いやー、強い。ほんとに強いですね。
7月5日から始まった、前半戦の最大の山場、ヤクルト−中日−ヤクルトの8戦。ここでどれだけ貯金を稼げるかで、大きく変わってくる大事なところ。最悪4勝4敗の5分にはしておきたいところ、そんな風にも思ってた。
 
ふたを開けてみると、どーだー。いきなりヤクルトに3連勝。完全に勢いに乗った阪神は、明日から名古屋に場所を移し、2位中日との首位攻防となる。ここで勝ち越す事が出来れば、ほんとにもしかするともしかしますね。

今日は阪神はブラウンが先発。昨日、一昨日の井川、福原と比べるとやはり安定感というか実績というか、がないものですから、ちょっと心配でした。

先手を取ったのはその心配の通りヤクルトでした。4回表、先頭ラミレスの安打などで一死2塁とされると、真中のタイムリーツーベースでまずは1点を先制されます。さらに一死1,3塁の場面で米野にスクイズを決められ、0−2とリードされます。

阪神はヤクルト石川に対し、3回までパーフェクトに抑えられますが、点を取られた直後の4回裏。先頭の赤星がまずはヒットで出塁します。続く鳥谷がツーベースで無死1,2塁とチャンスを拡げます。この場面でシーツがショートゴロと凡退しますが、赤星はそんなのお構いなしで、ホームイン、1−2とまずは1点差とします。金本三振の後、今岡、桧山が連続四球を選び、二死満塁のチャンス。この場面で矢野がレフト線に抜けるツーベースヒットで、2点追加し、3−2と逆転に成功。さすがは矢野、頼りになりますね。さらに続く8番藤本は敬遠で歩かされます。ここで岡田監督、ブラウンをそうそうに諦め、満塁男濱中を代打に起用、これが的中します。濱中は当たりはボテボテだったが、とんだコースがよかったのか、ショートへの内野安打、これがタイムリーとなり、4−2と2点勝ち越しに成功します。

ブラウンの後は、江草、藤川、ウィリアムスがヒットは打たれながらも、無失点に抑え、最後の久保田に繋ぎます。いやー、今日の久保田はよかった。最終回は、小野、青木、宮本と3者三振に斬って取り、ゲームセット。

阪神は連夜の逆転勝ちで、今季2度目の5連勝で貯金を今季最多の17にのばし、首位をがっちりキープ。しかし、今日の阪神の安打は得点をあげた4回に放った4安打のみで、それ以外はヤクルト投手陣に無安打に抑えられた。ただ、そのワンチャンスを活かして勝ちにつなげられるというところが、今の阪神の強さを物語っているのでしょう。

さぁ明日からは天王山第2ラウンド、ナゴヤドームでの対中日3連戦。まずは初戦を取りに行きましょう!

がんばれ、タイガース!!!