F1ブラジルGP 2016年関連情報: FIA
F1 - 2016 Brazilian Grand Prix - Fast Facts
ファスト・ファクト
・ 今回は44回目のブラジルGPである。レースは1973年以来F1ワールドチャンピオンシップのカレンダーに掲載されている。リオのジャカレパグア・サーキットで10回(1978年、1981年〜1989年)、残りはサンパウロのインテルラゴスで開催されている。
・ ブラジルGPの最多優勝ドライバーは6勝(1982年、1984年、1985年、1987年、1988年、1990年)したアラン・プロストである。最多優勝チームは、12勝のマクラーレンで、2位は10勝のフェラーリ。しかしインテルラゴスでの優勝回数は2チームとも8回で並んでいる。
・ ニコ・ロズベルグは、ドライバーズ・チャンピオンシップで2位のルイス・ハミルトンに19ポイント差をつけている。今週末彼が優勝すれば、あるいはチームメイトよりも7ポイント多く獲得すれば、タイトル争いに勝つことができる。
2016年11月10日
ニコ・ロズベルグがF1ワールドチャンピオンになる条件: F1ブラジルGP
・ ブラジルGPは、2004年にシーズン末の日程に変更された。それ以降6回のドライバーズ・ワールドチャンピオンシップがインテルラゴスで決まっている。フェルナンド・アロンソ(2005年、2006年)、キミ・ライコネン(2007年)、ハミルトン(2008年)、ジェンソン・バトン(2009年)、セバスチャン・ベッテル(2012年)はブラジルでタイトルを獲得した。この中でブラジルGPで優勝したのはフェラーリ在籍中だったライコネンのみだった。
・ 現役ドライバーのブラジルGP優勝者は、ライコネン以外に4人いる。フェリペ・マッサはフェラーリで2006年と2008年、ベッテルはレッドブル・レーシングで2010年と2013年、ジェンソン・バトンはマクラーレンで2012年、ロズベルグはメルセデスで過去2年優勝している。
2016年11月09日
F1ブラジルGP動画: 名場面集とグランプリ紹介
現役F1ドライバーの優勝回数は、
フェリペ・マッサ2回(フェラーリで2006年と2008年)
セバスチャン・ベッテル2回(レッドブルで2010年と2013年)
ニコ・ロズベルグ2回(メルセデスで2014年と2015年)
キミ・ライコネン1回(フェラーリで2007年)
ジェンソン・バトン1回(マクラーレンで2012年)、
ルイス・ハミルトンはまだ優勝していない。
・ 意外なことに、ブラジルGP優勝者リストのなかにルイス・ハミルトンは含まれていない。現在の21戦カレンダーのうち、彼が優勝していないのはブラジルGPとヨーロッパGPのみである。
・ 今シーズン末にF1からの引退を発表したフェリペ・マッサにとっては、今回が13回目にして最後の母国グランプリとなる。サンパウロ出身のマッサは、2回の優勝の他、インテルラゴスで3回表彰台に立っている(2007年2位、2012年と2014年3位)。マッサはインテルラゴスでポール・ポジションを3回(2006年〜2008年)獲得し、最速ラップタイムを1回(2008年)記録している。
・ マッサは、母国GPで優勝したブラジル人5人のうちのひとりであり、インテルラゴスで優勝した4人のうちのひとりである。1973年、ロータスのエマーソン・フィッティパルディがこのサーキットで初のワールドチャンピオンシップ・グランプリ優勝を果たし、翌年はマクラーレンで再び優勝した。カルロス・パーチェは、彼にちなんでこのサーキットが命名されたが、1975年ブラバムで優勝した。アイルトン・セナはマクラーレンで1991年と1993年に、ネルソン・ピケは1983年(ブラバム)と1986年(ウィリアムズ)にジャカレパグアで優勝した。
・ 当初の全長7.960kmのインテルラゴス・サーキットは1973年から1977年までと1979年から1980年まで使用された。現在の短縮版トラックは1990年から使用されている。
・ 2003年のブラジルGPは赤旗で中断され、最終的にジャンカルロ・フィジケラが優勝した。これは彼にとっては初優勝、ジョーダンにとっては最後の優勝となった。またフォード/コスワースにとっては176回目のワールドチャンピオンシップ優勝だったが、21世紀唯一の優勝となった。
-Source: FIA
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markzu at 03:55│Comments(0)│F1サーキット・ガイド
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