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2018年05月19日

レッドブルRB14:バージボード - F1スペインGP

Red Bull RB14 - barge board

フェラーリが注目を集めた一方で、強豪チームのなかで最大の変化があったのはレッドブルだった…

ロール・フープの配置のため、新しいクラッシュ/荷重テストが行われたエンジン吸気口や、改良フロント・ウィングと同様、RB14のサイドポッドも平面図で見ると、さらに狭い「コークボトル」セクションになるよう作り直された。

要求される形状にするには、内部のラジエーターを再配置しなければならず、新しいサイドポッドの形状に合わせてバージボードの配列も変える必要があった。

レッドブルRB14:バージボード
レッドブル、スペインで形状を変えたバージボードを披露
レッドブルRB14:バージボード
以前よりもさらに細くなったレッドブルの新しいサイドポッド

バージボードと、上部のブーメラン・セクションの形状が変わった。サイドポッド吸気口の前にあった以前の4枚の気流加速用の「歯」は、今や6枚になり、アンダーフロアの端でさらに強い渦流が発生するよう、フロアの外縁にはマクラーレンのようなスロットがある。

これらの渦流は、仮想スカートとして機能し、外側に対してその領域を封鎖し、アンダーフロアの表面とディフューザーによって生じる陰圧を増強する。それらを強化するためにスロットを使用するのは、2016年以降の幅広いフロアのマシンの特徴になった。

シミュレーションから、この変更は1周あたり少なくとも0.3秒のパフォーマンス向上につながることが示唆された。しかし、実際には予選ではそれが発揮されず、ポール・ポジション・タイムとの差は以前と同じだった。

レッドブルとフェラーリのアップデートの価値を評価するのが難しいのは、パフォーマンスがマシンのどんな変更よりも、タイヤ温度という難問によって大きく左右されるからだ。

レッドブルRB14 技術解説

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F1スペインGPの技術解説
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