小林は「いや、いや、いや、予算がないんです。予算がありません。だから来年GP2で走ることはできません」と答えた。

「たぶん日本に戻って、父の鮨屋で働いていたでしょうね! 2ヶ月前は、まじめにそう思っていました。16歳のときから手伝っていたんですよ、鮨を握っていました!」

小林は、今年GP2で期待はずれのシーズンを終えた後、トヨタから出走する2戦で強い印象を与える必要があることを知っていたと述べた。

「だから2週間(トヨタのファクトリーのある)ドイツにずっといたんです。家に戻ったのは1日だけ。それからブリーフィングでドイツに行きました。当時、僕が走れるかどうかわかりませんでしたが、走る場合は自分にできることを証明するワンチャンスだとわかっていました」

「そこで僕は考えなくてはなりませんでした。事前に準備して、何が起こるか理解しなくてはなりませんでした。インテルラゴスでの問題を理解するためにあらゆることをし、チャンスに備えてタイヤ、マシンのセットアップなどすべてを勉強しました」

トヨタF1のジョン・ハウェット社長は、小林は2010年チームのレースシートのひとつに座りそうだと述べているが、彼自身は将来の計画について何も聞かされていないと言う。

将来について小林は「わかりません」と語った。「来年トヨタのドライバーになろうとしましたが、これまでにどれほど自分のことを証明できたかわかりませんでした。どの瞬間も全力をつくさなくてはなりませんでした。それがやっと成功したようです。まだするべきことはたくさんあります。予選を改善しなくてはならないので、時間が必要です。でもこの2週間は、僕にとってほんとうによい時間でした」

「将来を自分で決めることができません。もちろんチャンスは増えましたが、来年のことは決められません。だから長い冬を待つつもりです。いずれわかるでしょう」

小林可夢偉、アブダビGP「何もサインしていません。もちろんトヨタ・ヤング・ドライバーなのでトヨタの可能性しかありません。でもあまり信じたくないですね。走らなければならないなら走るし、するべきことをします。来年走る用意をしますが、僕に決められることではないので、来年については何も言うことができません」

-Source: autosport.com
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