F1メキシコGP 2016年サーキット・ガイド: FIA
F1 - 2016 Mexican Grand Prix - Preview
F1メキシコGPプレビュー
2016年10月28〜30日
先週末のテキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズのあと、F1は今週末に開催される2回目のメキシコGPのために国境の南に向かう。
2015年のメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスへのグランプリ・レーシングへの復活レースは昨シーズンのハイライトのひとつであり、23年ぶりにサーキットに戻ってきたF1に対して情熱的な声援を送る大観衆が、本当に特別な雰囲気をもたらした。
2016年10月28日
F1メキシコGP動画: 2015年レース編集 - 情熱的なファン
昨年、改修されたサーキットは、チームとドライバーに対し、メキシコシティの標高から舗装されたばかりのアスファルトまで、各種の変数を突きつけた。昨年のいくつかの未知数については対応が行われ、絶えず利用されて落ち着いたトラック路面は12ヶ月前とはかなり違う挙動を示す可能性が高いので、チームはコンディションを見極めるのにやや時間がかかるかもしれない。
昨年、タイヤ・サプライヤーのピレリは、ミディアムとソフトのコンパウンドを持ち込んだが、今年はこれにスーパーソフトが加わった。これによって、このサーキットでの正しい戦い方がさらに複雑になるだろう。
ニコ・ロズベルグは、今週末ドライバーズ・チャンピオンシップで覆せないリードを奪うチャンスがある。彼が日曜のレースで優勝し、ライバルのルイス・ハミルトンが10位以下でフィニッシュすれば、ロズベルグはチャンピオンになる。
しかし、ハミルトンは先週末のCOTAで記録に並ぶアメリカGPで5回目の勝利により、4度目のタイトルへの期待を持ち続けている。昨年のメキシコの雰囲気は間違いなくシーズンで最も熱烈なもののひとつだったが、今回はこの歴史あるサーキットでチャンピオンシップが決まる可能性があるため、雰囲気はさらに熱狂的になるだろう。
サーキット・データ
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
全長: 4.304km
ラップタイム記録: 1分20秒521(ニコ・ロズベルグ、メルセデス、2015年)
スタートライン/フィニッシュラインのオフセット: 0.230km
レース周回数: 71
レース距離: 305.354km
ピットレーンの速度制限: フリー走行、予選、レースすべて時速80km
サーキット・ノート
・ ターン8および11の芝の縁の一部にアスファルトが敷設された。
・ ターン12の "TecPro" 障壁の直線部分を深くした。
DRSゾーン
・ アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスにはDRSゾーンがふたつあるが、検出ポイントは1ヶ所で、ターン15の出口にある。最初の活性化ポイントはターン17の425m先、ふたつ目の検出ポイントはターン3の120m先である。
-Source: FIA
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markzu at 12:04│Comments(0)│F1サーキット・ガイド
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