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2019年02月08日

2019年の新しいF1規約とは

F1 RULES & REGULATIONS: What’s new for 2019?

F1マシンのリア・ウィング:2018年と2019年の違い

新年になればルールもかわる。2019年の規約変更は、F1レーシングの競争をさらに高めることをめざした2021年に予定されている変更ほど全面的なものではないが、非常に重要な基礎となる。はっきりわかるものもあれば(マシンの見た目は著しく変わる)、かすかではあるが重要なものもある。ここでは、新シーズンの規約について知っておくべきことをまとめた…

ウィリアムズF1マシンの2019年仕様フロント・ウィング:テスト写真

新しいフロント・ウィング

変更内容:幅が広く、高く、かなり簡素化されたフロント・ウィング

変更理由:ドライバーが先行マシンにより近づいて走行できるように、つまりオーバーテイクの可能性を高めるため

ウィングの幅は200mm、高さは20mm増加し、25mm前に移動した。

フロント・タイヤ周辺の気流を逸らす外側の複雑なエンドプレートは禁止される。その代り、もっと単純なエンドプレートになるため、ウィングのほぼ全幅がダウンフォース生成に利用される。

ウィングが高くなることで、その力がさらに強まり、失速への感受性が低下するので、ドライバーが別のマシンに近づいてもフロント・エンドのグリップを突然失うことが少なくなる。

2018年マシンに搭載されていたウィング下の複数のストレーキは、両側で2枚ずつに制限されるので、より多くの気流がアンダーボディに導かれる。これは、空力学的混乱に対してあまり敏感ではないので、後続マシンのドライバーにとって不安定な「後流」が生成されにくい。

2019年F1マシンのフロント・ウィング

2019年F1マシンのフロント・ウィング

2019年F1マシンのフロント・ウィング

2019年F1マシンのフロント・ウィング

新しいバージボード

変更内容:小さくなり、再配置されたバージボード

変更理由:効果を弱め、空力学的破壊度を下げるため

バージボードは高さが150mm低くなり、フロント・ウィングから来る気流とよりよく合流するよう100mm前に移動した。これによって最終的に、後続ドライバーにとって先行マシンの後部から来る気流がそれほど問題にならないようになるので、先行マシンに近づくことができるはずである。

2019年F1マシンのバージボード

新しいリア・ウィング

変更内容:高く、幅広く、簡素化されたウィング

変更理由:フロント・ウィング同様、レーシングをさらに接戦にするため

高さが20mm高くなり、いわゆる「ルースターテール(雄鶏の尾)」状の後流が、マシン後部の高い位置から生じるようにする。幅が100mmに広がったことと相まって、大きくなったウィング・アセンブリは、スリップストリームに入ろうとする後続マシンのために空気中に大きな穴を生じさせる。

さらに、DRS開口部が20mm拡大され、潜在的な能力を約25%増加させる。そして、2018年の均圧エンドプレートに制限が課せられた。

2019年F1マシンのリア・ウィング

2019年F1マシンのリア・ウィング

2019年F1マシンのリア・ウィング

2019年F1マシンのフロント・ウィング

2019年F1マシンのリア・ウィング

新しいブレーキ・ダクト

変更部分:簡素化された設計

変更理由:ブレーキ・ダクトの空力学的活用を抑制するため

複雑な設計が制限されるので、エアロダイナミシストが活用できる表面積が小さくなる。また、この変更によって、マシンのその部分が乱流の中にある場合、ダウンフォースの低下が少なくなる。つまり、ドライバーは先行マシンに近づいて追いかけることができるはずである。

2019年F1マシンのブレーキ・ダクト

2018年06月14日
オーバーテイクを増やす2019年F1技術規約の詳細説明
2018年11月28日
F1動画:2019年F1に導入される空力学的変更

タイヤ・カラーの修正

変更部分:ピレリは、2018年の虹のようなタイヤ・カラーではなく、2019年は3色に減らした

変更理由:ファンが作戦を理解しやすくするため

ハイパーソフト、ウルトラソフト、スーパーソフトという用語は過去のものになった。今年は、各グランプリで白はハード・タイヤ、黄色はミディアム・タイヤ、赤はソフト・タイヤが使用される。しかし、これら3つのタイヤの実際のコンパウンドはサーキットによって変更される。ピレリは最も硬いC1から、最も柔らかいC5まで、5種類のコンパウンドを用意している。

2019年F1のタイヤは3色(白、黄色、赤)

2018年12月11日
ピレリ、2019年F1開幕戦から4戦までのタイヤ割り当てと新システムを発表

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2019年の新しいF1規約とは
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