2010年03月08日

デルタニュートラルを持ち越すか手仕舞うか

SQまであと数日ですが、SQ間際になるとオプション買い玉の時間的価値の減少が急激に大きくなります。とくにATMに近いところほどセータが大きいので、うかうかしてると値動きがタイムディケイに負けてしまいます。

今日の時点でポジションを組みなおして、3C10750買い1枚、3P10250買い2枚のポジションに組みなおしていたのですけれど、持ち越すか手仕舞うか迷った挙句手仕舞いました。その根拠となった計算を示します。

ロングストラングルのデルタニュートラルではガンマロングで利益を上げています。これに対してセータが利益を減らす要素になります。
各ポジションについてそれぞれの要素を計算してみます。
225@10565デルタガンマセータ
C107500.23830.001224-8.9147
P10250-0.12350.000742-7.0019
P10250-0.12350.000742-7.0019
-0.00870.002708-22.9185

日経平均が10565円時点の各オプションのリスクパラメータを計算しています。デルタが-0.0087ですからミニ0.087枚売り相当ですね。ちゃんとデルタニュートラルになっていますね。
ガンマは0.002708です。
セータは-22.9185なのでかなり大きいです。1日でこの複合オプションのプレミアムは22.9185低下します。

ではガンマの効果が時間的価値の減少に打ち勝つにはどれだけの値幅が必要でしょうか?

プレミアムの変化のうち
ガンマ分=1/2xガンマx値幅の2乗
セータ分=セータx経過日数

明日の時点で ガンマ分>セータ分 となってほしいので、
1/2xガンマx値幅の2乗>セータx1日
値幅の2乗>2xセータ/ガンマ
これを計算すると、値幅は±130円以上必要ということになりました。
よって10565±130円なので、10435円以下か、10695円以上必要です。

明日この値幅はちょっときついかな?
ということで、今回は持ち越しせずに利確しました。

marubatsumarumaru at 22:40│Comments(0)TrackBack(0) オプション戦略 

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