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新型コロナウイルスで、国民の多くに不安が蔓延している。
全国の小中高一斉臨時休校要請で、ますます不安と混乱が高まっている。
メディアは盛んに「検査難民」という言葉を繰り返し、お隣の韓国と比較して日本はなぜPCR検査を受けられないのか!と政府および厚労省の方針を非難し続けている。
野党は対応がゴテゴテになった政府をここぞとばかりに責め立て、「一致して国民を見えない敵から救うために力を尽くそう」という献身的な情熱も気概も見えない。
街を歩けば、すれ違うほとんどの人がマスクをして虚ろな目で歩いている。
異様な光景だ。


そうかと思えば、除菌と名のつく製品は売れ切れ続出、ついにトイレットペーパーまでスーパーの棚から姿を消した。
先ほど、アメリカのジャーナリストから電話が来た。
彼は笑っていた。

「どうして日本でトイレットペーパーがなくなるの?全く関係ないのにおもしろいねえ」

腹が立ったが滑稽にうつるのだろう。
何を考えてるんだよ、日本人は・・。
そういう笑いだ。
(結局アメリカでも同じことが起こった3月12日加筆)

今の世情はコロナウイルスそのものよりも危機的だ。
日本人よ、正気に戻れ。
確かにウイルスは見えない敵だ。
だが、過剰に恐れるな。
正しい情報を知って、落ち着いて行動しろ!
コロナにかかってもあなたは死なない!
そう声を大にして言いたい。 

●デマを見分けろ!
一体何がデマで何が本当なのか。
ほとんどの人が、公衆衛生や感染症の専門家じゃないから、何を信じて良いのかわからず
余計に不安になるのだろう。

僕も全くの素人だ。
だから、専門家にきいた。 
しつこいほどの一問一答を繰り返した。  
幸い、近くに感染症制御の専門家や医師たちがいる。
彼らの医療ネットワークにより、専門家たちの見解を入手できる。
医療者同士の情報交換もシェアしてもらった。 
その恵まれた環境を使って、正しい認識に至った。
これを読んでいるあなたにもぜひ役立ててもらいたい。


●PCR検査を保険適応すれば国家予算が無駄に失われる!
感染症制御の専門家がこう言った。
その理由は、

「陽性か陰性かはっきりしても、しなくても、治療としてやることは全く変わらないから」

だそうだ。
なぜならば、「これ!」といった、新型コロナウイルスへの特別な治療法がないからなのだ。
ワクチンもない。
この薬がきくかもしれない・・・といろいろ研究している段階だ。
あくまでも、この場合はこれを使ってみる、という対処療法でしかない。
総合大雄会病院 後藤礼司医師は、市販の風邪薬でも効くと発言されていた。(3/6グッとラックTBS
ただし、新型コロナはウイルスなので抗生物質は効かない。


すでに重症肺炎の治療をしている場合は、それを継続せざるを得ない。
検査で仮に陽性と出た場合、「外出しないで療養してください」と言う以外何もできない。 
繰り返すが、現在、新型コロナに対しての有効な治療法はないのだ。
だから、確定診断をされても、何かが変わるわけではないのである。

でも、仮に感染してもほとんどの人は治る。

ここが重要だ。
新型コロナはエボラ出血熱のように致死率が高くない。

もともと糖尿病などの持病があったり、高齢者の場合、重症になるリスクが高まるが、
重症になっても全ての人が亡くなるわけではない。
専門家会議の発表によれば、

発症した人の80%は軽症。
14%が重症
6%が重篤(極めて重い)

ということだそうだ。
しかし、重篤患者の半分は治っている。 

つまり、ほとんど治る。
致死率は高くなく、9割は死なない。 
ただ、高齢者の中で肺炎以外の病気を持っている方は、残念ながら亡くなるリスクが高くなる。
ただそれだけなのだ。

ただそれだけだと?!なんてやつだ!

なんて怒らないでもらいたい。
亡くなるリスクが高くなることが、どうでもいいことだとか、なくなっても仕方がないと言っているのではない。

「ただそれだけ」という意味は、

これは特に新しい事象ではなく、今までありふれた日本の現実だ!


ということ言っている。


●肺炎は世界的に最もポピュラーな病の一つ
いうまでもなく、新型コロナは肺炎の一種だ。
そもそもなのだが、肺炎は日本人の死因の第5位だ。
肺炎と誤嚥(ごえん )性肺炎【誤って気管に食物が入ってしまうこと】は別で集計されるようになった。
そのふたつを足せば死亡原因の第3位あたりになる。
平成2018年度は、肺炎で94,654人もなくなっている。
初期症状が似ているインフルエンザは年間1万人だから、そのやく10倍だ。 

全世界で毎年、

なんと4.5億人も肺炎を発症している!!

