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2015年12月26日

FIA、メルセデスのキャノピーの評価を推進: F1の保護コックピット

FIA forging ahead with Mercedes’‘halo’canopy evaluation

メルセデスが考案したF1の保護コックピット(キャノピー)

保護コックピットは2017年導入の可能性あり

FIAは、8月のインディカー・レーサー、ジャスティン・ウィルソンの死亡事故を受け、モータースポーツにおけるコックピットの安全性を高めるテストの詳細を明らかにしたが、その中には、メルセデスのいわゆる「後光キャノピー」案の継続も含まれている。

FIAの安全ディレクター、ローラン・メキーズによると、さらなる評価のために特に興味深いコックピット・ソリューションは3つあるという。その3つとは、フロント・ロール・フープ・コンセプト、ロール・フープからコックピットの前に延長した中心線ロールフープ、話題になったメルセデスのキャノピーである。

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「だから、機能するものを考案するのは本当に大変だった。しかし、他にふたつのソリューションがある。最初のものはメルセデスが考案した」
2015年08月29日
メルセデスが考案したF1の保護コックピット: 動画

2014年日本GPでの故ジュール・ビアンキの事故を受け、FIAが独自のテストを実施したあとでこれらの提案が出された。FIAはあらゆる選択肢を検討しており、これらの提案はまだ除外されていない。

重要なことに、テストが成功すれば、コックピット保護は早ければ2017年にも導入される可能性があり、FIAは、各種のシングルシーター・シリーズで機能するソリューションの提供に熱心である。

「まず目的を達するものを見つけようとしている。その後、他の事柄(視界および救出)に対応するつもりだ。幅広いソリューションを検討しており、各テストから学ぼうとしている。主に衝撃テストになるが、衝撃角度や衝撃速度などを変えて行う」

「まだ研究段階だ。それでも、コックピット横の強化など、2016年にすでに取り入れたステップもある。2017年以前にできることはないが、良い結果が得られたら、おそらく2017年には何かが導入されるかもしれない。良い結果が出なければ、ソリューションの導入はさらに延期されるだろう」

グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)の会長で元F1ドライバーのアレックス・ヴルツは、キャノピー・ソリューションが特に好みだと語る。しかし彼は、克服するべき他の問題があることを認めつつも、FIAがアイデアを進めていることに満足している。

トヨタからWECに参戦して今季末に引退宣言したヴルツは「個人的にはキャノピー・ソリューションが好きだ」と語った。

「これらすべてが評価されている。その後、どのような時間枠で何ができるかについて実際的なアプローチを見なければならない。そのアイデアは、ドライバーを100%安全にするものであるべきだ。飛んでくる物体を考えると、キャノピーが最善のソリューションだろう」

「救出、火災など他の問題もあるが、それらは次のステップだ。そしてソリューションの方向性を決める。だからいずれにせよ、僕らが今何かをしていて、何かが実施されることが大事だ。でもまず研究と開発によって検討しなければならない」

「それからチーム、FIA、ドライバーも含めて、ソリューションへのステップを踏む。理想的にはさらに高い安全性が達成できるとよい」

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ウィルソンはポコノ・レースウェイで、衝突による破片に当たった2日後の8月24日に亡くなった。閉鎖コックピットが話題になったのは、2009年ハンガロリンクでフェリペ・マッサが、破片に当たって頭部重傷を負ったときだった。

-Source: Crash.net

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 キャノピーの導入には賛成しがたい。これらは緊急の場合、ドライバーが素早く避難するときなどの二次リスクを生じるだけでなく、フォーミュラ全体を変えることになるだろう。F1はオープン・コックピットの最高峰であり、僕はそのままであり続けるべきだと思う。しかし代替案がある。たとえば保護的なバーやケージだ。

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markzu at 12:07│Comments(0)FIA | メルセデス



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