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2018年02月01日

2018年の新しいF1技術規約とは

What are the new F1 sporting regulations for 2018?

2017年の技術規約の変更により、F1マシンは幅広く速くなったが、今シーズンの変更数は比較的少ない。もちろん、だからといって重要でないわけではない。一部は非常に重要になるだろう…

T-ウィングとシャークフィンにお別れ

フォース・インディアVJM10:T-ウィング(複数プレート)

チームが2017年の規約変更を検討した時、いつものようにチームは規約に書いてあることと同様、規約に書いてないもの、すなわち抜け穴を探した。その抜け穴のひとつが、見苦しいT-ウィングと組み合わせた、長いシャークフィン状のエンジンカバーだったが、2018年はその抜け穴が閉ざされた。

2017年F1マシンの開発禁止領域(赤のブロック)

上図の赤いブロックが、開発禁止領域だった。しかし、中心のわずかなスペースには規制がないことがわかるだろう。チームはここを最大限活用し、極端なソリューションもいくつか生まれた。ウィリアムズはダブルT-ウィングを採用し、フォース・インディア(上図)、ルノー、マクラーレンなどはさらに進めて複数プレートを試した。T-ウィングの目的は、メインのリア・ウィングによりよい気流を導くことで、一部の例ではわずかにダウンフォースを増加させることだった。

2018年はシャークフィンとT-ウィングが禁止されたため、今シーズンの新マシンのリアは、下に示すように、昨年10月のオースティンでザウバーがテストしたものに似ると予想される。エンジンカバーにはある種のフィンが残っているが、2017年のようにカーボンファイバー製の大きな帯状のフィンとは全く異なる。

ザウバーC36:エンジンカバー

ハローにこんにちは

2018年、F1ファン全員がすぐに気づく変化は、ハローの導入だろう。ハローとは、事故の際にドライバーの安全性を高める、特に頭部から破片を逸らすために設計されたコックピット保護装置である。

メルセデスF1 W08:ハロー | 衝撃力(キロニュートン)の数字

過去2シーズンのフリー走行やテスト・セッションでチームがテストしてきたハローの設計は、2015年FIAの要請によってメルセデスが行った最初の研究に似ていなくもない。中心支柱が、ドライバーの頭部周囲にある「ループ」を支える設計である。

ハローは義務付けられており、その中核設計は規約に縛られているが、チームが表面を変更できる部分もあるので、この新装置が各種の小型空力学的デバイスで飾られても意外ではない。

上図中の数字は、ハローがFIAの静荷重テストで各方向について合格しなければならない衝撃力(キロニュートン)である。理想的には土台をできるだけ軽くしたいため、ここはチームが長時間を費やした分野である。

マシンの全体的最低重量は、ハローの導入を補うため、6kg増の734kgに引き上げられたが、実際のハローと土台の重量は14kgになると推定されているため、チームがパフォーマンス・バラストを試す余裕が減り、体重の重いドライバーは潜在的に不利になるかもしれない...

トリック・サスペンションの禁止

2018年シーズン前にFIAが発表した、小さいが重要になるかもしれない指令は、マシンの空力学的パフォーマンスを改善するために使用されていたトリック・サスペンション・システムに関するものである。

レッドブルRB13:フロント・サスペンション

昨年、レッドブル(上図)やフェラーリ(下図)などのチームは、フロント・サスペンションのなかでアップライトに接続する小さいリンクのセットアップを試したが、これは空力学的パフォーマンスにとって重要な要素であるマシンの車高を、ステアリング角度によって、1周の間に変化させることができると見られていた。そのため、FIAはこのようなシステムを違法と判断した。

フェラーリSF70H:フロント・サスペンション

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2018年F1技術/競技規約
技術規約 | 競技規約

-Source: The Official Formula 1 Website

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2017年12月07日
2018年F1の競技規約および技術規約について一部改正:FIA公式プレスリリース


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