トップ | レース結果 | コメント | 技術解説 | チーム分析 | サーキット・ガイド | 動画 | コラム | インタビュー | データ | レース動画 | タイヤ | レース写真 | GP恋人写真 | マシン写真動画 | 特集 | ヘルメット | テスト
2019年10月02日

フェラーリ・ドライバーのライバル意識:F1ロシアGP 10の話題

2019 F1 Russian GP

セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ):2019年F1ロシアGP

3.ベッテルとルクレールのライバル意識が高まる

ターン1と2までの長さを考えると、シャルル・ルクレールのマシンのスリップストリームをセバスチャン・ベッテルに与えることは、スタートでは合理的だった。しかし、ふたつの要素が加わった。まず、セブの目のくらむような走り出しがあった。シャルルの後ろについたとき、ベッテルはすでにルイス・ハミルトンを抜いていた。つまり厳密に言うと、フェラーリはすでに1-2になっていたので、彼はスリップストリームと、1-2を達成するためにスリップストリームを利用するというアイデアを必要としなかったのだ。

もうひとつの要素は、セブが最速ラップタイムを連発したことだった。同意済みの順位交換が無理だとシャルルが不満を言い始めると、セブはシャルルは順位を交換する前に差を縮める必要があると言うことができた。もちろんそう言うのは簡単であり、ルクレールはルイスを抑えておくためにソフト・タイヤを使い果たしつつあったことを考えると、やや不誠実であった。

最終的に、シャルルのリア・タイヤは摩耗し、4周早くピットインしてセブをアンダーカットし、セブがピットレーンを出るときには先頭に返り咲いた。シャルルはマシンを下りると状況を大げさにしないのがうまいが、レース中に無線であまり不満を言わないという約束にもかかわらず、チームメイトが序盤に協力しなかったことに明らかに怒っていた。ちょうど、セブがモンツァの予選で、チームメイトがQ3最後となるはずのアタックで協力しなかったことに怒っていたように…

チーム代表マッティア・ビノットは、スリップストリームとその後の順位交換のコンセプトをうまく説明した。しかし彼自身を含め、フェラーリのタイヤが摩耗するとルイスがペースを速める前に、セブが序盤にシャルルに順位を譲る代わりに逃げ去ってしまった理由を誰も十分に説明しなかった。実際、セブはなぜそのような行動をとったかについて、そして、シャルルがアンダーカットしなかった場合や自身のMGU-Kが壊れなかった場合、何をするつもりだったかについて、本当の説明をほぼ拒絶した。

フェラーリは今や最速のマシンを持っているので、久しぶりにチームは本当に高揚している。しかし、誰かがドライバーをコントロールしなければならないという雰囲気もある。特に、ドライバーふたりのライバル意識が、頑張ってやっと手に入れた圧倒的なペースを損ねるようなら、すぐに。

2019年09月30日
フェラーリの無線ドラマ 全訳:2019年F1ロシアGP動画
・・・・・・・
F1ロシアGP 10の話題
part 1 | part 2 | part 3



2日間アクセスランキング
    10日間アクセスランキング
      30日間アクセスランキング


         誤字脱字誤訳誤変換その他間違いご指摘お願いします
        名前:
         
         

        ↑このページのトップヘ