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2018年05月17日

メルセデスの調査から開幕戦のハミルトン敗北理由が明らかに

Mercedes investigation identifies why Hamilton missed out on win

ルイス・ハミルトン(メルセデス):2018年F1オーストラリアGP

バグ。3月25日のオーストラリアGPでハミルトンが優勝を逃した理由について、メルセデスは徹底的な調査のあと、そう結論した。

ルイス・ハミルトンはアルバート・パークでのレースの序盤をコントロールし、ピットストップ・シークエンス中もセバスチャン・ベッテルから首位を奪還しかけていた。しかしロマン・グロージャンのハースが停止したため、バーチャル・セーフティカー(VSC)が発動した。

ワールドチャンピオンのハミルトンが苛立ったことに、ベッテルはピットストップ後、ハミルトンより前で合流することができた。当初、メルセデスは、原因はハミルトンが首位奪還のために必要なタイム差を間違って予想したソフトウェアの不備だと考えた。しかしそうではなかったことが明らかになった。

アンドリュー・ショヴリン(メルセデスF1チームのトラックサイド・エンジニアリング・ディレクター)<br>

メルセデスのトラックサイド・エンジニアリング・ディレクター、アンドリュー・ショヴリンは、チームのレース解説ビデオ(下の動画)で「問題があったのは、我々が使っているレース戦略ソフトウェアではない」と語った。

「ラップタイム差を計算するためにつくったオフライン・ツールにバグが見つかり、そのため間違った数字が示された」

「我々が計算していた数字は約15秒だったが、実際はやや短い13秒だった。だからそれが差分となった。だからこそ安全だと思った。やや余裕があると思ったが、実際はあのような結果になってしまった」

「我々は2位に後退し、オーバーテイクが非常に難しく、追い抜くことができなかった。計算についてはもっとうまくできる要素があるが、将来を見据えている」

「ベッテルがピットに向かう時に素晴らしいインラップをしたり、非常に速いピットストップをしても、それをカバーできるようにしたいので、より余裕を持てるようにする。だから何が起きても、あらゆる失敗を調べてそれを解決し、再発しないようにするためのプロセスを導入する」



ハミルトンは、ピットからの要請があればもう少し速く走ってベッテルを抑えておくためのギャップをつくることができたのだろうか? メルセデスはできたと考えている。

アンドリュー・ショヴリンは「マシンをもっと攻めることができた」と述べた。

「レースのこの時点では、燃料プロファイルに従っており、燃料温存をしなければならなかった。メルボルンは105kg制限でレースをするのが非常に難しい」

「そしてタイヤについても大いに注意していた。チームはいずれにしろ安全だと考えていたので、セバスチャンは我々より後ろで合流すると考えていたし、ルイスに攻めるように伝えなかった」

「マシンが優勝できるだけの速さがあったのに、メルボルンで勝てなかったことが大きなフラストレーションだ。レースのマネージメント方法が違っていれば、勝てたはずだった」

「しかしあの時点では、我々は間違った安心感を抱いており、ルイスをできるだけ速く走らせなかった。将来はこの部分についてもっと余裕を持つ必要がある」

今回ベッテルが優勝したことで、ハミルトンはメルボルンでは7回のポール・ポジションを獲得したにもかかわらず、優勝は2回に留まっている。

-Source: The Official Formula 1 Website

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markzu at 16:59│Comments(0)メルセデス 
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