2010年07月14日

弁理士の醍醐味

今日は、久しぶりにクライアントのところに訪問し出願の相談をしてきました。

オンリーワン技術であり、最先端の装置で実演もして頂き、「すごいですね」と何度も感嘆しました。
この先の展望とかを伺うと結構壮大な計画で、聞いているこちらがワクワクしてきました。
絵空事の計画ではなくロードマップが描かれている計画で実現の可能性が大きいです。
このような既成概念を打ち破っていく発明をいち早く聞けるのが弁理士としての醍醐味で、携わらせて頂ける喜びを感じます。
逆に、プレッシャーも大きいわけですが...

なかなか勢いに乗っているお会社さんで、誰でも知っている超優良企業に自分のところの特許権のライセンスを供与するなど、特許出願の意義を改めて確認しました。
この会社が上場してたとして、株を購入したらインサイダー取引になるんでしょうか?
(Oさん、どうですか?よければコメント下さい)
そんなことまで考えるほど勢いのあるクライアントでした。

大きい企業であればあるほど、後々のリスクを考え、うやむやにせず事前にきっちりと権利関係を明瞭にしておくのかもしれません。(穴を突いて設計変更できる権利ではそこまでには至らないのかもしれませんが。)
確かに、後に権利侵害だと発覚すると、莫大な損害を被る可能性がありますし、当然に企業イメージ・ブランドイメージも失墜しますからね。

大きくない企業が生き残る方法として、特許権等の知財の活用と良く言われますが、そのことをまざまざと見せつけられた訪問でした。



maruchan_73 at 20:20コメント(0)トラックバック(0)業務日記  

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