昨年、M&Aの件数のみならず、倒産の件数も過去最高。

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50487317.html

本日のNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で「よみがえれ、どん底の会社」と題する番組があった。

◇倒産寸前に追い込まれた会社の再建を助ける弁護士、村松謙一氏の仕事に迫る。彼が再建してきた会社は、東京佐川急便や長崎屋など一部上場企業から街角の個人商店まで100以上。現在も彼の弁護士事務所には、ひっきりなしに依頼者から連絡が入る。どれも待ったなしの深刻なもので、夜逃げや自殺を考えるまでに追い詰められた依頼者も多い。村松氏の一番の仕事は、追い込まれた経営者の代理人として会社のかじを取り再生の道を探ること。自ら債権者に向き合い、法律に沿って返済の猶予や債務の減額交渉に尽力する。そこには、経営難を理由に命を絶つ悲劇を少しでも減らしたいという村松氏の揺るぎない思いがある。経営難に陥ったそば店の再生に奮闘する村松氏に密着する。

http://www.nhk.or.jp/professional/

いわゆる「再生弁護士」の流儀である。

彼の仕事は、倒産しそうな企業を再生させること。


一件目は、私的整理(事業譲渡)。

新会社を設立し、会社の資産と従業員を当該新会社に譲渡し、会社を破産させる。

その際のポイントは、新会社に譲渡する負債をいくらにするか(少ない方がよい)。

債権者である銀行との調整が必要。

その際に必要なことは、

・窮地を救うのは「正直」

・過去じゃない「未来」を語る

ということ。

見事、債権者の同意を得た。


彼いわく

弁護士とは「護る」仕事。

「経済合理性」だけではなく

「人間の尊厳」も考えて仕事をしているという。

彼自身、プライベートでは15歳の娘を亡くし、仕事では倒産先の社長の自殺を目の当たりにし、命に対する思いは人一倍だ。


次の案件は、民事再生。

負債3億6000万、手元資金なしの会社。

その会社の社長に言ったことは、

・「失敗」を見つめろ

見事、債権者集会の賛同を得た。


彼いわく

・会社の救済=人生の救済

・常に「準備」してこそプロ

いずれの言葉も、身にしみる言葉だ。


なお、再放送は、以下のとおり。

・再放送
 総合 毎週月曜 午後4:05〜4:49
 BS2  毎週水曜 午後5:15〜5:59
 総合 毎週木曜 午前1:10〜1:54
     (水曜深夜)

是非ご覧あれ。

●番組司会の茂木健一郎のコメント
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070109/116571/


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