2019年03月24日

『はつ恋』

190324本
『はつ恋』

村山由佳 著

海の近くの日本家屋に愛猫と暮らす、小説家のハナ。二度の離婚を経て、人生の後半をひとりで生きようとしていた。喪失も、手放すことも知ったから辿り着いた、古くて新しい恋人―。小説家が25年をかけて到達した、恋愛文学の至芸。(「BOOK」データベースより)


・ 逢いたい、といのはあくまでもその瞬間の気持ちの色合いなのであって、言われたほうも適当に応じておいてくれれば丸く収まる。それなのに、まるで自分が責められたかのようにむきになって、<そんなこと言われたって仕事なんだからしょうがないだろう>とか<どうしたって無理なことをわざわざ言われてもなあ>などと真面目に返されたら、むしろこっちが困る。そこを間違える男が世の中にはたくさんいる。

めんどくせぇ〜
  
Posted by marugaryman at 11:14Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月22日

『熱帯』

190322本
『熱帯』

森見登美彦 著

沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、いざ謎の源流へ―! (「BOOK」データベースより)


おいおい、京都へ行ったまま行方不明になった池内と、彼を追った白石のその後はどうなったんだ?
プロットを立てず、結末も考えないまま見切り発車したものの、物語をどう展開すればよいか分からなくなって強引に軌道修正した小説という印象。どのように収束させるのか心配しながら読んだ。

森見登美彦は好きだけど、引き出しの少なさに限界が見えた気がした。


・ イチゴはポジティブになる食べ物

確かに!
  
Posted by marugaryman at 21:54Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月18日

『サカナとヤクザ』

190318本
『サカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』

鈴木智彦 著

北海道から築地、九州、台湾、香港まで、5年にわたる長期取材でついにその実態を掴んだ!「高級魚を食べると暴力団が儲かる」食品業界最大のタブーを暴く。築地市場から密漁団まで決死の潜入ルポ! (「BOOK」データベースより)


あっち系の週刊誌の記事みたい。

北海道の密漁や特攻船、水産物ロンダリングの話は、具体的な人物団体名を除いてほぼ聞いたことのあるものばかりで、少し残念。
  
Posted by marugaryman at 10:22Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月15日

『ある男』

190315本
『ある男』

平野啓一郎 著

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。(文藝春秋内容紹介より)


・ 弁護士だろう、とか、日本人だろう、とか、何でもそうですよ。アイデンティティを一つの何かに括りつけられて、そこを他人に握り締められるってのは、堪らないですよ。

分かる。カテゴライズせずに一つの問題(又は個人)として向き合えばいいのにと思うことが多々ある。
  
Posted by marugaryman at 16:49Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月12日

『新章 神様のカルテ』

190312本
『新章 神様のカルテ』

夏川草介 著

信州にある「24時間365日対応」の本庄病院に勤務していた内科医の栗原一止は、より良い医師となるため信濃大学医学部に入局する。消化器内科医として勤務する傍ら、大学院生としての研究も進めなければならない日々も、早二年が過ぎた。矛盾だらけの大学病院という組織にもそれなりに順応しているつもりであったが、29歳の膵癌患者の治療方法をめぐり、局内の実権を掌握している准教授と激しく衝突してしまう。舞台は、地域医療支援病院から大学病院へ。シリーズ320万部のベストセラー4年ぶりの最新作にして、10周年を飾る最高傑作! 内科医・栗原一止を待ち受ける新たな試練! (小学館内容紹介より)

面白かった。少し泣いた。
このシリーズを読むと日本酒が呑みたくなる。


・ 手取り16万円

院生という立場もあるのだろうが、9年の経験のある医師がほぼ休み無しで働いてこの給料ということに驚いた。
  
Posted by marugaryman at 18:30Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月09日

