クレジット危機「せいぜい」半ば、オルトAローンなど警戒=S&P
2008年 08月 14日 06:44 JST
[ニューヨーク 13日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、過去1年にわたるクレジット危機について、「せいぜい」半ばを過ぎたのみで、プライム・モーゲージのデフォルトや米金融保証会社(モノライン)の問題が今後の金融機関の業績に打撃を与えるとの見通しを明らかにした。
S&Pのアナリスト、タニヤ・アザークス氏は電話会議で、プライムおよびオルトA(プライムとサブプライムの中間)モーゲージの債務不履行や支払い遅延の増加、モノライン問題を背景に、金融機関の業績は今後数四半期にわたって圧迫を受ける可能性があると述べた。
モーゲージ証券の価値が低下するなか、モノラインによる保証付金融商品に絡み損失計上を迫られる金融機関が増える可能性があると指摘。「かなり大きな問題が今後も起きると予想される」と語った。
クレジット問題の解決は「せいぜい」半ば程度で、かつてない時期に直面しているとの見方を示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33246020080813
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どうも、これからはオルトAローン(オルタナティブAローン)がやばいらしい。
ご承知のとおり、サブプライムローンは、借り手が低所得者などを対象とした住宅ローン。
一方、オルトAローンは、プライムローン(優遇ローン)とサブプライムローンの中間的なローン。
すなわち、借り手が、勤め先がしっかりしているなど与信力は高いものの、所得や資産内容に若干の問題がある人などを対象としたもの。
自宅の他に投機目的で購入するセカンドハウスに対して組む住宅ローンなど。
日本でも投資マンション・ブームがあったが、そのようなイメージだろう。
蜻蛉”投資”日記で引用されている、アメリカ大和証券三栖健児氏の住宅ローンの焦げ付きに関する見解が参考になる。
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Q.きょうの相場をどう見ますか?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).フレディマックの失望決算で朝方は安くはじまったのですが、原油安を受けまして、徐々に株が持ちなおしていったというところです。商品市況はきょうも売られましたが、資源関連が再編期待で買われています。またハイテクはシスコシステムズの好決算をけん引しました。
Q.優良な住宅ローンにも焦げ付きが広がっているようですね。
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).住宅ローンは大きくわけて信用力の高いプライムローンと低いサブプライムローン、そして中間に位置するオルトAローンに分かれています。2008年4月でのオルトAローンの返済遅延率は約12%と1年前の水準と比べて4倍近く増加しています。またプライムローンの遅延率も2.7%と倍増しています。したがって焦げ付きが信用力の高い層まで拡大していることがわかります。
Q.なぜ今になって拡大してきているのですか?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).支払い金額や期間を自由に設定できる仕組みに問題があります。サブプライムローンの場合、最初の2年は金利だけ支払う猶予期間があり、2年後から元本返済がはじまるような仕組みが多いです。住宅バブルのピークにローンを開始した人は本格的な返済に切り替わる2007年頃から支払い額が急増して、そのことで焦げ付きが増加しているという状況です。オルトAについてはこの猶予期間が5年〜6年と長いために2009年の後半くらいから焦げ付きが急増すると見られています。
Q.オルトAのローンの影響は?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).規模はサブプライムよりは若干小さく、住宅ローン全体の10%〜11%程度と言われています。信用度も比較的高く、サブプライムほどの悪化はないとの指摘もあります。しかし、オルトAは住宅ローン申請の手続きが簡単になっているため、投機目的に利用した人が多いとも言われています。必ずしも質がよいとは言えませんので、今後の遅延率の動向には十分注意する必要があろうかと思います。
http://warren.jugem.jp/?eid=664
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[ニューヨーク 13日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、過去1年にわたるクレジット危機について、「せいぜい」半ばを過ぎたのみで、プライム・モーゲージのデフォルトや米金融保証会社(モノライン)の問題が今後の金融機関の業績に打撃を与えるとの見通しを明らかにした。
S&Pのアナリスト、タニヤ・アザークス氏は電話会議で、プライムおよびオルトA(プライムとサブプライムの中間)モーゲージの債務不履行や支払い遅延の増加、モノライン問題を背景に、金融機関の業績は今後数四半期にわたって圧迫を受ける可能性があると述べた。
モーゲージ証券の価値が低下するなか、モノラインによる保証付金融商品に絡み損失計上を迫られる金融機関が増える可能性があると指摘。「かなり大きな問題が今後も起きると予想される」と語った。
クレジット問題の解決は「せいぜい」半ば程度で、かつてない時期に直面しているとの見方を示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33246020080813
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どうも、これからはオルトAローン(オルタナティブAローン)がやばいらしい。
ご承知のとおり、サブプライムローンは、借り手が低所得者などを対象とした住宅ローン。
一方、オルトAローンは、プライムローン(優遇ローン)とサブプライムローンの中間的なローン。
すなわち、借り手が、勤め先がしっかりしているなど与信力は高いものの、所得や資産内容に若干の問題がある人などを対象としたもの。
自宅の他に投機目的で購入するセカンドハウスに対して組む住宅ローンなど。
日本でも投資マンション・ブームがあったが、そのようなイメージだろう。
蜻蛉”投資”日記で引用されている、アメリカ大和証券三栖健児氏の住宅ローンの焦げ付きに関する見解が参考になる。
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Q.きょうの相場をどう見ますか?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).フレディマックの失望決算で朝方は安くはじまったのですが、原油安を受けまして、徐々に株が持ちなおしていったというところです。商品市況はきょうも売られましたが、資源関連が再編期待で買われています。またハイテクはシスコシステムズの好決算をけん引しました。
Q.優良な住宅ローンにも焦げ付きが広がっているようですね。
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).住宅ローンは大きくわけて信用力の高いプライムローンと低いサブプライムローン、そして中間に位置するオルトAローンに分かれています。2008年4月でのオルトAローンの返済遅延率は約12%と1年前の水準と比べて4倍近く増加しています。またプライムローンの遅延率も2.7%と倍増しています。したがって焦げ付きが信用力の高い層まで拡大していることがわかります。
Q.なぜ今になって拡大してきているのですか?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).支払い金額や期間を自由に設定できる仕組みに問題があります。サブプライムローンの場合、最初の2年は金利だけ支払う猶予期間があり、2年後から元本返済がはじまるような仕組みが多いです。住宅バブルのピークにローンを開始した人は本格的な返済に切り替わる2007年頃から支払い額が急増して、そのことで焦げ付きが増加しているという状況です。オルトAについてはこの猶予期間が5年〜6年と長いために2009年の後半くらいから焦げ付きが急増すると見られています。
Q.オルトAのローンの影響は?
A(アメリカ大和証券 三栖健児氏).規模はサブプライムよりは若干小さく、住宅ローン全体の10%〜11%程度と言われています。信用度も比較的高く、サブプライムほどの悪化はないとの指摘もあります。しかし、オルトAは住宅ローン申請の手続きが簡単になっているため、投機目的に利用した人が多いとも言われています。必ずしも質がよいとは言えませんので、今後の遅延率の動向には十分注意する必要があろうかと思います。
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