2012年02月03日

だらだら

あんたのそれと、おいらのこれを、つないでみせたらどうだろう。
おいらのダメさと、あんたの欠落、つないでみせたらどうだろう。

どうせ足りてないんだな
どうせ俺たちゃ足りてないんだな

二人足しても足りてねえんだ。

見りゃわかるだろ、この態なんだぜ。
足りてないんだ、その態だもんな。
足してみなくてもわかるよな。

もっとつないでみせようぜ。
これじゃあ足りない、ってんならよ。
もっとつないでみせようぜ。
そーやってくしかないじゃんよ。

かっこ悪ぃよ、だったら笑おう。
かっこ悪ぃな、だから笑おう。

ダメだダメだ、って言い続けてさ、
だらだら、じゃらじゃら、腐り続けてさ
だらだら、じゃらじゃら、鎖つなげてさあ…

そしたらなんかに成れんじゃないかね。
そしたらなんかと会えんじゃないかね。
わかんねー、って言いつつな。
続けてくのがいーもんな。



marshmallow83 at 05:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

くたばれ

ただ黙って、果てろ。朽ちろ。だれろ。
日はまた昇るのだから。

ただ黙って、寝てろ。そこで、死ねよ。
そのうち生き返るのだから。

じたばた、わぁきゃぁ、騒ぐんでないよ。
見苦しいこと、繰り返すんじゃないよ。
どうせまた起きるんだろう?
どうせまた立ち上がるんだろう?
どうせまた誰かと話すんだろう?

明け方の珈琲を思って

ただ黙って、おまえ、くたばれよ。
ただまた立ちゃそれで一話は終わるんだよ。
それでまた二話に続くんだよ。



marshmallow83 at 05:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2012年01月02日

水面

こじあけようとしないで下さい。
私が必死で重しをつけて海に沈めたものを
拾い上げようとしないで下さい。

探さないでください。
誰にも見えないように深く深くへ沈めた「それ」を
敢えて見ようとしないで下さい。

沈めた「それ」が、私にぶち当たる。
私は粉々になるだろう。
私は散り散りになるだろう。
そんな日がどうか訪れるのではないかと、毎日毎日不安にかられるんです。

だから
どうか探さないでください。
いま、目の前でけらけらと笑っている馬鹿みたいな私だけ。
それだけを見ていてもらえれば、もうそれで充分なんです

こじあけようとしないで下さい。
ただ、ここで一緒にコーヒーを飲んで、それでいいんじゃないかと
私は思っているのだから。



marshmallow83 at 12:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

火を放て

マッチ棒を擦る。ぽっと小さなあかりがともる。

ねえ、火を放ちましょう?
これがもっともっと燃え広がるように。

ねえ、火を放ちましょう?
この灯りを、お祭りみたいにさ、大きく広めようよ。

灼熱の場所でダンスを踊ろうよ。

手もつないだりしちゃってさ、
思い切り暑苦しくて、汗かいて見苦しい感じでさ、
ダンスを踊ろうよ。

小さな火、広がる。気持ち、大きく広がる。
真っ赤な真っ赤な赤。それは情熱みたいな色。

かっこわるくて、最高に楽しい火を、
僕らのまわりいっぱいに広がらせようよ。

それ、すごくいいアイデアだと思うんだ。

さあ、早くそのマッチ棒を擦って!
考えるだけでさ、もう待ちきれないんだ!



marshmallow83 at 11:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年04月05日

散り散り

ひとまとまりにしようとしないで
そこが好いとは限らないから

ひとまとまりにしようとしないで
私はそれを好まないから

散り散りになったガラスでも 光が当たればダイヤみたいでしょ

箒で掃いたりしなくていい
この散り散りが それぞれ居場所

ひとまとまりにしようとしないで
引きずり込もうと脅さないでよ

marshmallow83 at 22:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!