2014年のF1規約変更: 最終戦のポイント倍増やドライバー・ナンバー
Double points for season finale among 2014 changes

チームとドライバーは、来年の最終戦ではダブル・ポイントを獲得することになる。この変更は、FIAが9日に決定した規約変更のひとつに過ぎない。その他の変更としては、ドライバーに対する恒久的レースナンバー付与、軽度の違反に対する5秒加算ペナルティ、そして2015年以降の世界的コスト制限などがある。
パリで開催されたF1戦略グループおよびF1委員会の会議のあと、以下の項目が全会一致で承認された。
最終戦のポイント
シーズンの最後までチャンピオンシップへの注目を最大限にするため、F1シーズンの最終戦(2014年はアブダビ)では、2倍のドライバーズ・ポイントおよびコンストラクターズ・ポイントが付与される。
ドライバー・ナンバー(固定ナンバー)
ドライバーは、FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップでのキャリアを通じて使用する、2から99までのレース・ナンバーを選ぶことができる。ナンバー1は、現在のワールドチャンピオンが使用できるよう、確保されている。ひとり以上のドライバーが同じ数字を選んだ場合は、前年のチャンピオンシップで上位のドライバーに優先権が与えられる。
コスト制限
世界的コスト制限の原理が採用された。制限は2015年1月から適用される。FIA、商業権保有者の代表者、チーム代表者から構成される作業部会が設立される予定である。この作業部会の目的は、2014年6月末までに規約を承認させることである。
新しいペナルティ
軽度の違反に対する5秒加算ペナルティの原則が承認された。新規約を2014年シーズンに導入するため、どのような形でこのペナルティを適用するかについては、F1チームとともに討議する。
ピレリのタイヤ・テスト: バーレーン 2013年12月17〜19日
F1委員会は、安全上の理由により、2013年競技規約の変更に同意し、F1タイヤ・サプライヤーが、2013年12月17〜19日バーレーンで3日間のタイヤ・テストを実施することを認めた。全F1チームがこのテストに参加するよう招待を受け、6チーム(レッドブル・レーシング、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、フォース・インディア、トロ・ロッソ)が受け入れた。
-Source: The Official Formula 1 Website
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