トップ | レース結果 | コメント | 技術解説 | チーム分析 | サーキット・ガイド | 動画 | コラム | インタビュー | データ | レース動画 | レース写真 | GP恋人写真 | マシン写真動画 | 特集 | ヘルメット | テスト
2018年07月10日

素晴らしいレース展開で忘れられないイギリスGPに 1:F1イギリスGP ブランドルのコラム

F1 column - Martin Brundle: 2018 F1 British GP

2018年F1イギリスGP スタート

レッドアローズ - イギリス空軍:2018年F1イギリスGP

スカイF1のマーティン・ブランドルが、シルバーストンでの美しい週末と、ドラマと物議を生んだイギリスGPを振り返る

シルバーストンはあらゆる面で熱かった。そして何と素晴らしいレースとスペクタクルだったことか。

わたしは、何十年間あらゆる種類の嵐に耐えてきたシルバーストンをとても誇らしく思った。大観衆がブライズ・ノートン空軍基地に戻るイギリス空軍のレッドアローズに拍手を送り、王室騎兵隊楽団がグリッド前で演奏すると、注目は素晴らしいレースに向けられた。

実際にグリッドに並んだのは20台中17台だった。ウィリアムズの2台は、問題のあったリア・ウィングをパルク・フェルメで違う仕様に変更し、ブレンドン・ハートレイはフロント・サスペンションの故障でフリー走行中にクラッシュしたためシャシーを交換したため、規約によりピットレーン・スタートとなったのだ。

セルジオ・ペレスがスピンしてピットレーン・スタートのウィリアムズ2台の前に:2018年F1イギリスGP

それでも、最初の数コーナーでは、グリッドの半数が互いにぶつかり、奇妙なことにピットレーンからスタートした2台のウィリアムズでさえ、セルジオ・ペレスのスピンするフォース・インディアを避けなければならなかった。非常に速いハースに乗ったロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンも、好成績が待ち構えているのに接触した。

わたしの見るところ、この1周目の連続クラッシュは、AクラスとBクラス(メルセデス、レッドブル、フェラーリの次のポイント獲得チーム)の各クラスでの競争が、現時点で非常に激しいことが原因だろう。

ルイス・ハミルトン、キミ・ライコネンに追突されスピン:2018年F1イギリスGP

そしてもちろん、ターン3でキミ・ライコネンがルイス・ハミルトンに追突するという重大な場面があった。ライコネンは「僕が悪かった」と説明し、ペナルティを受けても当然だと認めた。
動画:ハミルトン ライコネンと接触してスピン 最後尾に

レース直後、メルセデスのなかでも特にルイスは、フランスでのセバスチャン・ベッテル、シルバーストンでのライコネンの接触は意図的だと感じていることが判明した。彼らはワールドカップで選手が審判にアピールするために転がるのを見すぎたのだと思う。おそらく、その後の避けられないバトルに向けた巧妙な心理的な行動だったのかもしれないが、メルセデスの課題は、よりよいレーススタート・プロトコルによるフロント・ロー独占策と、より鋭いセーフティカー作戦だ。

ベッテルが、ポール・リカールで意図的にヴァルテリ・ボタスをコースアウトさせ、ハミルトンを先頭で自由にさせるリスクを冒すのは、チャンピオンシップ優勝戦略には見えないし、キミがあんなことをすると本当に信じている人がいるだろうか? もちろんしばらく経つと、ルイスはソーシャルメディアで前言を撤回した。

「フェラーリがメルセデスにぶつかる」事故はいずれも、スタート後の最初のブレーキング・ゾーンで起きており、フェラーリは冷たいフロント・タイヤと燃料満載の状態でアペックスをタイトに曲がろうとしてステアリングを切ると、フロント・タイヤがロックしたのだ。彼らはこれを解決する必要がある。

ライコネンに科せられた10秒ペナルティは十分重く、ペースから判断して、見たところダメージを受けていないハミルトンのメルセデスより下位でフィニッシュした。そしてこれは、フランスでボタスをリタイヤさせ、車列を乱したときのベッテルの5秒ペナルティが甘かった(我々の多くがそう考えた)ことを目立たせている。

・・・・・・・
マーティン・ブランドルのF1コラム
F1イギリスGP
part 1 | part 2

+関連記事
2018年07月08日
F1イギリスGP決勝


今日+昨日アクセスランキング
    10日間アクセスランキング
      30日間アクセスランキング

         誤字脱字誤訳誤変換その他間違いご指摘お願いします
        名前:
         
         

        ↑このページのトップヘ