トップ | レース結果 | コメント | 技術解説 | チーム分析 | サーキット・ガイド | 動画 | コラム | インタビュー | データ | レース動画 | タイヤ | レース写真 | GP恋人写真 | マシン写真動画 | 特集 | ヘルメット | テスト

2010年09月08日

F1のペナルティ: 過去の厳罰リスト

Formula One penalties

フェラーリは8日、パリでFIA世界モータースポーツ評議会公聴会に出頭するが、7月のドイツGPにおける禁止された「チームオーダー」使用に対するさらなる処分を受けるかもしれない。フェラーリはすでにホッケンハイムでスチュワードによって10万ドル(836万円*)の罰金を科せられた。

以下に示すのは、F1におけるこれまでの厳罰リストである。

2009年9月
ルノーは、ブラジル人のネルソン・ピケに対し、チームメイトのフェルナンド・アロンソを優勝させるためにクラッシュしてセイフティ・カーを出動させるよう命じ、2008年シンガポールGPを操作したことで執行猶予つき永久追放を言い渡された。元チーム代表のフラヴィオ・ブリアトーレは終生追放処分を受けたが、その後の控訴によって2013年までの追放に短縮された。元エンジニアリング責任者のパット・シモンズは5年間の追放処分を受けたが、その後やはり短縮された。ピケは免責によって処分を免れた一方、FIAはアロンソがこの陰謀に関与したと信じる理由はないとした。

2009年4月
マクラーレンは、シーズン開幕戦のオーストラリアでレース・スチュワードに虚偽の報告をしたため、執行猶予つき3戦出走停止処分を受けた。チームには、さらなる事実が判明した場合、あるいは翌年さらなる違反があった場合は処罰が執行されると言い渡された。

2007年
マクラーレンは、フェラーリの技術情報を所有していたため、全コンストラクターズ・ポイントを剥奪され、1億ドル(83億円*)の罰金を科せられた。

2006年
トルコGP主催者は、8月のレースにおける表彰台騒動後、500万ドル(4億1,820万円*)の罰金を科せられた。トルコ系キプロス人の指導者メフメト・アリ・タラートが優勝トロフィを授与し、トルコしか認めていない「キプロス北トルコ共和国首相」として紹介された。

2005年
BARチームは、違法な第二の燃料タンクを有していることが判明した後、サンマリノGPを失格となり、その後の2戦の出走停止処分を受けた。

2002年
チャンピオンのフェラーリ(ミハエル・シューマッハ、ルーベンス・バリチェロ)は、チームオーダー騒動後のオーストリアGP表彰台の混乱で100万ドル(8,364万円*)の罰金を科せられた。バリチェロはレースで圧勝していたが、シューマッハに優勝させるよう命じられた。その後シューマッハは、バリチェロに表彰台の最上段に乗るよう主張して表彰台作法に違反した。罰金の半額は半年執行猶予となり、12ヶ月以内に再度違反があった場合に支払うこととされた。

1998年
ハンガリーGPの主催者は、シューマッハが優勝したレースにおいて観客のトラック侵入を許したとして100万ドル(8,364万円*)の罰金を科せられたが、その75%は執行猶予となった。

1997年
タイトル決定戦となったヘレスのヨーロッパGPにおいて、シューマッハはジャック・ヴィルヌーヴと衝突した後、最終的なチャンピオンシップ順位から除外されたが、レース優勝は認められた。

1995年
トヨタのワールドラリーチームは、違法なターボチャージャーを使用したとしてチャピオンシップから除外された。

1984年
ティレルは、技術的違反のため、チャンピオンシップ後半戦への出走が禁止され、およびシーズン全体の結果を取り消された。ターボチャージャーつきエンジンを使用するライバルに対し、自然吸気エンジンを使用していたティレルは、規約が認めるよりも軽いマシンでレースに出走し、最後のピットストップで燃料とともに鉛弾を注入してマシンの重量を合法的な重量にしていた。

-Source: Reuters.com
-Amazon: F1 2010 PS3 | F1 2010 Xbox360

フェラーリのチームオーダー・スキャンダル関連記事リンク集

*日本時間2010年09月08日10:19 の為替レート: 1ドル=83.640000円


markzu at 10:51│Comments(0)FIA | F1特集
アクセスランキング 10日間
    アクセスランキング 30日間

       誤字脱字誤訳誤変換その他間違いご指摘お願いします
      名前:
       
       

      ↑このページのトップヘ