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2020年07月16日

セバスチャン・ベッテルがレーシング・ポイントに移籍? 噂の真相

Sebastian Vettel to Racing Point - what's rumour and what's reality?

セバスチャン・ベッテルとレーシング・ポイントRP20

4度のワールド・チャンピオンが市場に出ているが、レーシング・ポイントが彼の2021年移籍先候補としてナンバー1に浮上している。しかし、すでにレーシング・ポイントはふたりのドライバーと契約済みで、シートはふたつしかないのに、ベッテルが移籍することは可能なのだろうか?

ベッテルはF1残留を望んでいるのか?

ふさわしいプロジェクトなら、イエス。マッティア・ビノット(フェラーリF1チーム代表)が電話をかけてきて、君はもうチームの計画の一部ではないと告げたとき、ベッテルは驚いた。他の契約オファーはなく、この知らせは、フェラーリがベッテルのシートに座る他のドライバーを探しているという意味だった。

ベッテルは大きなショックを受け、考えること、そしてすぐに来シーズンに向けて準備を整えるべきことが増えた。ベッテルはルノーのショートリストに掲載されていたが、彼はそちらを追求したくなかった。またマクラーレンも彼を求めなかった。

彼はメルセデスに移籍したかっただろうが、それは不可能に見える。また、レッドブルへの復帰も(ディートリッヒ・マテシッツが絶対的命令を出さない限り)ありそうにない。つまり、すでにセルジオ・ペレスとランス・ストロールと契約をしているにもかかわらず、レーシング・ポイントがグリッドで最善の選択肢となる。

レーシング・ポイントはベッテルとの契約を望んでいるのか?

レーシング・ポイントの公式見解は、ベッテルのような有名ドライバーと関連付けられることを喜んでいるというものだが、長期契約を結んでいるドライバーをふたり抱えている。

しかし、チーム代表のオトマー・サフナウアーは、言葉の選択に非常に慎重だった。彼は彼のレーシング・ポイントがベッテルと交渉していることを一度ならず否定したが、彼をほしくないとも言っていない。

ドイツ紙 "Bild" は、交渉が行われていると報じてたが、実際にそうだと見られている。

シルバーストンのチームにとって、来シーズンはアストンマーティンのブランドを掲げるので、掛け金が上がりつつある。そして大きな期待がかかっている。

オトマー・サフナウアーはすでに、3年以内に優勝争いをしたいと述べている。その目標を達成するのに、ベッテルが大きな資産になることは間違いない。

4度のワールドチャンピオンと契約するのは、チーム・オーナーのローレンス・ストロールが、投資家とスポンサー候補に対して彼のチームが真剣だという意図を示すことになるだろう。いろいろな意味で、考えるまでもない。

レーシング・ポイントがベッテルにとって都合がよい理由は?

ベッテルはまだ33歳で、彼が望めば少なくともあと7年はF1で仕事ができるだろう。彼の友人で元チームメイトであるキミ・ライコネンは今シーズン末で41歳になる。

つまり、アストンマーティン・レーシングのような長期プロジェクトは、彼の都合によいかもしれない。彼はさらなる成功を求めており、チャンピオンに値するパフォーマンスの能力があることを証明したがっている。

レーシング・ポイントは今年、成功しつつあるチームであることを証明している。RP20は、昨年の優勝マシンであるメルセデスと多くの類似点があるので、マシンに本格的なペースがあるのは当然だろう。フェラーリからさっさと逃げ出すベッテルにとって、失うものはない。

ベッテルが望んでいるのは、チャレンジできるマシンである。来年は規約が比較的安定しているので、来年も今のパフォーマンスがほぼ間違いなく持ち越される。さらに、彼はチームで働くスタッフを知っていると述べているので、移行も簡単だろう。また、レーシング・ポイントが、シルバーアローのエンジンやギアボックス、その他の部品を使用していることを考えると、メルセデスと非常に密接な関係があることは、誰でも知っている。

レーシング・ポイント/アストンマーティンで活躍すれば、メルセデスのワークスチームのシートの可能性も将来的に生まれるかもしれない。たとえそうならなくても、レーシング・ポイントは、2022年F1の新規約時代に活躍するタイプのチームである。

レーシング・ポイントRP20技術解説

セルジオ・ペレスとランス・ストロール(レーシング・ポイント)

ではランス・ストロールとセルジオ・ペレスはどうなのか?

レーシング・ポイントが、純粋なパフォーマンスに基づいて、ふたりのドライバーのうちのひとりの契約を解除すると決めた場合、それは簡単な判断になる。表彰台に立った経験もある、完成された中堅パフォーマーのセルジオ・ペレスを残し、ストロールを手放すだろう。

しかしもちろん、ストロールがオーナーの息子であるという問題がある。ランス・ストロールは、ストロール・シニアがそもそもF1に関わる大きな理由であり、彼がチームを所有していることで、息子にシートを与えているのだ。

したがって、ペアのうち未熟な方を手放す可能性は非常に低い。そうは言っても、ローレンス・ストロールは非常に成功しているビジネスマンであり、個人的な面を排除し、抜け目のないビジネス上の判断を通じて、大きな富を築いてきた。

彼は、ベッテルをペレスと組ませれば強力なラインアップになると感じるかもしれない。そして、経済的支援とともにストロールを他チームに移して、その間に様子をみようとするかもしれない。

セルジオ・ペレスについては、最高レベルで走っているグリッドで最も印象的なドライバーのひとりが、シートを失うことになるかもしれない。このようなシナリオでは、情報筋によると、彼がシートを必要とする場合、以前に交渉していたハースに移籍するだろうという。

セルジオ・ペレス(フォース・インディア/レーシング・ポイント)
セルジオ・ペレスは、レーシング・ポイントで5回表彰台に立っている。2014年彼がフォース・インディアに加わって以来、このチームでこれほど成功を収めたドライバーはいない。

しかし、実際のところ、移籍する可能性が高いのは、ローレンス・ストロールの買収以前にチームの救済で重要な役割を果たしたペレスである。ペレスの契約が2022年までであることを考えると、このような移籍は、集中的な交渉と、多額の経済的補償が必要になるだろう。さらには、ペレスのスポンサー団からの多額の支援も失うことになる。

だがローレンス・ストロールは、これはアストンマーティン・レーシングの発表時に、スター・ドライバーをマシンに乗せるために支払う代償であると考えるかもしれない。

2019年08月31日
セルジオ・ペレス 2022年までレーシング・ポイント:チーム公式発表

詳細がわかるのはいつか?

わたしにもわからない。移籍に関する噂は盛り上がっているし、舞台裏では間違いなく何らかの動きがある。

多くのことは、ベッテルがどれだけ早く決心するか、そしてレーシング・ポイントとストロール・シニアがいかにベッテルを口説き落とせるかにかかっている。

記事をお見逃しなく。

-Source: The Official Formula 1 Website

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