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2016年02月10日

セナとプロストの理学療法士ヨーゼフ・レベラーの証言 1

Josef Leberer: Fascinating life of man who cooked and cared for Senna and Prost

ヨーゼフ・レベラー(理学療法士兼栄養士)

F1との出会い

チャンピオンの朝食はセックスではなくシリアルである。ヨーゼフ・レベラーに聞いてみるといい。F1の栄養士兼理学療法士として働くオーストリア人のレベラーは、何十年もF1の偉大なドライバーたちに特別にブレンドしたシリアルを出してきたのだ。

パドック外では無名のレベラーは、過去27年間をF1と共に過ごしてきた。

しかし、彼は予想外にそのチャンスをものにした。

レベラーは、ニュルブルクリンクの炎上クラッシュのあとニキ・ラウダのリハビリを助けたウィリ・ダングル教授の弟子で、教授のスポーツ・クリニックのセラピストとして働いていた。

ラウダがカムバックを果たした時のチーム、マクラーレンは、ドライバーのフィットネスに科学的アプローチを採用することを決め(当時は革新的だった)、フルタイムの栄養士と理学療法士を探していた。彼らはダングルに相談した。

レベラーは、シンガポールのパドックで「ダングル教授は当時わたしの師匠のようになっていたが『オーケイ、君にこの仕事をしてもらいたい』と言ったんだ」と語る。

「しばらくしてわたしは『そう、教授はただおしゃべりをしているだけだ。わたしを会社に留めておきたいはずだ』と考えた」

しかし、ダングルは真剣だった。シーズン開幕の数週間前、マクラーレンのチーム・コーディネーター、ジョー・ラミレスからテレックスが届き、シーズン開幕戦が行われるブラジルにレベラーを送り込むようダングルに要請した。

それは1988年のことで、マクラーレンは圧勝時代を迎えるところだった。そして、経験がなく、F1未体験で、それまでにF1ドライバーと仕事をしたことがなかったレベラーが、ワールドチャンピオンのアラン・プロスト、そして若き才能アイルトン・セナの世話をするために飛行機で飛び立った。

ヨーゼフ・レベラーはこれ以上望めないほどのスタートを切ったが、プレッシャーも期待もなかった。

「緊張する時間もなかった。準備期間が2週間ほどしかなかったので、あちらに飛んで、あらゆることをした。そして『なんてことだ、これは自分にとって全く新しいことだ、どうやってやるんだろう?』と考えた。想像できるかい?」

「何をするべきかについて、ウィリ・ダングル教授からできるだけ多くの情報を手に入れようとした。そして『わたしにできると思いますか? わたしはこの仕事にふさわしいでしょうか?』と質問したら、教授は『おいおい、君は相手にとても親切だし、コミュニケーションがとても上手だ。セラピーもうまいし陽気だ。他に何が必要なんだい?』と言った」

「だから安心して、やる気になった。最後に教授は『でも向こうに行ったら、ひとりでやらなくちゃいけないよ』と言った」

・・・・・・・
ヨーゼフ・レベラーの証言
part 1: F1との出会い
part 2: プロストの頭痛
part 3: 朝食のシリアル
part 4: セナ・プロ対立
part 5: セナとプロストを比較評価
part 6: セナと親友に
part 7: 最後の晩餐
part 8: 将来のチャンピオンを担当

-Source: firstpost.com

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