パンク

190309コンプレッサー 仕事から戻ると、乗用車のタイヤの一つがパンクしていた。トラックのタイヤなら何度もバーストやパンクを経験しているが、自分の乗用車がパンクしたのは初めて。これはきっとパンクテロに違いない。
 そのまま走るわけにはいかないので、スペアタイヤに交換しようと乗用車のありとあらゆる所を探してみたのだが、ジャッキはあるのに肝心のタイヤが無い。もしかしてタイヤ泥棒か? 心の余裕が一気に半減、血圧と体温が低下し、鼻水は凍り、涙を浮かべながら震える手でディーラーに電話したところ、親切なスタッフがスペアタイヤは最初から積まれていないと教えてくれた。規制緩和でスペアタイヤを積む義務がなくなったらしい。
 かわりにパンク修理キットと小型のコンプレッサーが積んであるというので、それを使うことに。パンク修理材を使うと、そのタイヤは二度と使えなくなる可能性が出てくるらしいので使わずに、先ずはコンプレッサーでエアを入れ、すぐに抜けないようならそのままディーラーまで走って行くことにした。
 コンプレッサーの電源はシガーソケットから。あとはスイッチを入れるだけ。何て簡単。少し大きな音がして、あっという間にタイヤが膨らんだ。エアが抜ける様子がないので、テツ氏はそのままディーラーへ走り、修理してもらったらしい。
 それにしてもこの小型コンプレッサーはとても便利。これがあればゴムボートや浮き輪、某氏のダッチワイフに空気を入れるのも楽勝である。こんなものが標準装備で車に載っているとは知らなかった。テツ氏は今、色んなものに空気を入れたくてうずうずしている。
  
Posted by marugaryman at 18:16Comments(4)

2019年03月07日

『善と悪の経済学』

190307本
『善と悪の経済学』

トーマス・セドラチェク 著

人類の幸福を示せるか?欧州騒然!チェコのベストセラー、ついに日本上陸。歴史、哲学、心理学、古代の神話。知の境界を越える5000年の旅。経済学の進むべき道はここにある。(「BOOK」データベースより)


経済学には倫理と道徳が必要。気持ちは分かるのだが、もう人類は引き返すことの出来ないところまで来てしまった気がする。


・ 私たちの抽象的な倫理観も不完全であり、善悪の見分けがつかない。

それな。
  
Posted by marugaryman at 12:47Comments(0)本を読もう 2019

2019年03月06日

こんな所で

190306バックするなよ。頼むでしかし。
  
Posted by marugaryman at 20:01Comments(0)

2019年03月04日

初めての内視鏡検査

辛かった。涙ぽろぽろ。唾は飲み込まず、そのまま垂れ流してくださいと言われた時の屈辱は忘れない。
テツ氏の食道から胃、十二指腸にかけては驚くほど美しく、テツ氏の胃壁に比べるとヴィーナスの微笑みなど死にかけの豚の肛門に等しいほどであった。画面に映し出された胃の画像を見た医師は言葉を失くし、目に涙を浮かべてこう言った。

「美しい。これぞ宇宙の神秘だ。医者になって本当に良かった」

隣にいた看護師は感動を抑えきれず、スマホを取り出し、SNSに 「神に出会った」 と投稿したらしい。

検査結果は来月、口頭で説明される。
  
Posted by marugaryman at 18:08Comments(4)

2019年03月03日

姫路中央市場

190303姫路中央市場テツ氏は姫路で芋を降ろしていたらしい。

いよいよ明日は人生初の人間ドックである。午後10時以後は何も食べてはならぬと言われているので、テツ氏は病院に行く前に空腹で倒れてしまうのではないかと心配している。
  
Posted by marugaryman at 10:18Comments(3)

2019年03月01日

これは

190301トイレ怖いな。
  
Posted by marugaryman at 08:58Comments(2)

2019年02月26日

春やな

190226桜テツ氏は岡山にいるらしい。
  
Posted by marugaryman at 13:08Comments(3)

2019年02月24日

『地球星人』

190224本
『地球星人』

村田沙耶香 著

私はいつまで生き延びればいいのだろう。いつか、生き延びなくても生きていられるようになるのだろうか。地球では、若い女は恋愛をしてセックスをするべきで、恋ができない人間は、恋に近い行為をやらされるシステムになっている。地球星人が、繁殖するためにこの仕組みを作りあげたのだろう―。常識を破壊する衝撃のラスト。村田沙耶香ワールド炸裂! (「BOOK」データベースより)


前作の芥川賞を受賞した『コンビニ人間』より面白かった。
心が壊れる直前に防衛本能が働いて、無意識に現実逃避するようになっているのかもしれない。

テツ氏の知人にも、自分は魔法少女だと言う人がいる。30代男性である。色んな意味でマジカル。
  
Posted by marugaryman at 18:23Comments(2)本を読もう 2019

2019年02月22日

『グレート・ギャッツビー』

190222本
『グレート・ギャツビー』

スコット・フィッツジェラルド 著

豪奢な邸宅に住み、絢爛たる栄華に生きる謎の男ギャツビーの胸の中には、一途に愛情を捧げ、そして失った恋人デイズィを取りもどそうとする異常な執念が育まれていた……。第一次大戦後のニューヨーク郊外を舞台に、狂おしいまでにひたむきな情熱に駆られた男の悲劇的な生涯を描いて、滅びゆくものの美しさと、青春の光と影がただよう憂愁の世界をはなやかに謳いあげる。(新潮社内容紹介より)


