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2016年01月06日

メルセデスF1パワーユニット 写真で詳細解説 1: メルセデスPU106Bハイブリット

Exclusive pictures of the Mercedes power unit

メルセデスF1パワーユニット(メルセデスPU106Bハイブリット)

調和のとれた複雑性

2014年F1にハイブリッド・ターボチャージャー付きパワーユニットが導入されて以来、メルセデスは注目の的であり続け、ライバルのエンジンメーカーを影に追いやった。メルセデスは、2シーズン、38回のグランプリ週末で32回の優勝と37回のポール・ポジション(ワークスチーム36回、カスタマーチームのウィリアムズ1回)を果たした。これはまさに圧勝である。

メルセデスのパワーユニット責任者アンディ・カウエルの監督の下、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)で働くエンジン・エンジニアたちは、ターボチャージャー付きV6エンジン、MGU-K、MGU-H、バッテリーなど、あらゆる部品がシームレスに機能するよう、巧妙かつ効果的なデザインにした。

カウエルは "Autosport" に「エンジンとERSは連結されているので、常に(次にどこを開発するか)議論している」と語った。

「クランク・パワーを上げるのか、MGU-Hから取り出してバッテリーに入れるパワーの量を増やすのか、あるいはMGU-Kへのパワーを増やすのか、なぜなら、異なるエネルギー・フローがフレキシブルだからだ」

全体的な効率を求めて

「燃焼効率に関する作業はすべて大きな影響がある。なぜなら、100kg/hで流れる燃料には1240KWのポテンシャルがあるからだ。燃焼効率を100%にすれば、Kとして1240KWを得ることができる。引退するまでにこれを達成したいものだ」

「しかし損失がある。タービンに向かう排気のなかにはエネルギーがあるので、タービン効率も追求しているる。H効率を追求し、ケーブル効率を追求している。つまりオレンジ色のケーブル、コネクタ、ケーブルのサイズなど、そういった技術だ」

「ハイパワー・スイッチング効率を追求し、それからKも追及している。そしてバッテリーにエネルギーを貯める時は、そこで多くのエネルギーを損失しないようにしている。だからすべてが本当に重要であり、ERSの多くの面が戦術的な機会をもたらしている」

「ICE(内燃エンジン)の熱効率は古き良きクランクのうなりだ。燃焼室、吸気、燃料噴射、化学、排気システム、排気システムとタービンとの相互作用など、改善を求めるべき部品もパラメータも多い」

「これらはすべて一緒に改善した。ひとつだけではどうにもならないが、他のものと一緒になって結果が出ている。燃料と燃焼過程と、その化学的エネルギーから有用なパワーを解放するという作業のすべてが美しくつながっている」

メルセデス製エンジンの圧勝は、ブリックスワースの有能な頭脳のおかげだが、技術面での優位性と早期開始のおかげもあった。カウエルのチームは、2010年からハイブリッド・パワーユニットの開発を始めていたのだ。そして彼らは非常に独特なエンジンのアーキテクチャを採用し、現在に至るまで顕著な特徴を維持し続けている。

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メルセデスF1パワーユニット 写真で詳細解説: メルセデスPU106Bハイブリット
part 1: 調和のとれた複雑性
part 2: 革新的なセットアップ
part 3: エンジンの統合がすべて
part 4: 社内の専門知識を養成
part 5: 常に一歩先を行くための努力
part 6: 勝つための組み合わせ

-Source: F1i.com





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