フェルナンド・アロンソ、ホンダが残留すればマクラーレン離脱を示唆

フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがホンダとの契約を解消しない限り、今シーズン末にチームを離れると明白に示唆した。

マクラーレンは、来年の新しいパワーユニット・サプライヤー選択肢はルノーしか残されていないが、来月中にエンジンサプライヤーを決める予定である。

しかしその決定は、彼らのスター・ドライバー、アロンソの将来と密接に結びつくようだ。アロンソのホンダに対する信頼は、3年間のフラストレーションのあと、消えてしまったように見えるからだ。

アロンソ、F1解説者のコメント

ベルギーGP後、スカイ・スポーツF1が、マクラーレンがホンダとの契約を更新すれば、チームを離れるのかと質問したところ、アロンソは「今後数回の週末を見て考えいたい。マクラーレンは世界最高のチームのひとつなので、喜んで彼らと仕事を続けたい。でも今後数週間の状況を見極める必要がある」と答えた。

アロンソは、将来に関する9月の決断に向けて準備をしているが、彼の示唆はスカイF1解説者たちの印象を裏付けた。

マーティン・ブランドルはアロンソのマクラーレンでの将来について「マクラーレンはこれに関してかなりはっきりしていると思う。フェルナンド・アロンソはパドックで会う人の多くやファンは、グリッドのトップ3に入ると考えているドライバーであり、彼をチームにつなぎとめたいのなら、エンジンを変えなければならないだろう」と語った。

パット・シモンズも同じ意見で「フェルナンドがその決断を強いていると感じざるを得ない」と述べ、スカイF1のアナリスト、ポール・ディ・レスタも「ルノーエンジンを搭載した場合のみ、マクラーレンで走ると思う」と述べた。

アロンソの苛立ちは、スパでのレース中、何度も沸点に達しそうに見えた。彼はチームのレース・ペース（あるいはペース不足）について、リタイヤ前に「恥ずかしい」と表現していた。

アロンソのリタイヤの正確な原因は不明である。ホンダは、スカイF1のテッド・クラヴィッツに、本部に戻す前の時点で、彼のエンジンには何の問題も検出されなかったと語っている。

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アロンソの来季

アロンソは、来年ウィリアムズのシートをオファーされているようで、ルノーももうひとつの選択肢だと見られている。

アロンソは予選後「オファーがある」と認めた「6月、7月、8月にもオファーをもらった。その60％についてはすでにノーと言ってある。残り40％についてはまだ検討中だ」

また苦境にあるマクラーレンのチーム代表ザク・ブラウンはスカイF1に「彼はあのパワーユニットをあまり信頼していないので、我々は、いや具体的にはホンダが、なるべく早く抜本的に改善しつつあることを彼に証明する必要がある」と語った。

-Source: Sky Sports

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