昔の女を忘れられず、未練たらたらな男の話。純粋な愛と解釈するか、気持ち悪いと解釈するかは人それぞれ。
整髪料の名前になっているくらいだから、もっとカッコイイ男だと思っていたのに、想像と違った。

語り手であるニックの目から見た当時のアメリカ社会と人間模様に関する表現が秀逸。現代日本にも通ずる点もあり、色々と考える良いきっかけになる。
  
Posted by marugaryman at 17:50Comments(2)本を読もう 2019

2019年02月19日

日野自動車

190219日野テツ氏は自分のトラックが車検なので、代わりに駐車場の隅に放置されていたトラックを借りて仕事をしている。日野のトラックに乗るのは何年振りだろうか。
驚いたのは発進時の動きの緩慢さである。言葉にするなら、「もさぁ」 「もやぁ」 「ゆるゆるぅ」 といったところか。とにかくシャキッとしない。せっかちな人が運転すればストレスを感じるのではないだろうか。
もしかしたらこれは、日野自動車が大手ペットショップと提携して意図的にこのような車を作り、ストレス過多となった運転手が癒しを求めて犬や猫を買いに行くよう仕向けているのではないか。動物が売れれば餌も売れるので、大手ペットフード会社も組んでいるに違いない。実際テツ氏は野良猫に話しかけたり、散歩中の柴犬に微笑んだりしている。
恐るべし日野自動車。危うくその術中に陥るところであった。テツ氏のトラックは今日、車検から戻ってくる。あと一日遅ければ、テツ氏の部屋は犬猫だらけになっていたであろう。
  
Posted by marugaryman at 09:09Comments(5)

2019年02月17日

明石海峡大橋

190217明石海峡大橋橋で路駐して海を見るやつって本当にいるんだな。追突されるぞ。
  
Posted by marugaryman at 13:43Comments(5)

2019年02月14日

『爆身』

190214本
『爆身』

大沢在昌 著

謎の人体発火は呪殺!? 本名、年齢不詳。凄腕のボディガード・キリ。警護を依頼されたニュージーランド在住のフィッシングガイドが目前で爆死した。生前「自分は呪われている」という言葉を残して。謎のフィクサー・睦月の依頼でキリは事件の真相を追うことになるが…。(「BOOK」データベースより)


増本の殺害方法が今ひとつ説得力に欠けるように思う。そんな方法で狙ったタイミングで確実に殺せるかね。
アセトンって安価で簡単に入手することが出来るんやな。

宮部みゆきの『クロスファイア』が読みたくなった。
  
Posted by marugaryman at 21:23Comments(2)本を読もう 2019

2019年02月13日

これは

190213なぜ後ろに滑り落ちないのだろう。
  
Posted by marugaryman at 13:19Comments(3)

2019年02月10日

でぶ猫

190210猫テツ氏は公園で太った猫に話しかけていた。その様子を、犬の散歩をしていたおばさんがニコニコしながら見ていた。もしかしたら、テツ氏は頭のおかしい男と思われたか、もしくは猫しか喋る相手のいない可哀想な人と思われたのかもしれない。しかしそれは違う。頭のおかしいのはテツ氏ではなく猫の方で、可哀想なのもテツ氏ではなく猫の方なのだ。
テツ氏は今日も明日も仕事である。3連休など関係なく、諭吉のために働くテツ氏は、もしかしたら可哀想なのかもしれない。
  
Posted by marugaryman at 16:13Comments(3)

2019年02月08日

『λに歯がない』

190208本
『λに歯がない λ HAS NO TEETH』

森博嗣 著

完全に施錠されていたT研究所で、四人の銃殺死体が発見された。いずれも近距離から撃たれており、全員のポケットに「λに歯がない」と書かれたカードが入っていた。また四人とも、死後、強制的に歯を抜かれていた。謎だらけの事件に迫る過程で、西之園萌絵は欠け落ちていた過去の大切な記憶を取り戻す。(「BOOK」データベースより)


死生観について考えるきっかけになる。

やはり赤柳探偵は香具山紫子なのか?

  
Posted by marugaryman at 21:54Comments(0)本を読もう 2019