丸の内ビジネスマンの独り言 : ファンド資本主義

ライブドア、ネット強化課題に・金融事業売却発表
　ライブドアは22日、証券など金融事業を統括する中間持ち株会社、ライブドアフィナンシャルホールディングスを、独立系投資会社のアドバンテッジパートナーズ（ＡＰ）に売却すると発表した。金融事業は売上高の過半、営業利益の8割を稼いできた主力事業。事業は大幅に縮小して、事実上グループは解体する。
　年内に中間持ち株会社株を、すべてＡＰが設立した受け皿会社に売却する。譲渡価格は175億円強。ライブドアからの借入金376億円を返済し、金融機関から新たに借り入れる。ＡＰは今後、中間持ち株会社の経営陣にも同社株を保有させる方針。
　中間持ち株会社は年内に社名を「かざか」に変更する。ライブドア副社長を兼務する持ち株会社の清水幸裕社長は「ライブドアの役員は辞任する」意向を表明した。
　堀江貴文被告（前社長）はかつて、ポータルと金融、放送を融合して事業規模などでヤフーを追い抜くことをもくろんだ。ニッポン放送の買収は実現しなかったが、金融やビジネスソフト事業を相次ぎ買収し、2005年9月期の連結売上高を780億円にまで膨らませた｡ (22:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D220C3%2022112006&g=S1&d=20061122
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ライブドアが金融事業を売却する。

相手は、アドバンテッジパートナーズ。

いわゆる「投資ファンド」だ。

投資ファンドは、まず、外部から資金を借りて会社を買収する。

そして、数年がかりで経営改革して企業価値を高め、①他社に売却したり、②株式を公開したりして投資益を狙う。

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世界のファンド、企業買収70兆円・06年総額
　【ニューヨーク＝藤田和明】ファンドによる企業買収が世界的に加速している。19日に合意したファンド大手ブラックストーン・グループによる米最大のオフィス専門不動産投資信託（ＲＥＩＴ）買収もあり、今年に入ってからの買収額合計は昨年通年の1.7倍に当たる70兆円規模に膨らんだもようだ。
　買収ファンドは外部から資金を借りて会社を買収。数年がかりで経営改革して価値を高め、他社に売却したり株式を公開したりして投資益を狙う。会社資産を切り売りするケースもある。世界的なカネ余りでファンドに大量の資金が流入。買収案件が大型化し、対象業種も不動産やメディアなどに広がっている。 (07:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061122AT2M2101321112006.html
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この流れは、世界も同様だ。

ファンド資本主義は当分続くだろう。

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