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2012年07月13日

プロスト、セナの映画への異議を説明

Prost explains his objections to Senna film

アイルトン・セナ、アラン・プロスト、マクラーレン、1988年F1オーストラリアGP

昨年セナの映画「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ」が公開されたとき、アラン・プロストは鑑賞していないと広く報じられた。

しかし、プロストは一番のライバルだったセナの映画についてインタビューを受け、映画のなかで大きく取り上げられていた。

今やプロストは映画を観たようで、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのITVでの取材中に、映画に関する不満を説明した。

映画のなかでの自身の描かれ方に満足しているかという質問に、プロストは「もちろんしていない。全く同意できない」と答えた。

「ある意味、本当に怒っていると言いたいね。30秒で説明できる。なぜなら、わたしはこの撮影に何時間も費やしたからだ。事情を説明するために何時間も使った」

「F1昇格前のアイルトン・セナと、わたしとF1で戦っていたときのセナと、わたしが引退したあとのアイルトン・セナがいたんだ」

「そして、ふたりのキャラクターのストーリーの人間的側面が取り上げられ、人々はわたしたちが戦っていたときに何が起きたか、なぜ彼があのように戦っていたのか、もっとよく理解できるようになるはずだった。亡くなる3、4か月前のことをもっとよく理解できるはずだった。その間彼は、ほぼ1、2週間おきにわたしに電話してきて、質問をしたり、GPDAに復帰するよう頼んだり、ウィリアムズに関する質問や、安全性や私生活について質問してきたんだ。でも、これらの秘密については、誰にも話さないつもりだ」

「私の説明を考慮してくれたらよかったのだが、すべて大急ぎでやった。そして最終的に、彼らは善玉と悪玉という商業的な方法をとりたがった。わたしは悪役を演じることについて、あまり気にしていない」

「しかし、わたしが気にするのはファンだ。ここグッドウッドに来ているが、多くのファンがいる。これがモーターレーシングの歴史だ。ストーリーの結末はこうあってほしかった」

「最終的に、人間的側面を見るべきだ。そうでなければ歴史も伝統もない。それは本当に残念なことだ」

-Source: f1fanatic.co.uk
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markzu at 18:57│Comments(0)F1OB 
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