2009年12月25日

ミハエル・シューマッハ復帰に対するF1界の反応

First reactions on Schumacher's return to Formula One

ルカ・ディ・モンテツェモロ(フェラーリSpA会長)
「彼は我々(フェラーリ)にとってとても特別だったし、我々も彼にとって特別だった。しかしこれが人生というものだ。我々は彼にオファーできるものがなったので残念だ。もちろんイタリアの多くのファンもがっかりしているが、彼の復帰はF1にとってよいことだ。しかしフェラーリのチーム責任者として、彼のメルセデス移籍を悲しく思う」

フェラーリのスポークスマン(シューマッハの元雇用主)
スクーデリアのスポークスマンは「シューマッハに関して言うべきことは、ルカ・ディ・モンテツェモロ会長が先週、国内および国際マスコミに対する伝統的な挨拶の席上で述べた」と語った。「我々はミハエルにお祝いの気持ちを伝えたい。現時点で彼は我々のライバルなので、他のドライバーと同じように彼を倒すために全力を尽くす」

ウィリ・ウェバー(シューマッハのマネージャー)
「ミハエルは象のように記憶力がよい。メルセデスは1991年彼のF1昇格に協力したが、彼はそれを決して忘れなかった。シューマッハを(フェラーリでフェリペ・マッサの交代を務める)戦いに敗れたばかりのボクサーにたとえることができるだろう。彼は復讐を望んでいる」

マーティン・ホイットマーシュ(マクラーレンのチーム代表)
「わたしも世界中のF1ファンの気持ちと同じだ。ミハエルのF1復帰は素晴らしくエキサイティングであり、2010年シーズンはスリリングになるという期待をもたらした。ミハエルはあらゆる角度からこの機会を慎重に検討し、以前と同じ恐ろしい走りと、F1で成功するために必要な決意がまだあると納得したに違いない。もちろんミハエルは7度のワールドチャンピオンであり、これ以上証明するべきものは何もない。だからこそ、彼が新しいチームで何を成し遂げるのか興味をそそられる。2010年の素晴らしいレーシングを楽しみにしている」

ジェンソン・バトン(現F1ワールドチャンピオン)
「F1にとって素晴らしいニュースだ。でもシューマッハにとってよいニュースかどうかわからない。彼は名声を危険にさらしている。僕に関する限り、最高のドライバーたちを負かしたいと思っている。彼(シューマッハ)もそのひとりだ。僕の目標は2010年チャンピオンシップで再び優勝することだ」

ルイス・ハミルトン(2008年F1ワールドチャンピオン)
「ミハエルがF1に戻るなんて素晴らしい。彼は伝説のドライバーであり、本当にナイスガイなんだ。彼が世界で最高の仕事、F1でレースをするという仕事をするチャンスを再び手にしたことを喜んでいる。ジュニア・カテゴリーの頃、ミハエルのレースをよく観戦していて、いつか彼と一緒にF1で走りたいと思っていた。トラックで、そしてトップに返り咲く彼を見るのを本当に楽しみにしている。素晴らしいニュースだ。メルセデス-ベンツという優秀なチームと会社にカムバックした彼におめでとうと伝えたい」

セバスチャン・ヴェッテル(レッドブル・レーシングのドライバー)
「F1に復帰して嬉しい。彼なりの理由があって決断したのだろう。その年齢にもかかわらず、競技ができるくらい元気であることを祈るよ。誰もこんなことは予想していなかった。体調万全で首が問題にならないといいね。僕のバックミラーに彼が映っても、簡単に抜かせたりしないつもりだ。シューマッハは間違いなく偉大なドライバーだけど、今では一番若いドライバーじゃない。彼が若手ドライバーに遅れないでついてこれるかどうか、お手並み拝見だね」

フランツ・トスト(トロ・ロッソのチーム代表)
「この3年間はいろいろなことが起こった。彼(シューマッハ)はこれまでのように日夜テストすることはできないし、彼が活用していたドライビング補助装置も禁止されている。給油禁止のレースのため、彼はスプリントレースを3回することはできない。2010年のグランプリは耐久レースに近いものになるだろう。しかしシューマッハは新しい環境に適応できる知性があり、マシンのいたわり方、完走の仕方を知っている」