あっと驚く数だ。
肺炎というのは世界的に非常にポピュラーな病気なのである。  

日本は超高齢社会だから、誤嚥性の肺炎も多い。
肺炎で亡くなる方の97%以上が65歳以上の高齢者だ。
肺炎は高齢者の病だとも言える。

つまり、肺炎は『もともと高齢者の身近にある病』なのであって、新型コロナの登場でその原因の一つが増えた、ということにすぎない。

すぎない・・・なんて軽いことを・・・と怒るだろうか。
新型コロナには有効な治療法はないんだぞ!
死のリスクがあるんだぞ!
と思うだろうか。

確かにそうなのだが、実は普通の肺炎でも治療法がないものがあるのだ。
僕はこれを聞いて、むしろ、「え!」と思った。
数年前、ごく親しい人のお母様が肺炎で死にかけた。
新型コロナではない。
それまでの既存の肺炎のはずだったのだが、何をやっても良くならず人工呼吸器をつけなければならないレベルにまで重篤化して、瀕死の状態にまで陥った。
幸いにも結果的に治ったのだが、医者はお手上げだったから、ご本人の免疫力が最後には勝利したということになる。

こういうことは「日常茶飯事」だと言われた。
つまり今までも肺炎というのは、そういう病気なのだ。
しかし、誰もパニックしていないし、マスクの買い占めもしていないじゃないか。

いや、でも、死亡者が増えるじゃないか!

と言う方もいるだろう。
もちろん、感染者が増えれば、それにともない死亡者も増えるだろう。
それは不幸なことだし、そうなってほしくない。
だが、それはパニックしなければならないような事態でもなんでもない。

●非常事態でもないでもない
インフルエンザでは毎年1万人が亡くなっていて、恐らく新型コロナの致死率は最悪の場合その2倍くらいになるのではないかと、
予想されている。(現状未確定)
爆発的に感染が広がれば、最終的に2万人ほど死亡する可能性がある。

この数は多い。
これが少ないなどとは思わない。
しかし、これはパニックするようなことではない。

前述したとおり、平成30年(2018)の肺炎死亡者は94,654人だが、2016年はもっと多くて119,300人も亡くなった。この年は死亡原因の第3位だった。
2018より24,000人も多い。
しかし、ニュースにもなっていないし、誰もパニックしていない。
あなたは2016年に毎日ビクビクしながら、咳もないのにマスクをし、除菌をしまくる生活をしていたのだろうか?
日常の会話で、あなたはいったい何回「肺炎が怖い」という話をしたのだろう?
仮に新型コロナの死者が2万人増えてたとしても、2016年の死亡者数のレベルに戻るだけのことなのだ。

誤解しないでいただきたい。
僕は別に、新型コロナを無視して良いと言っているのではないし、亡くなる方が出たっていいなどと言っているのではない。

すでに、我々は全く知らないうちに、今の非常事態だと喧伝されている危機レベルと同じところを普通にくぐり抜けてきているのだ、ということを言いたい。
だから、 
アメリカ人から「なんでトイレットペーパー?」と笑われるようなパニック行動をとることが、いかに滑稽かということを認識してほしいということを言っている。


今、新型コロナが怖くてビクビクしている人は、今までどうやって生きてきたのかを思い出しなさい。
肺炎というのは、もともと毎年約10万人も死んでいる病気なのに、全く臆することもなく、マスクもせず普通に生活していたじゃないか!



●PCR検査偏重論に騙されるな!
恐らく多くの人々にとって最も関心のあるのは、PCR検査がなかなか受けられない!という問題だろう。
ワイドショーや報道番組は、一刻も早くPCR検査を保険対応にして、かかりつけのクリニックで誰もが検査をうけられるようにするべきだ、と言う。
特に、テレビ朝日モーニングショーのレギュラーコメンテーターは鼻息が荒い。
 
また元国立感染症研究所研究員の教授も「とにもかくにもPCR検査をせよ」の一点張りだ。
さらに、番組に出演するどこかの開業医も「自分が電話しても検査をしてくれなかった」と今の厚労省の対応を責め、早く保険対応にしろ!と言う。


当初から、厚生労働省は重症患者をいかに重篤化させないかに特化した対応に絞ってきている。モーニングショーをはじめ、ワイドショーやテレビで流れてくる情報を鵜呑みにしていると、まるでPCR検査さえできれば、ことが解決するかのような印象をもってしまう。
検査を受けることさえできれば安心なのだと錯覚しているようだ。

