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2019年06月12日

レース後の騒動:F1カナダGP ブランドルのコラム

F1 column - Martin Brundle: 2019 F1 Canadian GP

ベッテル、ハミルトンのマシン前の「1位」ボードを「2位」ボードに置き換える、パルク・フェルメ:2019年F1カナダGP

レッドブル時代のセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーとの間で有名になった「マルチ21」の騒動のときと同様、わたしはレース後のインタビューを担当することになったが、控えめに言っても興味深かった。

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ベッテルはパルク・フェルメでのインタビューに姿を見せず、ルイス・ハミルトンに話を聞いているときのブーイングはすごかった。これは全くアンフェアだった。彼はミスを犯すこともなかったし、裁定を下したわけでもなかった。彼は、レース前に急いで組み立てられたマシンで素晴らしいレースをしただけだ。

ハミルトンとブランドル、パルク・フェルメでのインタビュー中ブーイングが凄い:2019年F1カナダGP

シャルル・ルクレールとマーティン・ブランドル、パルク・フェルメでのインタビュー:2019年F1カナダGP

シャルル・ルクレールは、グリッドでもパルク・フェルメでも、やや距離を置いているように見えた。そしてフェラーリはセーフティカーを期待していたため、彼はトップ2から置き去りにされ、彼のレースはやや孤独だった。わたしは、彼がレース後にベッテルにペナルティが科せられたことを知らなかったと言ったので驚いた。なぜならセブは、ペナルティ適用後も2位を確保するため、「さあ攻めろ」や「全力を出せ」という指示を受けていたからだった。

インタビューの仕事が終わったと思った時、セバスチャンが表彰台に来ると聞かされた。そのためシャンパン・ファイトのあと、彼にインタビューして、可能であればルイスも議論に加わってもらうことになった。

ベッテルとブランドル、表彰台でのインタビュー:2019年F1カナダGP

ハミルトンのインタビューにはブーイング、ブランドル、ベッテル:2019年F1カナダGP

ガレージを通り抜け着順ボードを置き換えたセブを一番にインタビューして、さらに宿敵ルイスを会話に呼び込んだとき、ルイスはさらに大きなブーイングを受けた。

やや不作法だったとしても、着順ボードを置き換えたセブの冷静さを面白く思った。しかし「ルイスにブーイングをするべきではない」と観客に呼びかけたことは称賛に値する。彼は伝統主義者で、いろいろな意味で古風なのだ。そしてFIAがしばらく前に「ドライバーにレースをさせる」と宣言したことを思い出させる我々の仲間になった。

2019年06月10日
F1カナダGP決勝
ベッテル「ハミルトンへのブーイングは違う、するならおかしな判決に対してするべきだ」、ブランドル、ハミルトン:2019年F1カナダGP

ハミルトンのインタビュー中に彼に対してブーイングが聞こえると、ベッテルは寄ってきて「ルイスにブーイングするべきではない。ブーイングするとしたら、このおかしな判定に対してするべきだね」

わたしはFIAの部外者なので、チャーリー・ホワイティングならどうしたかはわからない。しかし、ニキ・ラウダなら、自分のチームの結果に不利になることであっても、何を言うか間違いなくわかる。

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現実離れしているかもしれないが、ルイスとメルセデスは、サッカーボールをタッチラインから蹴り出すように、フェラーリに「ルクレールをルイスのテールから遠ざけてくれれば、ベッテルから5秒以上遅らせる」と言っていれば、F1と自らのために非常によいことをしたことになっただろう。しかし彼らがそんなことを言うわけがない。ルイスは素晴らしいレースをしてセブにプレッシャーをかけていた。

ベッテルはレース後「もうタイトルは問題ではない」、チームはレース優勝に値したと述べた。

スペクタクルにとっては悲しいことに、シーズン7戦目にして、数字はメルセデスが両タイトルを再び獲得するという事実を裏付けている。しかし残り14戦、ドライバーズ・ポイントはまだ364ポイントある。

2019年06月10日
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マーティン・ブランドルのF1コラム
F1カナダGP
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F1カナダGP決勝

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マッティア・ビノットは、ベッテルのレース後の失望からの行動(彼は、ハミルトンのマシンの前にあった「1位」ボードを「2位」に変え、レース後に予定されていたマーティン・ブランドルのインタビューを受けず、フェラーリのホスピタリティに駆け込んだ)と、先の引退否定は、ベッテルがF1でのさらなる成功を求めているしるしだと見なした。




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