2017年04月22日

『なぜ「話」は通じないのか』

170422本
『なぜ「話」は通じないのか―コミュニケーションの不自由論』

仲正昌樹 著

いま社会の様々な場面で「話」が通じなくなってはいないか?人の話をよく聴いたり読んだりしないまま、適当に分かったつもりになって、特定のキーワードにだけパブロフの犬のように反応するお子様な人たち。知識人から2ちゃんねらーまで、こうした困ったひとびとの増殖は、何を背景として生まれ、社会に何をもたらすのか。「話」が通じなくなるその構造を、気鋭の研究者が哲学・思想的な観点から分析。お互いが抱える「卑小な物語」の枠を超え、真の意味での「対話」の必要性を説く、哲学・思想エッセイ。日本社会に蔓延する「話が通じない病」を撃つ。 (「BOOK」データベースより)


少し攻撃的な文体に好き嫌いが分かれるかもしれないが、内容はとても勉強になる。私も気をつけなくてはならないと思う。


・ 我々の「世界」は、実は、相互に必ずしも整合性があるとは限らない無数の「物語」の連鎖として成り立っている



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/marugaryman/52219130
この記事へのコメント
聞こえるもの、見える色、匂いなど、実は人の数だけあるんですよね。理解の共有は実は貴重な体験かもしれません。
Posted by キクチ at 2017年04月22日 13:23
◆キクチさん

>理解の共有

実際、なかなか難しいと思います。共有出来たと思っていても只の勘違いかもしれないし、相手が妥協しただけかもしれない。もしかしたら戦略的に共有出来たと思わされているだけかもしれない。そこに感情というものまで加わるので、人は複雑で面倒臭い生き物だと思います。
Posted by テツ at 2017年04月23日 13:29