だが、結論から言えばPCR検査を誰もがする必要はないし、これを保険適応にして広く行うよになれば、陽性と診断される人が圧倒的に増えて、社会はもっと混乱する。
場合によっては医療崩壊を起こして、武漢や韓国のような惨状になる。

そういうことにならないためには、少しくらい不安だからと言ってPCR検査を受けようとするパニック行動をやめないといけない。

(3月6日に保険適応になったが、政府は検査を受けられる基準を下げていない。医療崩壊を防ぐための懸命な措置だ)   

PCR検査はうけてもうけなくても、医者が「治療行為」としてやることは一緒なのだ。


厳密に言えば、もし陽性と出れば、あなたの自由は奪われる。
公衆衛生の観点からいえば、あなたは隔離されなければならない。
人にうつさない点で、これは大いに結構だが・・・。
 
しかし、人々が不安を感じているのは、かかったらどうしよう、死ぬんじゃないか、という不安なのだ。そのためにPCR検査を受けた方がいいのではないかと思っている。
検査を受けて早期発見できれば、早期治療が実現すると思い込んでいるのだ。

何度もいう。
今現在、これだ!という治療法はないのだ。これは現実だ。
この点において、PCR検査を受けても受けなくても、なにも変わらない。 
 
そして、何もしなくても自然に8割以上の人は治り、重篤患者が出たとしても、発症者の9割は死なない!
つまりほとんど死なない! 
これもまた事実なのだ。


●PCR検査の弊害
マスコミの報道によって、猫も杓子もPRC検査!と言いだしている。
しかし、ここには大きな落とし穴がある。
PCR検査は万能ではないし完璧ではない。

PCR検査には、「感度」と「特異度」というのがある。
これは、陽性と陰性をどれだけ誤りなく確定できるか、という精度を表す指数のようなものだ。

現在、新型コロナウイルスのPCR検査の精度がどの程度かというと、これが実に驚きなのだが、なんと、なななんと、

検査によって200人の陽性を確定させるために、300人の偽陽性と、300人の偽陰性者をだしてしまう。


え?何それ?

と思うだろう??
僕もそう思った。

専門的には
 

よく理解してほしい。
偽陰性というのは、本当は陽性なのに、「陰性」に出てしまうことで、
偽陽性は、本当は陰性なのに「陽性」に出てしまうことだ。


偽陽性者は、陽性じゃない。
しかし陽性と出てしまうから、本当は感染もしていないし、自由に生活してよいのに、感染している!とレッテルを貼られ自由を奪われる。
これは人権侵害にあたる。

逆に偽陰性者は、検査によって「無罪放免」のお墨付きをもらってしまうことになり、本当は陽性なのに、自由に出歩いてウイルスを撒き散らす。

この両方とも大問題だ。
しかしこれが現実なのだ。
200人の陽性確定の背後に、これだけの問題がある。
(これは感度0.4  特異度0.9と仮定した場合だが、まだその精度がどの程度なのかも実のところ、結論は出ていない)

 以下二人の院長のブログも参考になる。

PCR検査とはそういうものだ。
これがまるで万能検査のように誤解され、誰もかれもがちょっとした不安で検査を受けることになると、あなたは、もしかすると感染もしていないのに感染者となってしまうリスクがある。また、せっかくマスクをして人に移さないようにと気をつかっていても、偽陰性と出れば大手を振って他人にうつしまくるという暴挙に出てしまうことにもなりえる。

それなのに、この検査を保険対応にして、心配になった人がどんどんクリニックを受診して、検査が次々に行われるようになると、とんでもない数の偽陽性と偽陰性を生み出すことになる。

これについては、神宮外苑ミネパルクリニック院長もこう書いている。

『要するに、罹患している人を200人、この集団から陰性にはじき出すための検査で、300人の非罹患者が陽性と誤診されてしまう検査ってことですよね。
その本当は罹患していないが検査陽性の人たちは容赦無く隔離されることになります。
だからこそ、だからこそ、無症候な感染者が多いと報道されてるってことですよ。
感染してないのだから無症候で当たり前。
ピンピンしていて隔離されているってことです 』
 
だから、PCR検査偏重主義を今すぐやめなさい。


●陽性=発症じゃない!
さて、これが非常に重要なのだけれども、仮にPCR検査で陽性が確定したとしても、それがイコール発症した、ということとは違うのだ。
症状が出ていなければ病人ではない!
 
