ニタイとキナナ
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縄文物語―わのきなとあぐね
縄文物語―わのきなとあぐね

8日目は日常モノのマンガ。とはいえ表紙を見て分かるとおり舞台が縄文時代。

日常の中の細かな文化描写が面白い。縄文時代のビジュアルなんて教科書の挿絵でしか見たことなかったけど、そういう細かな描写のおかげで作品全体の説得力がものすごく上がっている。ボロ布石槍でウホウホじゃないんですね(そこまで行くと原人か)。

江戸時代などとと違って書き残された文献があるはずもなく、ここまで想像力を広げてかけるのはすごい。作者本人が土器を発掘したりが縄文文化に関してきちんとしたバックボーンがあるみたい。そういう人が描く特有の好きで好きで仕方ない!というオーラがにじみ出るようなマンガ 。

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