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2019年10月03日

ハミルトンは本物のチャンプ、ボタスの存在意義:F1ロシアGP 10の話題

2019 F1 Russian GP

ルイス・ハミルトンとヴァルテリ・ボタス(メルセデス):2019年F1ロシアGP

4. ハミルトンは本物のチャンピオンの走りをした

レース後、フェラーリがいかにして優勝を逃したかについては大きな話題になったが、ルイス・ハミルトンがいかに頑張って彼らにプレッシャーをかけ続け、戦略的思考に影響を与えたかについて、思い出すことが重要だ。彼のペースがあったからこそ、フェラーリの順位交換がすぐに実行できず、シャルル・ルクレールが22周で、セバスチャン・ベッテルが26周でリア・タイヤをダメにしたのだ。

ボクサーのジャック・デンプシーは「チャンピオンとは、起き上がれない時に起き上がる人のことだ」と述べた。まあ、ルイスは今のところ、リングでダウンしそうになく、フェラーリのペースにもかかわらず6度目のタイトルを手にしつつある。しかし、彼がメルセデスのパフォーマンスすべてを引き出し、ミスを犯すことなく、ライバルにリラックスさせる瞬間を与えず、そして一番重要なことに、決してあきらめず、3位に甘んじることをよしとせず走ったのは、チャンピオンの真の証明だった。

27周目に幸運の女神が彼にほほ笑んだとき、彼は女神の手にキスをするために身をかがめて花束を用意していた…

5. 最近はトラック順位がすべてである

ルイスがシンガポールで最初に望んでいたように19周目にアンダーカットをしていれば、トラック順位を得ていたはずなので、優勝しただろう。しかし彼はアンダーカットをしなかったので、セバスチャンが順位をキープし、シャルルやマックス・フェルスタッペン、そしてルイスは何もできなかった。マシン後方の乱流が話題になっていることからわかるように、今のマシンではこういうことが起きる。

先週末も、ヴァルテリ・ボタスはメルセデスのピットストップの後、シャルルよりも上位のトラック順位を得た。フェラーリの方がおそらくかなり速かったが、勝ったのはシルバーアローだった。ルイスが「ジェット・モード」と呼んだフェラーリでさえ、オーバーテイクをしかけることができなかった。

個人的にはこれは期待外れで、ロス・ブラウンの2021年F1マシンのビジョンによって、誰もがトラック順位争いをできるよりよいチャンスが生み出されることを切に願っている。

6. ボタスはハミルトンの優勝に重要な役割を果たした

ボタスは日曜日に2位になっただけではなく、シャルル・ルクレールを抑えることができた。ルクレールがメルセデスのナンバー2ドライバーをさっさと片付けると予想しても許されるだろうが、今回は全く違っていた。ときどきミスを犯していたのはシャルルの方で、攻めすぎて危ない場面がいくつかあった。

最も記憶に留めておくべきは、特にフェラーリのふたりのドライバー間が対立しているので特に関係があるが、ヴァルテリは常にチームのために正しいことをしていることである。かつて、彼はルイスにレース優勝を譲ったことさえあり(ただしルイスはその後、お返しした)、シンガポールでもルイスがピットストップ後に5位に後退しないよう、やや減速せよという指示を守った。

チーム代表のトト・ヴォルフが、彼の契約を更新した大きな理由は、この好感の持てる高潔なボタスがチームに溶け込んでいるのが主な理由だと確信している。彼はチーム・プレーヤーとして大きな資産であり、だからこそメルセデスは苦しい時期でもこれほど強いのだ。

ルイスは、ヴァルテリとの関係について「僕らは協力している。だから敬意を持つことが重要だ」と述べた。

「その敬意は初日からあったと思う。僕らはシナリオについてとてもオープンに話し合う。ヴァルテリは、そのシナリオすべてをとても尊重してくれるので、僕らがシナリオに沿って行動することが重要だと思う」

これはおそらく現時点でのメルセデスとフェラーリのドライバーの決定的な違いだろう。

2019年08月29日
ヴァルテリ・ボタス 2020年もメルセデス:チーム公式発表
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F1ロシアGP 10の話題
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