ニキ・ラウダ(1975年、1977年、1984年F1ワールドチャンピオン)
「シューマッハの復帰は世界的なセンセーションだ。彼は他のどのドライバーも並んだことのないレベルでレースをしていた。だから彼は最初からグリッドの先頭でレースをすると思う。ミハエルは競争力があるだろう。しかしもっと重要なのは、これはF1にとって素晴らしいということだ。マクラーレンのジェンソン・バトンとルイス・ハミルトン、そしてかつてのミハエルのようにフェラーリのチーム・リーダーとしてアロンソがミハエルと戦うのを見るのは最高だろうね」

ナイジェル・マンセル(1992年F1ワールドチャンピオン)
「みんなはミハエルは最盛期を越えたと書いていたが、わたしは違う見方をしている。ミハエルはとてつもない経験と才能を持っているし、メルセデスは最高のパッケージを彼に提供するだろう。彼はすばらしく元気で、彼のコミットメントとプロ意識を当然あてにすることができる。わたしから見ると、何も不都合な点はない。彼は十分タイトルを獲得しているので、誰かに負けることを心配する必要はない。マシンに慣れるには数戦かかるかもしれないが、その後彼が8つめのタイトルに挑戦しなかったなら意外だね」

エディ・アーバイン(元フェラーリのチームメイト、BBCに対して語る)
「まだタイヤは4つだし、ハンドルとエンジンもついている。ミハエルより上手にこのパッケージを速く走らせるドライバーはいないよ。しかしルイスや他のドライバーと対決する場合、ミハエルは真剣になると頭にくるので、僕なら彼には賭けないね。でも純粋なスピードに関しては、彼は依然として最高だろう」

ジョニー・ハーバート(元ベネトンのチームメイト、BBCのラジオ・ファイブ・ライブに対して語る)
「F1にとって素晴らしいことだと思う。健康面はとてもとても重要だが、ミハエルは体型を維持してきたので問題はないだろう。(彼のおかげでF1の肉体面のレベルは少し上がった。)F1から引退してカムバックし、そのカムバックで実際に何かを達成したドライバーを知らない。カムバックしたアラン・プロストは別人だった。しかしミハエルの場合は、精神面のおかげで事情は違う」

ラルフ・シューマッハ(弟でメルセデスDTMのドライバー)
「兄はF1で再び成功するだろう。それは間違いない。多くのドイツ人F1ファンの夢が実現した。ドイツのファンにとってこれ以上のクリスマス・プレゼントはないだろう。兄がこの挑戦を受けて立ちメルセデスと契約した理由はよくわかる。説明する必要はない。僕だって同じことをしただろう」

-Source: motorsport.com
-Mobile: F1携帯日記
-Amazon: F1GP 2009 Vol.3 Rd.13~Rd.17 [DVD]

+関連記事
2009年12月23日
ミハエル・シューマッハ、メルセデスと契約: メルセデスGP公式プレスリリース
2009年12月23日
ミハエル・シューマッハ、F1復帰を語る
2009年12月24日
誰もがミハエル・シューマッハのF1復帰を喜んでいるわけではない
2009年12月25日
コリーナ・シューマッハ 「ミハエルはまた“燃えている”」

2012年02月13日
シュトックとヘムベリー、「醜い」F1マシンを批判
映 ・映画「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ」 英国アカデミー賞(BAFTA)受賞
アロンソ、私生活に関するゴシップを批判
2012年02月12日
F1が醜いのは今回が初めてではない
F1新マシンのノーズ比較写真: へレスF1テスト
2012年02月11日
セバスチャン・ベッテル Q&A 「グリップは低いが感触はよい」
ホーナーとニューウィ、シルバーストン・ハーフマラソンに参加
小林可夢偉 コメント へレスF1テスト4日目
アロンソが最終日トップ: へレスF1テスト2012年2月10日
キミ・ライコネン Q&A 「タイヤ以外マシンはあまり変わっていない」

 最新記事(7日間) | 今月の記事 | 先月の記事 | 月別目次




 誤字脱字誤訳誤変換その他間違いご指摘お願いします
名前: