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本日は重陽、またの名を菊の節句と言います。そこで、キクガシラコウモリを観察に行ってきました。
なんだか日本全国どこにでも普通にいそうなコウモリに思える本種ですが、あまりに普通なためか、意外ときちんと調べられてはいないようです。
そんな中で、市町村ごとに分布する種の確認が徐々におこなわれている北海道では、これまで公表された日本最北端のキクガシラコウモリは苫前町に分布しているものだと明らかにされています。
この秋、苫前町の集団は、以前記録があった時よりも個体数が増え、大集団とは行かないまでも数年かけて規模を大きくしたようです。
年に一度子供を産んで育てるだけのため、コウモリはなかなか数が増えにくい動物ですが、漸増傾向にあることは、その周辺の自然がゆっくり豊かになっていることそのものなのかもしれません。それとも、さらに一回り遠くの自然が、何か動物にとって居づらい環境になってしまっているのでしょうか。
大きな範囲でとらえ、小さな変化を見落とさずに観察していく必要がありそうです。