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2018年05月15日

2018年の新しいF1競技規約とは

What are the new F1 sporting regulations for 2018?

前回、技術規約の変更を説明したように、2018年の競技規約もアップデートも数は少ないが重要性は高い。以下が重要ポイントの要約である…

F1のエンジンブロー

1シーズンあたりエンジン3基

F1パワーユニットの信頼性をさらに高め、コストを下げるために、今シーズンの各ドライバーは、21戦を3基のエンジンで戦わなくてはならない。昨年のエンジン数は4基だった(カレンダーは20戦)。

これによる正確な影響はまだわからないが、パフォーマンスと耐久性との間にある細い線をたどるのは、かつてないほど難しくなるだろう。保守的すぎると、ペースが落ちる。攻めすぎると、高いコストとグリッド降格ペナルティのリスクがある。しかし2018年はペナルティも変更された(下記参照)。

シーズンあたりエンジンが1基少なくなることは、チームにとってパワーユニットの大規模アップグレードのチャンスが1回減ることを意味している。つまり、年間を通して開発プログラムを最もよく管理したチームが、大きな見返りを得るチャンスがあるということである…

F1のスタート、後方から撮影

グリッド降格ペナルティの単純化

ドライバーあたりのエンジン数が1基少なくなるため、2018年はグリッド降格ペナルティが増えるだろう。しかし、ペナルティがスタート順位に与える影響について、ファンはさほど混乱しなくてすむだろう。

これまでのシステムだと、複数のパワーユニット・エレメントを交換したドライバーは、グリッド降格数が加算されていたため、しばしば、レースに出走するマシンの台数を越えていた。

今年は、15番以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは、グリッド最下位からスタートすることになる。ひとり以上のドライバーが、そのようなペナルティを受ける場合、交換したエレメントによって順位が決まる。おかげで、ファンと、グリッドを決める任務を負うFIAは頭痛が減るだろう!

2018年タイヤ・ラインアップ

タイヤ・コンパウンドの拡大

2017年と同様、公式F1タイヤ・サプライヤーのピレリは、各グランプリでチームに3種のドライ・ウェザー・コンパウンドを供給する。しかし、2018年はその3種のコンパウンドは、選択肢の両端にあたるピンクのハイパーソフトと、オレンジのスーパーハードを含む、より広範囲の品揃えから選ぶことになる。

つまり、スリック・コンパンドがこれまでの5種類から7種類になり、すべてが2017年よりも軟らかくなるので、F1史上最速のタイヤとなる。当初のデータに基づく報告書によると、マシンは1周あたり2秒速くなりそうだという。

2018年F1:ドライ・ウェザーのタイヤ・コンパウンドは7種類

また、2018年には、ハード・コンパウンドの色が青となる。これによって、上述のスーパーハードが、ピレリのタイヤのなかで最も硬い選択肢であるオレンジ色になる。2018年のコンパウンドは、ハイパーソフト(ピンク)、ウルトラソフト(紫)、スーパーソフト(赤)、ソフト(黄色)、ミディアム(白)、ハード(青)、スーパーハード(オレンジ)である。

ピレリのコンパウンド選択により、全体的にタイヤが柔らかくなるため、2018年はピットストップが増え、1ストップのグランプリが減るため、レーシングがさらにエキサイティングになるだろう。

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2018年F1技術/競技規約
技術規約 | 競技規約

-Source: The Official Formula 1 Website

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2017年11月24日
ピレリ、ハイパーソフトとスーパーハードを追加し7種類に:2018年F1


markzu at 12:21│Comments(0)F1技術/競技規約 
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