2012年05月02日

セナイズム - アイルトン・セナ 1960年3月21日〜1994年5月1日

Ayrton Senna: Karting was pure driving, real racing and that makes me happy

アイルトン・セナ

アイルトン・セナ 「カートは純粋なドライビング、本当のレーシングだった」
2012年5月1日は、アイルトン・セナがイモラのサンマリノGP序盤の事故で死亡し、当時、F1で最も偉大なスターが消え、伝説が誕生してから18年目である。多くの人々にとって、5月1日はメイデーであるが、筋金入りのF1ファンにとっては、アイルトン・セナの命日なのである。

セナの人生とF1キャリアはこれまでにも数多く書かれており、伝説になっている。最近では、「セナ」(邦題「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ)がリリースされたおかげで、1994年、あの運命の日に生まれていなかった観客の目にも止まるようになった。シンプルなタイトル「セナ」はドキュメンタリー賞を受賞した。伝説は育つ。

有難いことに、セナは口数が多かった。彼を追悼して、時の試練に耐える彼の言葉を集めてみた。感情の操作に慣れていて、政治的に正しいこと、雄弁でとても聡明な人物、そして史上最も偉大なレーシング・ドライバーだった人物の言葉である。

アイルトン・セナ

セナイズム (順不同)

・ レーシング、つまり競争は僕の血の中に流れている。僕の一部、僕の生活の一部なのだ。これまでの人生で、ずっとしてきたし、何よりも抜きんでている。

・ レースに勝つときのドライバーの気持ちは絶対にわからないだろう。理解できない感情をヘルメットが隠している。

・ 勝つためには妥協しなくてはならない、さもないと何も手に入らない。つまり、レースをするかしないかだ。

・ 勝つことが一番大切だ。すべてはその結果だ。

・ レーシング・マシンに収まると、勝つためにレースをする。2位や3位では物足りない。

・ 2位になるというのは、敗者の一番になるということだ。

・ 裕福な人間は貧困に囲まれた島では生きていけない。僕らはみな同じ空気を吸っている。僕らは、少なくとも基本的なチャンスを全員に与えなくてはならない。

・ こういったことは、自分たちがいかに壊れやすいか、同時に、誰にもできないことをしているということも現実を突きつける。最高であり、最速であり、誰にも触ることができない人物として見られていると同時に、とてももろい。

・ 突然なにかに、はっとした。目が覚めたような感じで、いつもと違う雰囲気のなかにいることがわかった。僕はすぐにアクセルを緩めて減速した。

・ 危険な感覚にはワクワクする。チャレンジとは、新しい危険を見つけることだ。

・ ある日、ある状況では、限界があると思う。

・ もちろん、このライフスタイルにはあまりよくない面があるので、いつまでこれを続けるのだろうと思う瞬間がある。でも僕は勝つのが大好きだ。

・ カネは奇妙な問題だ。持っていない人は強く求める。持っている人はトラブルだらけだ。

アイルトン・セナ

・ たくさんの事故が起きるシーズン(1994年)になるだろう。本当に深刻な事故が起きなければラッキーだと、あえて言いたい。

・ 僕はすでに(モナコで)ポール・ポジションにいた。その後0.5秒、1秒、どんどん攻めた。突然、同じマシンに乗っていたチームメイトを含め、誰よりも2秒近く速くなっていた。

・ トンネルの中にいるようだった。(ロウズ)ホテル下のトンネルだけでなく、(モナコの)サーキット全体がトンネルのようだった。僕はひたすら、どんどん攻めた。限界を超えていたが、さらに速く走れそうだった。

・ その限界に達すると何かが起きて、突然、もう少し先に行くことができる。精神力、決意、本能、そして経験があれば、とても高く飛ぶことができる。

・ 技術的装備が最高ではない場合、もっとよいレースがあるはずだと信じることが重要だ。それが僕のモチベーションの一部だ。

・ 神様が味方してくれれば、すべてがよりはっきりする。

・ 僕にはアイドルはいない。仕事、献身、能力を称賛する。

・ リスキーでないドライビング方法なんて知らない。誰も自分を向上させなければならない。どのドライバーにも、それぞれの限界がある。僕の限界は、他のドライバーよりも少し先にある。

・ 僕は自分の限界、つまり身体的限界や精神的限界を絶え間なく広げ、学んでいる。それが僕にとっての人生のありかただ。

・ ドライバーは一瞬の決定が生死を分ける世界に生きている。感情、特に恐怖にとらわれるべきではない。

・ 恐怖は、人間の生活の一部だ。恐怖に直面する方法を知らない人もいれば、僕自身を含め、恐怖と共存すること、あるいは恐怖に直面することを、否定的なこととしてではなく、自動防衛のような感覚で学ぶ人もいる。

・ 僕は恐怖にワクワクする。

アイルトン・セナ

・ 女性 - いつもトラブルになるけど、なしでは生きていけない。

・ 僕のことをうまいと思うなら、甥(ブルーノ)が来るまで待ってくれ。

・ (死ぬ)日はいつか来る。今日かもしれないし、50年後かもしれない。唯一確実なのは、いつかその日が来るってことだ。

・ 本当に大切なことは、カートでもF1でも何でも、トランプでさえも、自分の仕事でワールドチャンピオンになることだ。つまり世界で最高になるということだ。カートであっても、それは素晴らしい偉業だ。

・ 僕はずっとよい人生を送ってきたが、僕が達成したことはすべて、献身と粘り強さと、目的を達成するという大きな願望、勝つという願望、レーサーとしてではなく人生で勝つという願望のおかげだった。そして、これを見てる皆さんに言いたい。あなたが誰であっても、社会生活の立場や貧富に関係なく、常に目標を持ち、強さと決意を持って、いつも神への愛と信仰を持ってすべてを成せば、いつの日か、何らかの形で目標をすべて達成するだろう。

・ カートは純粋なドライビング、本当のレーシングだった。そしてそれは…それは僕を幸せにする。

アイルトン・セナ

-Source: YallaF1.com
-Amazon: アイルトン・セナ〜音速の彼方へ

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