最近、会計に関するニュースが多い。

日興、三洋、ライブドア、富士通、日立・・・。

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50455323.html

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50570355.html

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50600445.html

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50604775.html

ご承知のとおり、会計は、企業の「目的」を達成をするため、それを記録する「手段(制度)」。

その「制度」は、「制度」で認められない会計処理はいわゆる「粉飾」である。

しかし、「制度」で認められた会計処理を行えば、いわゆる「益出し」や「利益隠し」ができるわけである。

http://blog.livedoor.jp/marubiz/archives/50573415.html

すなわち、企業は、「制度」で認められている範囲内において、「利益」をコントロールできるわけである(もちろん「キャッシュ」はコントロールできないが・・・)。

要は、企業は、「目的」が明確であれば、「利益」をコントロールできるわけである。

こんな当たり前のことを理解していないメディアや投資家は実に多い。

それが証拠に、メディアや投資家は、「赤字」となるやギャーギャー騒ぎ立てる。

会社の「目的」も考えずに・・・。


もっとも、ご承知のとおり、「制度」は国によって異なる。

これは、会計も同様だ。

しかし、これでは企業に資金を提供する投資家が困ることから、現在「制度」の統一化が進められている。

いわゆる、Convergence(コンバージェンス)である。

2006年1月31日、わが国の企業会計基準委員会(ASBJ)は、「日本基準と国際会計基準とのコンバージェンスへの取組みについて」を発表。

また、同2月27日、国際会計基準委員会(IASB)と米国財務会計基準審議会(FASB)は、「IFRSとUS GAAPの収斂に向けたロードマップ(覚書)」を発表。

これらの内容から、2009年までの主要な3会計基準の方向性の検討を行っている。

要は、「制度」を「ある程度」統一化することによって、企業のコントロールの範囲を「ある程度」明確にしようとする試みだ。


以上のようなことを「オールドエコノミーの広告紙」(?)である新聞や経理部員向けに書かれた会計の専門書をいくら読んでも分からないのが現状。

こういったときは、私のブログをチェックしていただくか(笑)、やはり専門家が分かりやすく解説した書籍が役に立つ。

もっとも、本屋にいけば粗悪な会計本だらけ・・・。

そんな中、とても切れ味のよい本を見つけた。

公認会計士の望月実氏の『会計を使って経済ニュースの謎を解く〜決算書の読み方が変わる7つのエピソード』。

会計を使って経済ニュースの謎を解く~決算書の読み方が変わる7つのエピソード


・甲子園球場の土地は時価155億円なのに、なぜ決算書には800万円でのっているのか
・V次回復の謎を解く〜日産のリバイバルプランでは売上が1,100億円しか増えていないの

なぜ利益が1兆円も増えたのか
・楽天はなぜ赤字なのに株価が高いのか
・ライブドア事件〜会計ルールの抜け道をつくことは粉飾か
・上場企業の業績は良いのに、なぜ肌で感じる景気は寒いのか

等、本ブログでも取り扱った内容を丁寧に解説している。

流石、会計士だけあって、会計の限界、それを踏まえて「利益」をどう見るか、非常に分かりやすく記載されている。

筆者のHPは、以下のとおり。

http://www.ac-intelligence.jp/mystery/index.html

あの『会計のトリセツ』と同じ著者。

数字がダメな人用 会計のトリセツ [取扱説明書]


ご承知のとおり、難しい本を中途半端に理解するより、簡単な本を完全に理解することのほうが重要。

読破した後は、専門書に進めばいいだろう。

是非一読を。


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