フリー走行に向けたF1マシンの準備 - チームワーク:F1インサイダーズ・ガイド
The insider’s guide to… Preparing a car through practice

ランド・ノリスのガレージ側はカルロス・サインツのセットアップを参考にすることもある。
どのチームもわずかに違うやり方で運営されているが、ドライバー、レース・エンジニア、パフォーマンス・エンジニアという核は標準単位である。
現代のF1マシンが複雑なため、トラックサイド・エンジニアの仕事は、ひとりの人間が楽に扱える以上になっており、メカニックと連携し、マシンの機械的セットアップに気を配る。
パフォーマンス・エンジニアはドライバーと密接に協力して、ドライビング・スタイルやディファレンシャル・セッティングやブレーキ形状など、ハンドルを通じて制御されるマシンの機能に集中する。

ウィル・ジョゼフは「我々はよく同じものを調べることがあるが、優先順位が異なる」と語る。
「スパナ対エレクトロニクスというのは単純化しすぎだが、それほど的外れでもない。どちらかというとドライバー・プラス・エレクトロニクスとドライバー・プラス・スパナかな」
2019年シーズン末にマクラーレンを離れたアンドリュー・ジャーヴィス(ノリスの元パフォーマンス・エンジニア)は、職務はノリス本人とコックピット内での彼の行動だと言う。
「ランド(ランド・ノリス)のドライビングの細かい事柄にもっと関心がある」
「つまり、わたしは電子系統に関わっているということだ。いわゆるおもちゃだが、ウィル(ウィル・ジョゼフ)のしていることにも送られる。例えば、ランドがブレーキング・ゾーンでフロントのロックで苦しんでいるとしよう。ランドにセッティングを調整させることで対応したり、ウィルがマシンの硬さを調節することができるだろう」
フリー走行に向けたF1マシンの準備
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markzu at 20:49│Comments(0)│F1を支える人々
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