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2019年10月02日

フェラーリは不運、メルセデスは幸運だったのか:F1ロシアGP 10の話題

2019 F1 Russian GP

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)2019年F1ロシアGP

連続500回以上のグランプリ経験を持つF1ジャーナリスト、デイヴィッド・トレメインはパドックの常連のひとりであり、約50年のF1経験のなかですべてを目にし、関係者全員に会い、すべてを書いてきた。その彼が第16戦ロシアで考えたこととは…

1. フェラーリはソチで不運だったのか?

イエスでもありノーでもある。ただし、自分の運は自分で作るという条件で。

まず、スタート・ラインからスリップストリームを使うのは、必要以上に難しい仕事だった。この賢明なアイデアは見事に成功したが、スリップストリームで恩恵を受けたドライバーが、スリップストリームをつくったドライバーにすぐにアドバンテージを返さなかった。しかし、そのためにフェラーリはレースに負けたのではない。彼らが負けた理由は、セバスチャン・ベッテルのMGU-Kの脆弱性と、チームの対応方法だった。

当初、27周目に問題が生じたとき、ベッテルはすぐにピットインを意味する「ボックス、ボックス、ボックス!」という指示を受けた。その後、彼がターン15まで進むと「マシンを止めろ、マシンを止めろ!」と言われた。わたしが思うに、すべてのテレメトリが、差し迫った故障という恐ろしい状況を伝えていたのだろう。

フェラーリは、パワーユニット破損のリスクがあるため、すぐにマシンを止めることを選んだように見えるが、セブがピットまで戻っていれば、メルセデスにレースのアドバンテージを与えたバーチャル・セーフティカー(VSC)は出動しなかっただろうと思えてならない…

2.そしてメルセデスは幸運に恵まれたのか?

イエスでもありノーでもある。ただし、自分の運は自分で作るという条件で。

メルセデスの場合、フェラーリのペースが非常に速かったので、彼らはよくて3位と4位を予測していた。そしてメルセデスは今回も、ピレリのソフト・タイヤのパフォーマンスを見誤った。

シンガポールでは、彼らが予想しなかったときにタイヤが崖から落ちた。ソチでは、ソフト・タイヤはかなり長持ちした。メルセデスは12周と予想していたが、それが2倍になった。したがって、ミディアム・タイヤでスタートするという彼らの賭けは実際ほど力がなかった。

しかし、メルセデスが自らの運をつかんだのは、ルイスがフェラーリにプレッシャーをかけ続け、シャルル・ルクレールを追いかけて一休みする瞬間を与えなかったからだった。だからこそ、セブのマシンが壊れたとき、VSC発動中にチャンスをつかむ態勢が整っていたのだ。

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F1ロシアGP 10の話題
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