ここが難しいところで、僕も何度も複数の医療従事者に確認した。
陽性はウイルスのキャリアであるということに違いない。
でもそれは、ごく少数のウイルスが見つかっただけで、その人が発症していない場合は、多くの人が一般的に思っている「感染者」とはならない。

つまり陽性でも発症もせず感染していないという人がいるわけだ。
これはややこしい話だが、疫学的には感染していても、臨床的には感染じゃないということになるらしい。
つまり、陽性=感染者の数ではない!
あたりまえだ。
そもそも、陽性と診断された人の中に、全く感染もしていない人も含まれてしまうのだから。

このことを我々は正しく知っておかなければならない。
 

専門じゃない医師の中にも、これが正しく理解できていない人が少なくないという。
これこそ、多くの人に正しく知ってもらいたいところだ。


●じゃあ、どうすれば?
咳などの風邪っぽいなと感じる症状が全くない人は何も気にせずいつもの通りに生活する。
風邪っぽければ、うつさないように配慮する。
これは新型コロナだけでなく、今までも、そしてこれからも普通のことであり常識だ。
そためにマスクは良いだろう。
そうでないなら、マスクは予防にならないので必要もない。
喉を保湿したいという理由であれば、マスクは疾患にかかわらず、常にしていてもいい。
声楽家などはそうしている人が多い。

熱が出て体調が悪ければ休む。
これも当たり前なこと。
新型コロナかも・・・と不安がってあたふたしなくてもよい。
 

2〜3日熱がひかない・・・
と思ってもとくに不安に感じなくてよい。
仮に新型コロナでも、免疫が活性化していれが発症しないし、しても治る。
今この瞬間も、たくさんの人が、そうとは知らずに治っている。
 
直すのは自分の免疫力だから、これを機に日頃から体調を管理して基礎代謝を上げ、
免疫力が日頃から下がらないようにすることだ。

それ以外は、特に変わったことはしなくてよい。
もちろん、公衆衛生学の観点から、人混みを避けるというのは無意味ではない。
だからと言って過剰に心配しなくてよい。
手洗いとうがいを習慣づけ、あとは
パニックせず、いつものように生活するのだ。


●過剰な自粛ムードは不安を煽るだけ
社会に自粛ムードの風が吹き荒れている。
早々と4月以降のイベント中止も次々に発表されている。
僕はHEAVENESEという一座の代表として、4月5日の公演を中止するかどうか思いあぐねていた。

すでに、中学校での公演が一つ中止になった。
しかし大阪の学校での公演は配信で行う。

新型コロナは確かに新種のウイルスであるが、既に述べてきたように、データや論文などにより脅威の実態が明らかになりつつあることを鑑み、世の中の過剰な自粛ムードを少しでも緩和する一助となることを願い、予定どり公演を開催する段取りで進めている。

国がイベント自粛を要請している時に、とんでもない!という批判もあるだろう。
不安な方を無理に集めたいと思っているわけでもない。


だが開催日は4月であって、その頃には事態が終息に向かっているべきであるし、そうであってほしいと願っている。
そんな期待と願いを込めて、自分が主催するイベントのことで恐縮だが、パニックするなと言っている者の意思表示として、予定どおりの開催で準備をさせていただいている、ということをお知らせすることをお許しいただきたい。

もちろん、主催のキョードー東京や後援の外務省から開催を中止するよう言われれば、それに反抗するつもりもない。

HEAVENESEは教育的エンターテイメント(エデュテーメント)を提供する一座だ。
笑いあり涙ありの複合的な要素によって一つの演目をつくり あげる。
今回の公演で、不安が蔓延する社会に、ほんの少しでも元気と力をお届けできるように、微力ながら努力したいと思っている。
(3月31日、5月20日に延期が決定)


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外務省後援 BRIDGE produced by HEAVENESE
開催日:2020年4月5日[日]

時間:15時開場 16時開演
場所:日本橋三井ホール
出演:HEAVENESE
料金:一般 5,000円/小・中学生 3,000円
(当日 一般 6,000円 小・中学生 4,000円)
※未就学児童無料(チケットは1枚につき1席となりますので、未就学児童で一人で座るための座席が必要な場合は、小・中学生用のチケットをご購入いただきますようお願いいたします)
※要ドリンク代別途 500円
[各種プレイガイド]  
チケットぴあ  Tel:0570-02-9999  
(Pコード:175-738)  [ WEB ] 
イープラス    [ WEB ]
主催:キョードー東京 
後援:外務省

お問い合わせ:COMMITTED INC.
Tel:03-3326-8587 
E-mail:office@heavenese.jp