いまさっきやろうと決めて勢いで始めたアドベントカレンダー。
走りきれる気が全くしない。
とりあえず初めて見る。
最近読んで面白かった面白かった短めのマンガを紹介するつもり。
まずは一本目。
きみの家族 (芳文社コミックス)
さっぱりした読後感でそれでいて暖かいような気分にさせてくれるマンガでした。
一巻完結。
どこにでもあるもうすぐ結婚する2人と、そのふたりのフツーの家族を中心に、独立した短いエピソードが淡々とつづく。
例えば最初のエピソードは父と母が語る雑煮の話なんだけど、たった7p。
母が父の実家で初めて正月の雑煮を出されたとき、餅しかはいっていなくてなくほどショックだったこと。逆に父が母の実家でに行ったときは、でかい器にこれでもかと具が盛られた雑煮にショックを受けてケンカをしたとか、そんな話を淡々と食卓を囲んで話しているだけ。
当然だれかが殺されるとか哀しい雨の中叫ぶとかそういうたぐいの劇的なシーンなんかはでてこない。
それだなのに面白い。
相手の考えてることなんて想像することしかできないし、相手の親や家庭のことなんてもっとわからない。ましてや相手の持っている社会なんてもっとわからない。
でも他人と一緒に住んで新しい家族なり社会なりを作ったり繋がったりしていくということは、その後ろにかならず連なってそういったものがあって、そういう連なりはつくり上げるものではなくて、時間をかけて積み上げていくもの。そういう積み重ねにたまに向きあうのもいいかなという気持ちにさせてくれる。
こんなことは日々生活してたら考えることは殆ど無いし、この物語の登場人物たちだって、姉/娘が結婚するという転機があったからそんな話をしているんだろう。それは読み手の自分たちにだって同じだし、だからこそそういう気持ちをこの短いお話の中で追体験させてくれるのはすごいことだたとおもう。
そんなマンガ。
帯には『共に過ごした日々が、「家族」を作る―』
だらだら書きましたけど帯に言いたいことは全部書いてありますね
走りきれる気が全くしない。
とりあえず初めて見る。
最近読んで面白かった面白かった短めのマンガを紹介するつもり。
まずは一本目。
きみの家族 (芳文社コミックス)
さっぱりした読後感でそれでいて暖かいような気分にさせてくれるマンガでした。
一巻完結。
どこにでもあるもうすぐ結婚する2人と、そのふたりのフツーの家族を中心に、独立した短いエピソードが淡々とつづく。
例えば最初のエピソードは父と母が語る雑煮の話なんだけど、たった7p。
母が父の実家で初めて正月の雑煮を出されたとき、餅しかはいっていなくてなくほどショックだったこと。逆に父が母の実家でに行ったときは、でかい器にこれでもかと具が盛られた雑煮にショックを受けてケンカをしたとか、そんな話を淡々と食卓を囲んで話しているだけ。
当然だれかが殺されるとか哀しい雨の中叫ぶとかそういうたぐいの劇的なシーンなんかはでてこない。
それだなのに面白い。
相手の考えてることなんて想像することしかできないし、相手の親や家庭のことなんてもっとわからない。ましてや相手の持っている社会なんてもっとわからない。
でも他人と一緒に住んで新しい家族なり社会なりを作ったり繋がったりしていくということは、その後ろにかならず連なってそういったものがあって、そういう連なりはつくり上げるものではなくて、時間をかけて積み上げていくもの。そういう積み重ねにたまに向きあうのもいいかなという気持ちにさせてくれる。
こんなことは日々生活してたら考えることは殆ど無いし、この物語の登場人物たちだって、姉/娘が結婚するという転機があったからそんな話をしているんだろう。それは読み手の自分たちにだって同じだし、だからこそそういう気持ちをこの短いお話の中で追体験させてくれるのはすごいことだたとおもう。
そんなマンガ。
帯には『共に過ごした日々が、「家族」を作る―』
だらだら書きましたけど帯に言いたいことは全部書いてありますね
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