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2018年06月13日

ベッテルがフェラーリをタイトル・レースに引き戻す:F1カナダGPブランドルのコラム

F1 column - Martin Brundle: 2018 F1 Canadian GP

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)優勝:2018年F1カナダGP

スカイF1のマーティン・ブランドルがカナダGPと、フェラーリのふたりのドライバーの対照的な様子と、チャンスを虎視眈々と狙っているフェラーリの若い秘蔵っ子について振り返る...

まず何より、圧倒的な強さで、当然のポール・トゥ・ウィンを果たしたフェラーリとセバスチャン・ベッテルにおめでとう。

フェラーリとベッテルは、2018年カナダGPを完全に支配した。実際、とても感動的だったので、それを協調するためにチェッカー・フラッグが2度振られたくらいだ。

素晴らしいレースではなかったことは否定できない。最終周回に突然ダニエル・リチャルドがレースの最速ラップタイムを記録したのに、チェッカー・フラッグが早まって振られた場合、レースはそれまでに終わった周回の最後で終了すると規定されているため、リチャルドは記録から除外されたということもある。だから今回は68周のレースとなり、マックス・フェルスタッペンが最速ラップタイム記録の保持者として残されることになった。

間違ったフラッグが振られたあと、減速したドライバーもいれば、まだレースが終わっていないと気づいていたドライバーもいたので、実際には危険だった。

グリッドでモデルのウィニー・ハーロウにインタビューしたとき、F1の大ファンではなくルイスのファンというだけだと認めていた。彼女はそれでもチェッカー・フラッグを振る役に選ばれた。1周早くフラッグを振ったのは彼女のミスではないことが判明した。

レース・ドライバーとして、ベッテルはレース後、どんなスポーツでもがっかりするような出来事が起きるものだと述べたが、わたしは日曜夜に偉大なアラン・プロストの名言「わたしの仕事は、できるだけ遅いスピードでレースに優勝することだ」という格言を思い出した。ただし、もっと壊れやすいマシンの話ではあるが。

2018年06月11日
早まったチェッカー・フラッグを受け、手順見直しへ

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先週末は、興味深い話題や前向きな話がなかったわけではなかった。どのレースに来ても、優勝候補をはっきりと特定できないように見える。スペインでルイス・ハミルトン、モナコでダニエル・リチャルドに続いて、今回のレースで3回続けて、3つのチームから3人の圧倒的な優勝者が出たのだ。

レッドブルは優勝の可能性が低いとしても、3チーム6人のドライバーは全員チャンピオンシップ争いをしており、マシンをきっちり決めて一番ミスが少なかったドライバーが優勝するのだと思う。

問題は、実力の伯仲したドライバーたちが、ほとんどミスを犯さず、信頼性の高いマシンに乗っている場合、クラッシュや悪天候、タイミングが悪いセーフティカー出動などがない限り、レースが退屈になってしまうことだ。

先週末のように、FIAがDRSゾーンを追加すると、わたしは落胆する。その理由は、第一に、必要ではあるが、まやかしの対策であるから。第二に、これは多くの重要なデータを密かに知っている誰かが計算をして、オーバーテイクがあまりないことを明かしているから。

2018年06月08日
F1カナダGP 2018年サーキット・ガイド:FIA

マックス・フェルスタッペンとダニエル・リチャルド:2018年F1カナダGP

また、レース終盤にドライバーが突然最速ラップタイムを記録するのも苛立たしい。それほどのグリップとスピードがあるのなら、なぜそれを利用しないのか? ドライバーは、ブレーキもタイヤも燃料もすべて使い果たしてラインを越え、「5分くれ、まず回復する必要がある」と言うべきだ。

実際、セブ・ベッテルは、早まったチェッカー・フラッグに対して、禅の修行から戻ってきたような口調でチーム無線で話していた。

数戦前、わたしはフェラーリを心配していた。彼らはメルセデスに後れを取っているように見え、あらゆる事柄についてFIAに訴えていた。しかし今やベッテルは再びチャンピオンシップ首位に返り咲き、フェラーリもコンストラクターズ争いに復帰した。

これは、我々全員に、マシンの開発がどのように作用するかを思い出させてくれる。レース週末にはエンジンのアップグレードや新しいパーツについて、いろいろなことを耳にするが、チームがそれぞれ0.05秒ずつ短縮するようなことを3つか4つ思いつけば、合計で0.2秒になり、レースで圧勝できる。こういったわずかな改善の積み重ねが違いを生み出すが、ありがたいことに、それらが禁止されても、大きな後退にはならない。

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マーティン・ブランドルのF1コラム
F1カナダGP
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