c4bc0056.jpg 先月から今月にかけて、東洋蝙蝠研究所会員によるコウモリ生息数の調査が集中的におこなわれた西表島では、いくつかの洞窟において今年も多数の記録をすることができました。
 中でもリュウキュウユビナガコウモリの繁殖実態についてはこれまでに無い貴重な知見が得られたことが特筆すべき結果といえるでしょう。今後、この地方のコウモリ保護に対して非常に参考になるものでした。
 このようにこうもり博物館を拠点として、日本各地でコウモリ類の存続にとって大切な生息地というものを把握するよう、多くの協力を得ながら調査が続けられています。今月は、今週来週と近畿地方や中部地方での現地調査を計画しています。自然を大切にしたい方の参加をお待ちしています。